
マラソンブロガーのtomoです。
京都でも千葉でもない、地元埼玉の「鴨川」のランニングコースを紹介します。
今回走ったのは、埼玉県上尾市にある最上流の「かぶと橋」から埼玉県さいたま市の「三貫清水」までの区間です。
皆さんは、鴨川(かもがわ)と聞いて何を思い浮かべますか?
きっと多くの人は京都市内を流れる鴨川が頭をよぎるのではないでしょうか。
あるいは「鴨川シーワールド」のある千葉県鴨川市かもしれません。
今回紹介する鴨川は、京都でも千葉でもなく、「tomo」の地元・埼玉を流れる川。この地に住んで7年が経ちますが、埼玉にも鴨川があることを知ったのは最近のこと。
北は埼玉県桶川市を源とし、上尾市とさいたま市を流れ、南は埼玉県朝霞市で荒川に合流します。一応、一級河川。
たまたま上尾で用事があり、2時間ほど待ち時間が生じたので、最上流域(上尾市)から三貫清水(さいたま市)まで、鴨川沿いをランニングしてきました。
用事というのは、長女が受験したとある資格試験。上尾駅近くに会場があり、付き添いで一緒に向かったものの、試験中は外で待機しないといけません。
ファミレスで時間を潰すのはもったいないので、ランニングウェアを着ていき、そのまま走りに出かけました。
JR上尾駅西口から1kmほど西へ向かうと鴨川にかかる「富士見橋」が見えてきます。
まずは富士見橋から上流(北)を目指します。こんな感じで片側一車線の歩道を走ります。
「新弁財橋」を過ぎると、歩道と鴨川の間に散策路が整備されていました。
地域の人々の水辺利用の促進を目的として整備されており、地元住民と思われる方たちが散歩したり、水遊びしたりしていました。
散策路の両側は草ボーボーで、走っていると探検家になったような気分です。
散策路は一級河川の起点でもある「鴨川橋」まで続いています。その先は川幅が狭くなり、遊歩道のない片側一車線の道を北進し続けます。
そして最上流域の「かぶと橋」までたどり着きました。鴨川はこれよりも埼玉県桶川市へと続きますが、地下に埋没した暗渠となります。
というわけで、こちらでUターンして「富士見橋」まで戻ることにしました。
今度は「富士見橋」から鴨川沿いを南へ向かいます。
左岸には「富士見親水公園」という水辺の公園が広がります。
そしてその先は「ふれあい遊歩道」と呼ばれる散策路があります。「三貫清水 3.4km →」の標識を見つけたので、とりあえず三貫清水を目指してみます。
途中、こんなワイルドな道を突破します。思いもよらずクロスカントリー走が楽しめて良かったです。
基本、砂利道なのでアスファルトよりも長距離走に向いています。でも夜間は怖くて走れないですね……。三貫清水まであと500m。
三貫清水(さんがんしみず)は、埼玉県さいたま市北区にある湧水池です。鴨川の東側に位置し、最寄駅はJR大宮駅から高崎線で一駅のJR宮原駅。
この辺り一帯だけ深い緑で覆われており、遠くから見るとまるで「トトロの森」のようです。
三貫清水の真ん中を行き来する道はかつて「鎌倉街道」があった場所。木のトンネルが500mほど続きます。
三貫清水は江戸城を築城した室町時代の武将、太田道灌(1432-86)ゆかりの地でもあります。たまたま訪れたこの地で湧水を飲み、あまりに美味しくて三貫(お金)をくれたとか。
ここから鴨川はさらに南下して埼玉県朝霞市で荒川と合流します。これ以上走り続けると、娘のお迎えに間に合わなくなってしまうので、Uターンして再び上尾に戻りました。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディアです。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信しています。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
マラソンブロガーの活動を通して得られた実体験をもとに、自費レビュー、徹底解説、レース攻略、旅ランニング、コラムの5つのテーマで執筆しています。
情報発信はツイッター(tomorunblog@)、練習記録はStrava(tomorun)を利用しています。Stravaは基本的に相互フォローさせていただきます。
当ブログの運営や紹介する商品の購入はアフィリエイトの広告収入で賄っており、特定企業・団体・人物から金銭的支援やPR案件は一切受けていません。
商用利用は不可。ブログやSNSなど個人で利用する場合は、当ブログの名称(ともらん)と引用リンク(https://tomo.run)が明記されていれば許諾なしで利用可能です。