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【東京・山手線1周ランニング】沿線内側40kmを走ってきた

【東京・山手線1周ランニング】沿線内側40kmを走ってきた

東京のど真ん中をランニングしてみたい、という方のために山手線沿線を1周する40kmのコースを解説。私が2026年1月に走った時の様子も紹介します。東京の主要なスポット巡りができるので、休日の長距離走、旅行や出張のついでに走ってみてはいかがでしょう。

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私の個人的な体験

先日、正月休みに東京の中心を周回するJR山手線の沿線を走って1周してきました。私はフルマラソンのレースに向けて月に2〜3回は30km以上のロング走をやっているのですが、いつも走り慣れた近所で走るのは退屈だし苦痛。何か楽しい要素を取り入れたいと思い、最近はロング走をやりながら旅ランを楽しんでいます。

山手線1周ランは、ランナーにとっては定番の旅ランコース。ルートにもよりますが、1周すると40km前後で、フルマラソンとほぼ同じ距離。半日〜1日あれば余裕で走り切れてしまいます。また、道中では東京駅や上野駅、新宿駅を始め、東京の主要な駅とスポットを通過するため、東京観光もできて一石二鳥。

ランニングコースの概要

山手線を1周するのに特に決まったコースはありませんし、どこから走り始めてもOK。沿線の外側を走っても良し、内側を走っても良し。ただし山手線が停車する30駅をすべて巡るのがおすすめ。スタンプラリー的な感じで、少しずつ達成感を得ることができ、次の駅まで頑張ろう!とモチベーションも維持しやすくなります。

今回私は東京駅の丸の内駅前広場からスタートし、山手線沿線の内側を走って30駅をすべて巡ることにしました。山手線の線路の1周の距離は34.5kmなので、35〜36kmになるかなと思いましたが、所々で迂回を強いられるので、結局40kmになりました。沿線の外側を走るともっと長くなると思います。

東京駅からスタート

というわけで東京駅からスタート。この日は1月3日。空は晴れていますが、気温は1℃と冷え込んでいます。午前10時過ぎに東京駅の赤れんがの駅舎に別れを告げて走り始めました。途中、大手町では箱根駅伝のフィニッシュ地点付近にすでに人が集まっています。数時間後にはここを往路10区の選手が駆け抜けていくのですね。

早くも神田駅に到着。この辺りはオフィス街の大手町と違って、昭和のムードが漂っています。

しばらく高架下の横を走り続け、万世橋を渡るとオタクの聖地、秋葉原に到着。初売りでもやっているのか、ものすごく混雑していました。

次の御徒町駅は高架下にポツンと入口があり、思わずスルーしてしまいそうになりました。駅前の松坂屋上野店の前にパンダの置物があったので、そちらに気を取られがち。

その後、日本有数の商店街「アメ横」を通過。さすがに人が多すぎて走れないので、ここは歩かざるを得なかったです。

アメ横を抜けると、上野駅に到着。このまま沿線を直進するのではなく、上野公園に寄り道しながら走りました。コースなんて、有って無いようなものですから。自分が興味のある所はどんどん寄り道してOK。ただし距離と時間が伸びていくので、そこだけ注意しましょう。

上野の寛永寺エリア

江戸時代、京都の鬼門を守る比叡山に倣って、江戸の鬼門を守る東叡山寛永寺が1635年に創立されました。今回初めて知ったのは、上野駅〜鶯谷〜日暮里の一帯はもともと寛永寺の敷地だったこと。上野公園も昔は寛永寺の境内。それが彰義隊の戦で焼け落ち、明治時代に日本初の公園に生まれ変わります。

新坂という坂を下ると、山手線で最もマイナーな駅と言われる鶯谷駅に到着。

鶯谷駅の南側は霊園が広がります。私有地っぽいので、迂回しながら走り続けます。その後、谷中墓地を通過。ここは、さくら通りという一般道が走っているので、通行させてもらいました。そして紅葉坂を下って日暮里駅に到着。

沿線沿いの道路を進んでいくと、あっという間にお隣の西日暮里駅に到着。

田端駅では、駅前の田端文士村記念館が目に留まりました。この辺りには明治中期以降、芥川龍之介、室生犀星、萩原朔太郎、菊池寛などの文士が集い「文士芸術家村」を形成していたとのこと。

東京駅から走り始めて10km、駒込駅に到着しました。走り始めてすでに1時間半が経過しており、このペースだと40km走るのに6時間かかってしまいそう。少しペースを早めて進みます。

おばあちゃんの原宿として知られる巣鴨駅に到着。駅前の公衆トイレでピットインしました。ウォシュレット付きでなかなか良かったです。

大塚駅は商業ビルに囲まれ、上野駅以来の都会の雰囲気を感じました。駅前からは路面電車も発着しています。

この後、交通事故全国ワースト1にもなったことがある六ツ又交差点を横断。地上では6つの道路が交わり、頭上では首都高が立体交差する魔の交差点です。

池袋〜渋谷の混雑

山手線の西側の区間、池袋駅から渋谷駅まではターミナル駅が多く、駅周辺はものすごく混雑していました。

まずは池袋駅。1日の乗降者数は約250万、世界で三番目に忙しい駅として知られています。私のような埼玉県民が上京する際に通るターミナル駅なので親近感があります。それにしても人が多すぎて走れませんでした。

対照的に、お隣の目白駅はこぢんまりとして、人もまばらでした。ここは山手線の駅で唯一、山手線しか停まらない駅なんだとか。駅前には学習院大学もあり、品の良い雰囲気を感じます。

高田馬場駅は街としては大きくないのに、人は多かったですね。高田馬場駅から新宿駅まではずいぶん距離があるな…と思ったら、新大久保駅に気づかずスルーしてしまったようです。ちょうど昼時で太陽が真っ正面にあり、逆光で前方が見えにくかったというのもあります。とはいえ、山手線1周で1駅ミスったのは痛い…。

1日の乗降者数は約350万、世界一忙しい駅として知られる新宿駅に到着。

その隣の代々木駅はこぢんまりしていました。しばらく住宅街の中を駆け抜けていきます。

原宿駅に到着。今日は1月3日ということで、明治神宮の参拝客で大混雑していました。走れる状態ではないので、しばらく人の流れに沿って歩きました。

渋谷駅に向かう途中、前から訪れてみたかった宮下公園へ。商業施設の上に作られた全長330mの空中庭園を走るつもりが、今日まで年末年始の休暇で入れず…。代わりに商業施設の中を抜けて、渋谷駅に到着。1日の乗降者数は約300万、世界で二番目に忙しい駅。相変わらずゴミゴミしていて、そしていつも工事中。

高輪ゲートウェイ駅初訪問

恵比寿駅ではエナジージェルでカロリー補給。もともとカフェに入って休憩するつもりでしたが、時間が押しているので先を急ぎます。

目黒駅に到着。特に見所なし。

五反田駅に到着。ここも特に見所なし。

大崎駅はターミナル駅なので駅舎は立派なのですが、地上を走っていたらこんな小さな入口しかありませんでした。

その後、御殿山という富裕層が暮らすエリアを通過。一部、山手線の沿線は私有地になっているので、迂回して走ります。品川駅は西口が工事中のため、世界で10番目に乗降者数が多い駅には見えませんね。

その隣には山手線で一番新しい駅、高輪ゲートウェイ駅があります。まだ開発途中の街、という感じで活気を感じました。

田町駅に到着。この辺りは高層ビルが多くて日陰ばかりですね。途中、箱根駅伝の交通規制の案内を発見。数時間前には復路10区を走る選手がここを駆け抜けていったのでしょう。

モノレールが見えてくると、間もなく浜松町駅。羽田空港に行く時はいつもここで乗り換えています。

新橋駅に到着。1872年に横浜〜新橋間で日本で最古の鉄道が開業しますが、当時の新橋駅は現在の汐留駅付近にありました。現在の新橋駅は1909年に開業したため、最古の駅ではないんですね。

それでも駅前には、鉄道の発祥の地を記念してSLが展示されています。

すでに時刻は16時を過ぎており、日が暮れ始めてきました。れんが造りの高架下に沿って走り続けると最後の駅、有楽町駅に到着。

そして走り始めて6時間、無事に東京駅の丸の内駅前広場に戻ってきました。

山手線1周40km

というわけで、山手線沿線を走って1周してきました。走行距離は39.5kmですが、途中で何度かランニングウォッチのボタンを押し忘れたので、40kmは余裕で超えているはず。走行時間は4時間50分。ただし休憩時間も含めるとスタートからフィニッシュまで約6時間かかっています。

今回は新大久保駅をスルーしてしまいましたが、本来であれば退屈な40km走を、東京観光を兼ねた旅ランとして楽しむことができました。次回は山手線沿線の外側も走ってみたいですね。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール