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【オホーツク網走マラソン2025】8年前のリベンジなるか?フル3:13:20

【オホーツク網走マラソン2025】8年前のリベンジなるか?フル3:13:20

2025年9月29日に北海道網走市で「オホーツク網走マラソン」が開催されました。フルマラソンの部に参加したのでレースの様子を紹介します。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

エントリーした理由

オホーツク網走マラソンは、毎年9月に北海道網走市で開催されるマラソン大会。種目はフルマラソン・5km・3km。 2025年に第11回目の開催を迎え、RUNNET大会ランキングフルマラソンの部では3年連続で1位を獲得するほど人気の高い大会です。

今回出走したフルマラソンの部の特徴は次のとおり。

  • 網走刑務所前からスタート
  • 能取岬やオホーツク海を巡るコース
  • 260万本のひまわり畑でフィニッシュ
  • 高級食材を使ったエイドが充実
  • 網走刑務所の焼印入り完走メダル

私は2017年に参加したことがあり「自分史上最も苦しく、でも最高のマラソン大会」として記憶に残っています。5km〜17kmには過酷なアップダウンがあり、8年前に走った時は前半で足を使い切り、32kmは歩いて自己ワースト記録で完走しました。一方で、オホーツク海の絶景やフィニッシュのひまわり畑など、ここでしか見られない景色が印象に残っています。

今回は10月の本命レース「水戸漫遊マラソン2025」に向けた練習で走るのが主目的ですが、8年前の借りを返すという目的もあります。

2泊3日の遠征日程

自宅のある埼玉から日帰り遠征は無理なので、今回は2泊3日の日程で「オホーツク網走マラソン2025」を走ってきました。日程はこんな感じです。

2025年9月26日(金)

午後から有給休暇を取得。羽田空港から女満別空港へ向かい、16時頃に網走市内のホテルに到着。その後コースの下見を兼ねて、ひまわり畑までジョギングしてきました。

2025年9月27日(土)

朝はのんびり過ごし、ジョギングしながら博物館網走監獄、オホーツク流氷館、北方民族博物館を観光。

2025年9月28日(日)

レース当日。12時頃に完走し、15時台の飛行機で羽田空港へ向かいました。19時過ぎに帰宅。

網走刑務所からスタート

「オホーツク網走マラソン2025」は、網走刑務所の正門前からスタートします。最寄駅のJR網走駅から徒歩30分ほど。

近くの宿泊施設は満室だったので、少し離れた所にある「温泉旅館もとよし」に泊まりました。網走刑務所までは5kmほど。走れない距離ではありませんが、フルマラソンの前に走るには長すぎます。

ホテルからスタート会場まで大会専用シャトルバスが出ているのを知らず、事前にタクシーを予約していました。8時に旅館を出発。網走刑務所までの所要時間は10分、運賃は1600円ぐらいでした。要らぬ出費でしたが、少しでも地元の経済に貢献できたので良しとします。

網走川にかかる鏡橋を渡り、網走刑務所の敷地内へ入ります。

こちらが網走刑務所の正門。その目の前にスタートラインが設置されています。号砲と共に、まるで刑務所から脱走するかのように、先ほどの鏡橋を駆け抜けていくのは何だかシュールですよね。

荷物を預け入れた後、刑務所作業製品展示場を見学。木工製品など受刑者による製品が販売されていました。

レースの振り返り

ここからは実際に「オホーツク網走マラソン2025」のレースの様子を振り返ります。

コースは、網走刑務所を出た後、網走駅を経由してオホーツク海沿いを走り、能取岬を目指します。その後、能取湖沿いを南下して、最後は大曲湖畔園地でフィニッシュ。5km〜17kmは高低差約70mの高台があり、アップダウンが続くため、前半に飛ばし過ぎると後半で苦労することになります。

今回は目標タイムを3時間10分に設定しました。練習とはいえ、3時間以内(サブ3)で走りたい気持ちはありますが、5ヶ月ぶりのフルマラソンなのと、8年前のトラウマがあるため、控えめに設定しました。走り始めて間もなく網走駅前を通過し、オホーツク海沿岸を走ります。

オホーツク海沿岸と言っても、海が見えるのは一部区間のみ。大半は木のトンネルの中を走ります。そして過酷なアップダウンが始まります。

13kmあたりで視界が一気に開けて能取岬に到着。ここで能取岬灯台の周りを1周します。

能取岬のエイドステーションでは「あばしり牛乳」をいただきました。

しばらく右手にオホーツク海を眺めながら直進していきます。

20〜31kmは能取湖の湖畔をひたすら南下していきます。前半のアップダウンでバテバテになりましたが、23kmあたりからフワリと身体が軽くなり、少しペースアップすることにしました。

この大会のエイドステーションでは高級食材を使ったグルメが満喫できます。こちらは網走和牛。走りながらでも食べやすいよう、スプーンに乗せてあります。

こちらはホタテのしょうゆ焼き。

35km地点ではシャインマスカットがありました!

35km以降はサイクリングロードに入り、フィニッシュの大曲湖畔園地を目指します。緩やかなアップダウンが続き、ジワジワと足に疲労が溜まります。

そして最後は、260万本のひまわり畑の真ん中を走ってフィニッシュラインへ。この景色を見るために42km走ってきました。

ひまわり畑でフィニッシュ

完走タイムはグロスで3時間13分30秒、ネットで3時間13分20秒でした。前半のアップダウンと30km以降は予想以上にペースダウンしてしまい、目標タイムの3時間10分は未達。しかし最後まで無理なく走り切れたので、8年前の借りはしっかり返せたと思います。

レースの後は北海道の美味しいグルメを満喫…できれば嬉しいのですが、明日は仕事があるため本日中に帰宅しないといけません。

参加賞で貰った500円券を使って「網走ちゃんぽん」を大急ぎで食べました。

本日の戦利品はこちら。完走タオル、ミネラルウォーター、そして木彫りの完走メダルです。

この後はシャトルバスで網走湖荘へ戻り、ホテル網走湖荘の日帰り温泉で汗を流してきました。そしてバスに乗って女満別空港へ向かい、羽田空港へ飛び立ちました。

温泉旅館もとよし

今回宿泊したのは「温泉旅館もとよし」という旅館です。女満別空港〜網走駅を結ぶバスの停車場が目の前にあり、日帰り入浴でお世話になったホテル網走湖荘の隣です。

今回は朝夕食付きの2泊で16,000円(クーポン使用後)でした。ホテル網走湖荘や周辺のホテルの相場が3〜5万円でしたので、かなり割安だと思います。

ただし部屋は狭くて、トイレと洗面台は共有。まあ寝るだけなら全然OK。お風呂もありませんが、天然温泉の浴場があるので問題なし。

食事は定食から選ぶスタイルですが、どれも美味しかったですね。こちらはホッケ定食。

とんかつ定食も美味しくいただきました。

使用したランニングアイテム

最後に「オホーツク網走マラソン2025」で使用したランニングアイテムを紹介します。下の関連記事にレビュー記事のリンクを載せておきます。

まずシューズは、Asicsの「メタスピードエッジTokyo」を初めてロードレースで着用しました。クッションはやはり柔らかすぎて、接地の際に上手く推進力に繋げられません。前作の「メタスピードエッジパリ」の方が好きでしたね。

トップスはAsicsの「METARUN半袖シャツ」。気温26℃でも熱がこもらずに快適でした。これから涼しくなると値引きセールでお得に買えるかもしれません。気になる方はぜひチェックしてみてください。ボトムスは、New Heights.の「レーシングボクサーショーツ」と、The North Faceの「エンデュリストレイルショーツ」を着用。

ソックスは定番のTabioの「レーシングランプロ」。私の頼れる相棒です。

この記事に関するYouTube動画もお見逃しなく。

購入ガイド

本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール