【美唄市ランニングコース】アルテピアッツァ美唄でクロカン走してきた
北海道の美唄(びばい)でランニングしてみたい…という方のために「アルテピアッツァ美唄」の敷地内のコースを分かりやすく解説。私が2024年8月に走った時の様子も紹介します。北海道生まれ、イタリアで活躍する彫刻家、安田侃(やすだかん)氏の作品を鑑賞しながらランニングが楽しめます。
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目次と内容
私の個人的な体験
2024年の夏休みに3週間ほど休暇を取り、車で九州から北海道まで旅してきました。もちろん、行く先々でランニングするのが主な目的。北海道では札幌市から旭川市へ向かう途中に「アルテピアッツァ美唄」に寄り道しました。
正式名称は「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」。安田侃(やすだかん)は1945年に北海道美唄市で生まれ、イタリアを拠点に活動している日本の彫刻家です。広大な敷地には、安田氏の野外彫刻が自然に溶け込む形で点在しており、他にも屋内のアートスペースやカフェも併設されています。ちなみに「アルテ」はイタリア語で芸術、「ピアッツァ」は広場を意味します。
なぜ興味を持ったかというと、ここに展示されている彫刻作品を以前見たことがあるからです。10年前の「北海道マラソン2014」でもらった完走メダルが安田氏の作品をモチーフにしたものでした。たまたまこの日は「北海道マラソン2024」を走った翌日だったので、不思議な縁を感じずにはいられませんでした。
ともらん夏休み18日目
— ともらん! (@tomorunblog) August 26, 2024
北海道マラソンの翌日は寄り道しながら旭川へ。安田侃氏の彫刻はどこかで見た記憶がある!と思ったら、2014年の道マラの完走メダルに使われていましたね
◾️観光
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄・神居古潭・旭川市博物館・三浦綾子記念文学館
◾️旅ラン
野外彫刻めぐり pic.twitter.com/c5T0QqNtzl
ランニングコースの概要
北海道美唄(びばい)市は北海道中部に位置する人口約2万4千人の市です。ちょうど札幌市と旭川市を直線で結んだ時の中間地点にあり、最寄りの美唄駅までは、特急カムイで札幌駅から約40分、旭川駅から約50分でアクセスできます。美唄駅から市民バス東線が「アルテピアッツァ美唄」まで運行しています。車なら道央自動車道・美唄ICを降りて数分。
今回は「アルテピアッツァ美唄」の広大な敷地に点在する彫刻作品を鑑賞しながらランニングを楽しみました。走行距離は1.5km。全面芝生なのでクロスカントリー走にちょうど良いです。
アルテピアッツァ美唄
本施設の正式名称は「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」。安田侃(やすだかん)は1945年に北海道美唄市で生まれ、イタリアを拠点に活動している日本の彫刻家です。広大な敷地には、安田氏の野外彫刻が自然に溶け込む形で点在しており、他にも屋内のアートスペースやカフェも併設されています。ちなみに「アルテ」はイタリア語で芸術、「ピアッツァ」は広場を意味します。
自分は今まで安田氏の名前を存じていなかったのですが、作品には見覚えがありました。記憶をたどると、10年前の「北海道マラソン2014」でもらった完走メダルが安田氏の作品をモチーフにしたものでした。走り始める前にまず、アートスペースを訪れました。
こちらは1981年まで小学校として使われていた体育館をリノベした施設。美唄市はかつて道内有数の炭鉱の街として栄え、最盛期の1950年代には9万人以上の人たちが暮らしていました。
人口減少とともに町は衰退してしまい、こちらの小学校の廃校もそれを象徴しています。アルテピアッツァ美唄はそのような土地の記憶を受け継いでいくことを基本理念の一つに掲げているそうです。
アートスペースの中には安田氏の作品が展示されていました。入場料は無料ですが、任意で千円寄付させていただきました。
アートサイトの前にあるこちらの彫刻作品は見覚えがあります。「北海道マラソン2014」の完走メダルがこの作品をモチーフにしたものでした。ちなみにこの作品は札幌駅の構内にもあるそうです。
彫刻作品めぐり
トリフォリオの広場
敷地内はいくつかのエリアに分かれています。こちらは「トリフォリオの広場」。トリフォリオはイタリア語でクローバーを意味します。確かに足元はクローバーで埋め尽くされており、雨上がりだったため、ランニングシューズがびしょ濡れになりました。
水の広場
敷地の中央にあるのが「水の広場」。緩やかな斜面を生かして水がチョロチョロと流れています。
音の広場
さらに奥へ進むと「音の広場」があります。鳥の声や風の音など自然の「音」が聞こえる広場らしいのですが、たまたま近くで芝刈り機が作業していたため、爆音しか聞こえませんでした。
彫刻作品は森の中に入った所にもあり、案内マップを見て回らないとスルーしてしまいます。
しかし森の入口には「ヒグマ生息地域」の看板が立っており、こんなのを見たら後退りしちゃいますよね…。一応、カフェで熊よけベルを貸し出しているそうですが。
天翔の丘
最後に「天翔の丘」と呼ばれる小高い丘を登ると、大きな窪みがあり、中に白大理石の彫刻作品が置かれていました。
走行距離は1.5km。あっという間に走り終えてしまいました。お盆休みが過ぎた平日にも関わらず、自分を含めて5組の観光客が敷地内を散策していました。そのうち1組はレジャーシートを敷いて少し早めのランチを楽しんでいるようでした。
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