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【網走市ランニングコース案内】北浜駅から原生花園駅までオホーツク海を走ってきた

【網走市ランニングコース案内】北浜駅から原生花園駅までオホーツク海を走ってきた

北海道の網走(あばしり)でランニングしてみたい…という方のために、オホーツク海に最も近い駅「北浜駅」付近のコースを分かりやすく解説。私が2024年8月に走った時の様子も紹介します。天気が良い日は知床連山を望みながらオホーツク海沿いを走れます。

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目次と内容

私の個人的な体験

2024年の夏休みに3週間ほど休暇を取り、車で九州から北海道まで旅してきました。もちろん、行く先々でランニングするのが主な目的。北海道では旭川市から知床方面に向かう途中、網走市を通過しました。

網走駅よりもさらに東へ進んでいくと、オホーツク海の先に知床半島の山並みが姿を現します。その途中で偶然見つけたのが「北浜駅」。丸太小屋の駅舎で最初は単なる休憩所かと思いましたが「オホーツク海に最も近い駅」や「流氷に最も近い駅」なのだそうです。

ランニングコースの概要

北浜駅は網走駅と釧路駅を結ぶJR釧網本線の駅。網走駅から4駅20分弱、釧路駅から約3時間でアクセスできます。住所は北海道網走市。オホーツク海に面しておりとも呼ばれています。南側には周囲27kmの涛沸湖(とうふつこ)が広がります。

今回は北浜駅から隣駅の原生花園駅まで走って往復してきました。走行距離は往復10km。交通量の多い幹線道路を一直線に走りますが、歩道は幅が広く走りやすいので安心です。念のため熊出没情報をチェックしましたが、この辺りは問題なさそうでした。ただし油断は禁物です。

北浜駅と展望台

まずは北浜駅にやってきました。パッと見では駅舎に見えないんですけどね…。でもちゃんと駅名標もあり、線路もあり、小さいながらもホームもありました。駅舎の隣には木造の展望台があり、知床半島と知床連山が一望できるビュースポットとなっています。

北浜駅の駐車スペースに車を停めて、駅舎を見学してきました。犬を連れた男性を見かけましたが、その方が去った後は自分ひとりだけでした。

駅員さんは不在ですし、併設されているカフェ(写真左側のドアが入口)も14時台ですでに閉店しています。駅舎の中はこんな感じ。なぜか壁一面が名刺で埋め尽くされていました。

駅舎を出ると、すぐ目の前がホームになっています。線路の向こう側はオホーツク海。遠くに見える山々は知床連山です。

駅舎の隣にある展望台にも登ってみました。こちらからの方が知床連山が見えやすいですね。

展望台を後にして、早速走り始めます。最初は海岸の砂浜を走ろうかと思いましたが、間に線路があるため立ち入ることができず。結局、道路の歩道をひたすら直進します。北浜駅周辺は住宅地になっており、ガソリンスタンドやセイコーマートがありました。

小清水原生花園

1kmほど走り続けると、網走市から小清水町に入ります。

オホーツク海と涛沸湖に挟まれたこの辺りは網走国定公園の「小清水原生花園」の一部。オホーツク海沿いの砂丘には、5月から9月にかけて延べ200種類もの野生の花が咲くそうですが、ピークシーズンの6〜7月を過ぎた今は雑草にしか見えません。

進行方向左手が砂丘です。砂丘の向こう側がオホーツク海なのですが、道路からだとまったく見えませんね。

進行方向右手には涛沸湖とその周辺の湿地帯が広がります。

北海道の北端にしては交通量が多く、サイクイングやウォーキングを楽しんでいる方もお見かけしました。走り始めて4kmほどで「小清水原生花園 インフォメーションセンター・売店まで1km」の標識を発見。

原生花園駅と展望台

インフォメーションセンターと売店は原生花園駅に併設されています。大型の駐車場も2箇所あり、北浜駅よりも全然賑やかでした。

奥に、踏切と原生花園駅の駅舎があります。

踏切を渡ると展望台へ出られます。こちらは天覧ヶ丘展望台から見た涛沸湖の景色です。かつて天皇陛下(昭和天皇)も訪れたことがあるそうですよ(だから「天覧」)。

そしてこちらがオホーツク海と知床連山の景色。

展望台の先には柵に囲まれたトレイルループがあったので、ぐるりと1周してきました。途中、海岸への出入口もありました。

原生花園駅の周辺をひと通り見学した後は、再び北浜駅へ戻ります。途中、運よくJR釧路本線の車両を見ることができました。砂丘の上を走るわけですから、車窓からオホーツク海と知床連山がよく見えるのでしょうね。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール