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【茨城県・水戸ランニングコース案内】弘道館・偕楽園・千波湖をめぐる10km

【茨城県・水戸ランニングコース案内】弘道館・偕楽園・千波湖をめぐる10km

茨城県の県庁所在地、水戸(みと)市でランニングしてみたい…という方のために、弘道館、偕楽園、千波湖をめぐる10kmコースを分かりやすく解説。私が2025年10月に走った時の様子も紹介します。旅行や出張のついでに走ってみてはいかがでしょうか。

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ランニングコースの概要

今回走ったランニングコースは次のとおり。

  • 水戸市中心部からスタート・フィニッシュ
  • 弘道館→偕楽園→千波湖の名所めぐり
  • 走行距離は約10km

水戸市は茨城県のほぼ中央あたり、東京から約130kmほど北東に位置します。電車ならJR常磐線で水戸駅まで2時間弱。駅構内のコインロッカーに荷物を預けられます。車なら常磐線自動車道経由で2時間前後でアクセス可能で、観光地には大型の駐車場があります。

今回は「水戸黄門漫遊マラソン2025」の前日に現地入りして、水戸市の代表的な観光スポットである弘道館偕楽園千波湖をめぐるコースを走ってきました。走行距離は約10km、獲得標高は約50m。街の中心部と千波湖を行き来する際にやや高低差があります。

弘道館

まずは宿泊先のホテルから弘道館へ向かいます。

信号待ちの途中、足元を見るとこんな可愛らしいさマンホールを発見。水戸市のマスコットキャラクターの「みとちゃん」です。納豆のかぶりものに梅の髪飾り、水戸黄門の衣装と、全身で水戸をアピールしています。

弘道館(こうどうかん)は、1841年に開設された日本最大規模の藩校。最後の将軍の徳川慶喜もここ弘道館で学んでいます。弘道館の周辺には「水戸学の道」が整備されており、水戸の歴史に触れながら散策が楽しめます。

弘道館の裏手には、茨城県三の丸庁舎があります。1930年に建てられた昭和モダンな建物はもともと茨城県庁舎として使われていましたが、今は茨城県観光協会などが入居しています。毎年10月に開催される水戸黄門漫遊マラソンは、この茨城県三の丸庁舎の前でフィニッシュします。

茨城県三の丸庁舎を後にしてさ偕楽園を目指し、西へと向かいます。途中、ニョキっと空に伸びる変な建物を発見…。こちらは水戸芸術館のシンボルタワーで、建築家・磯崎新氏の作品。一辺9.6mの正四面体を28個積み重ね、ねじれた構造を持ちます。一度見たら忘れない、インパクトのある建築物でしたね。

偕楽園

次の目的地、偕楽園(かいらくえん)に到着しました。偕楽園は1842年に水戸藩主徳川斉昭によって造園された日本庭園。国の史跡及び名勝に指定されており、岡山県の後楽園、石川県の兼六園とならび「日本三名園」のひとつに数えられます。

今回はせっかくなので入園料を支払い、敷地内をジョギングしてみようと思います。こちらは表門です。この日は雨でしたので、観光客はほとんど見かけませんでした。

偕楽園といえば梅の名所として有名ですが、見頃は例年2月中旬から3月中旬まで。ちなみに紅葉シーズンは11月中旬がベストと言われています。今回訪れた10月末は閑散期でして、梅園もほぼ貸切状態でした。

偕楽園の東口から外に出て、今度は千波湖を目指します。東口からスロープを下っていくと、千波湖にショートカットできる歩道橋があるんです。偕楽園の受付の方に教えていただきました。

千波湖

千波湖(せんばこ)は1周約3kmの淡水湖。もともと大きな湿地帯でしたが、大正末期から昭和前期にかけての改修事業で今の形になりました。

千波湖の湖畔には1周3kmのランニングコースが整備されており、スタート・フィニッシュ地点は湖の西側、千波湖のカフェ&レストラン「好文cafe」の近くにあります。

距離表示は500m毎に看板が立っていました。

千波湖の北側は桜川が流れ、コースの1.5km〜3.0kmあたりは千波湖と桜川の間の細い道を走ります。余談ですが、公式サイトによると千波湖は平均水深が約1.0メートル程度であるため、分類上は「湖」ではなく「沼」。さらに法律上は「河川(桜川の一部)」に位置づけられているとのこと。

千波湖を後にして、千波大橋を渡って中心部へ戻ります。こちらは橋の上から見た千波湖と桜川(写真手前)です。

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TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール