【北海道・士別ランニングコース案内】羊と雲の丘をめぐる旅ラン11km
北海道の士別(しべつ)でランニングしてみたい…という方のために「羊と雲の丘」をめぐるコースを分かりやすく解説。私が2025年7月に走った時の様子も紹介します。士別市のシンボルのサフォーク羊と触れ合えます。旅行や出張のついでに走ってみてはいかがでしょうか。
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ランニングコースの概要
今回走ったランニングコースは次のとおり。
- 士別駅付近でスタート・フィニッシュ
- 羊と雲の丘を散策
- グリーンスポーツのランニングコースに寄り道
士別市は、北海道上川地方北部に位置し、旭川駅から電車だと宗谷本線で1時間弱、車だと道央自動車道を経由して約1時間でアクセスできます。羊の町として知られており、顔と四肢が黒い「サフォーク」という品種が有名です。
今回は「サフォークランド士別ハーフマラソン大会2025」に参加するため、前日に現地入りして士別市の「羊と雲の丘」と、アウトドアアクティビティ施設「グリーンスポーツ」を走ってきました。走行距離は約11km、獲得標高は約130mでした。士別駅から羊と雲の丘までは高低差がかなりありました。
士別駅
まずはホテルに荷物を置いてから、士別市の玄関口である士別駅を目指します。
こちらが士別駅の駅舎です。少し古いデータですが、2019年の1日あたりの乗車数は293人。お世辞にも賑わっているとは言えません。
士別市は天塩川と剣淵川が交わるあたりに位置し、アイヌ語で「本当の川」を意味する「シペッ」が名前の由来となっています。こちらの剣淵川を越えて、羊と雲の丘を目指します。
羊と雲の丘
羊と雲の丘は、士別駅から4kmほど西の丘陵地帯に広がり、町のシンボルである「サフォーク羊」の牧場や、めん羊工芸館やレストランなどがあります。
今回は夕方の遅い時間に訪れたので、工芸館の方は閉館していましたが、敷地内は自由に入れました。牧場にも出入りして羊の餌やりが出来るようですが、肝心の羊が見当たりません。
せっかくサフォーク羊を見るために4kmも走ってきたのに…、と諦めかけた時、丘陵地帯の下の方の牧場に羊たちを発見。顔と手足が黒いのがサフォーク羊の特徴です。
グリーンスポーツ
サフォーク羊を見るという唯一の目的を達成できたのでホテルに戻ります。のんびりしていると日が暮れて帰れなくなりますからね。
途中、「この先50m ランニングコースあり」という標識を見かけました。ランナーとしては、スルーする訳にはいきません。
どうやら「グリーンスポーツ」というスポーツ・アウトドア施設の一部のようで、敷地内には2kmとゴムチップ仕様の1.5kmのランニングコースが整備されていました。白樺のトンネル中を走るのは気持ちよかったですね。
コースの途中には、北海道の歴史を語る上では欠かせない「屯田兵」が住んでいた建物が保存されていました。
そして1番の見どころは、こちらの「士別公会堂」の建物。街中にあった建物を移築し、現在は士別市立博物館の一部として展示しています。思わぬところで士別市の歴史に触れることができました。