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【阿寒湖でランニング】マリモとマリモッコリが拝める湖畔コース
北海道釧路市に属し、阿寒摩周国立公園の一部でもある「阿寒湖」を走ってきたので紹介します。阿寒湖といえば「マリモ」が有名ですが、今回は商店街や湖畔の遊歩道をランニングしつつ「マリモ」と「マリモッコリ」を拝めるコースを見つけました。
目次と内容
阿寒湖とは?
阿寒湖(あかんこ)は北海道東部に位置する周囲約26kmの湖。住所は北海道釧路市阿寒町。阿寒摩周国立公園の一部を成し、天然記念物の「まりも」が生息することで有名です。
阿寒湖の南側には阿寒湖温泉の温泉街や、アイヌの人たちが暮らす集落「アイヌコタン」があり、道東の人気観光スポットとなっています。
アクセス
阿寒湖の最寄りの主要都市は80kmほど南にある釧路市。釧路駅と釧路空港からは定期路線バスがあり、所要時間はいずれも約1時間10分。車だと釧路市内から約1時間、網走市と帯広市から約2時間、札幌市と旭川市から約4時間でアクセスできます。
今回は夏休みのドライブ旅行で知床から帯広を経由して苫小牧に抜ける途中、阿寒湖のホテルで1泊しました。阿寒湖に向かう前に、同じ阿寒摩周国立公園にある摩周湖にも寄り道しました。
ランニングコース
阿寒湖は湖畔づたいに徒歩で湖を1周することはできませんが、温泉街のあるエリアや「ボッケ」と呼ばれる泥火山周辺は遊歩道が整備されています。
こちらは現地で見つけた案内マップ。今回は遊覧船乗り場「まりもの里」からスタートして、まりもの里商店街経由でアイヌコタンへ向かいました。
その後、遊覧船乗り場「幸運の森」桟橋から湖畔の遊歩道を経由して再び「まりもの里」へ。そこからボッケ遊歩道に入り「ボッケ」を拝んできました。以下は2024年8月のランニング記録です。
まりもの里商店街
というわけで、遊覧船乗り場「まりもの里」から走り始めます。
遊覧船の阿寒湖1周コースの所要時間は約90分。途中、チュウルイ島でマリモ観覧15分を含みます。時間に余裕があれば乗りたかったのですが今回はやむなくパスします。
湖畔から少し離れて「まりもの里商店街」に入ります。とここで、いきなり足湯スペースを発見!2022年にオープンしたばかりで、アイヌ語で足と輪を意味する「ウレ・カリプ」と呼ばれています。走った後に浸かると気持ちよさそう。
阿寒湖はマリモの生息地として有名ですが、恐らくマリモより全国的に認知度が高いのが北海道のマスコットキャラクター「マリモッコリ」。商店街でも見かけましたが、微妙に公式っぽくなかった。
こちらは「まりもの里商店街」の一角にある「阿寒湖まりむ館」。一階が観光インフォメーションセンターになっているので情報収集を兼ねて頼道してきました。
商店街ではエゾジカの親子と遭遇しました。奈良鹿のように人間慣れしているのか観光客に囲まれてもへっちゃら。途中で道路を横断していましたが、地元の運転手さんも慣れている様子でした。
アイヌコタンに近づくにつれて、お土産ショップが増えてきました。北海道土産の定番、木彫りの熊なんかが置いてあります。昔は祖父母の家にある木彫りの熊を見て「古くさいな…」と思っていましたが、1周回ってその良さが分かるようになり、娘たちへのお土産に買って帰ろうか真剣に悩みました。
アイヌコタン
アイヌコタンはアイヌ語で「アイヌが住むところ」の意味。阿寒湖のカムイコタンは今でも約120人のアイヌの人々が暮らす北海道内有数のコタンです。
こちらがアイヌコタンの正面。緩やかな坂の両側に民芸店や飲食店が軒を連ねています。
坂の上にはアイヌの文化を肌で体感できる劇場「イコロ」や釧路市アイヌ文化伝承創造館「オンネチセ」があり、アイヌの文化や歴史について学ぶことができます。
湖畔の遊歩道
アイヌコタンを後にして、阿寒湖の湖畔へ向かいます。
こちらは遊覧船乗り場の「幸運の森」桟橋。こちらでも阿寒湖の遊覧船に乗ることができます。
「幸運の森」から「まりもの里」までは湖畔沿いに遊歩道が整備されており、ウォーキングを楽しむ人たちで賑わっていました。
再び「まりもの里」に戻ってきました。走り始めて2km。ジョギングにはぜんぜん物足りないですね…。
ボッケ遊歩道(湖のこみち)
どうしようかと悩んでいたら、遊覧船乗り場の近くで周辺の案内マップを発見。
これによると遊歩道を通って「ボッケ」と呼ばれる観光スポットまで行けるようです。森の中に入るので、どうしても「ヒグマ」を意識してしまいますが、観光客も何組かいたので注意して走ってみることに。
ボッケ遊歩道はこんな感じ。湖畔づたいに遊歩道が整備されていますが、湖はほとんど見えません。
時折、こんな感じで顔を出してくれますが。
こちらがお目当ての「ボッケ」です。アイヌ語で「煮えたつ」を意味する「ポフケ」が名前の由来とのことですが、要するに泥火山ですね。大分県の「地獄めぐり」の地獄みたいなところ。
この先、さらに「滝口自然探索路」を進んで湖畔を散策できるようですが、ヒグマが怖いのでやめておきました。
最後にボッケ遊歩道の別ルートを走ります。こちらでもエゾジカの親子を発見。やはり人間慣れしているようです。
ホテルに戻る前に「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」へ寄り道してきました。ここでぜひ見ておきたいのが、阿寒湖のマリモです。マリモは北半球の高緯度地方の沼地に広く分布していますが、直径が15cmを超える球状の集合型マリモが生息するのは世界でも阿寒湖だけだそうです。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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