ともらん!

読めば走りたくなるマラソンブログ

【水戸黄門漫遊マラソン2025 レポ】サブスリーで完走できたけれど。。フル2:58:07

【水戸黄門漫遊マラソン2025 レポ】サブスリーで完走できたけれど。。フル2:58:07

2025年10月26日に茨城県水戸市で第10回水戸黄門漫遊マラソンが開催されました。今回はフルマラソンの部(42.195km)に初めて参加。なんとかサブスリーで完走できたものの、課題が残るレースとなりました。

当ブログはアフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

AmazonスマイルSALE開催中!お得な商品を今すぐチェック。秋物&冬支度も

2時間58分で完走できたけど…

まず結果ですが、ネットタイム2時間58分7秒、グロスタイム2時間58分16秒で完走しました。

天気予報では全国的に大雨になると言われており、びしょ濡れになることを覚悟していました。しかしレース当日は曇り時々雨。時折小雨が降る程度で、ほとんど濡れずに完走することができました。しかもスタート時の気温は16℃で、最高のマラソン日和です。

目標タイムは3時間以内に完走する「サブスリー」。もともと2025年の本命フルという位置付けでエントリーしましたが、今の自分には自己ベストの2時間47分を切る走力は無いと判断し、自己ベスト狙いは2026年春の京都マラソンに持ち越すことにしました。

一応、目標は達成できたので結果オーライと言いたいところですが、いろいろ課題が残るレースとなりました。

なぜ参加したのか?

水戸黄門漫遊マラソンは、毎年10月に茨城県水戸市で開催されるマラソン大会。2025年に第10回目の開催となります。詳細は大会公式サイトを参照。私がこのレースに参加しようと思った理由は次の2つ。

2025年秋の本命レース

私は年に2回、春と秋に本命のフルマラソンに参加して自己ベスト更新を狙います。今年は仕事の関係で11月〜12月は忙しそうなので10月末に標準を定めました。金沢マラソンは2023年に走ったのでパス。横浜マラソンと水戸黄門漫遊マラソンとで迷いましたが、抽選がなく確実に走れる水戸の方を選びました。しかし結果的に自己ベストを狙わなかったのは上で説明したとおり。

「印籠」メダルが欲しかったから

水戸黄門漫遊マラソンの完走記念メダルは、黄門様でお馴染みの「印籠」をモチーフにしており、この印籠メダルが前から欲しかったんですよね。これを最初に考えた人、めちゃくちゃセンス良いなと思います。

レース前日に現地入り

私が住む埼玉県さいたま市から茨城県水戸市まで、直線距離で120kmほど。車でも電車でも片道約2時間かかります。レース当日に現地入りすることも可能ですが、フルマラソンなので水戸市内で前泊することにしました。

今回は車で向かいます。途中で道を間違えてしまい、3時間近くもかかってしまいました…。

宿泊先は水戸市中心部にある「ドーミーイン水戸」。食事なし、クーポン利用なしで大人1人18,000円。チェックアウト2時間延長と駐車場代でプラス2,800円。以前、家族と泊まった時はもっと安かったんですけどね…。ドーミーインはもう気軽に泊まれなくなりました。

チェックインを済ませてから、水戸市内をジョギングしてきました。弘道館→茨城県三の丸庁舎→水戸芸術館→偕楽園→千波湖を巡る10kmコース。レース前日は予報どおりの雨でしたので、新調した防水ランニングキャップが早速役に立ちました。

宿泊費に結構お金を使ってしまったので夕飯は節約しないと。スーパーKASUMIでお惣菜を買ってホテルの部屋で食べました。

焼きうどん、いなり寿司、鳥の唐揚げ。これで1,200円ぐらい。トータルで1,000kcalほどローディングしました。あとはドーミーイン名物のアイスと、プロテインドリンクと鉄分ゼリーを摂取して、22時までに就寝しました。ドーミーイン名物の「夜泣きそば」は油っこいので止めておきました。

スタートラインはホテルの目の前

レース当日は6時に起床。スケジュールはこんな感じです。レースの後はホテルでシャワーを浴びてから帰宅できるようチェクアウト時間を2時間延長しました。有料とはいえ選択肢があるのは有難いですね。

  • 06:00 起床
  • 06:30 起床
  • 08:45 スタートブロック整列
  • 09:00 スタート
  • 11:58 フィニッシュ
  • 12:15 ホテルに戻る
  • 13:00 ホテルをチェックアウト
  • 15:30 さいたま市の自宅に帰宅

朝食は自宅から持ってきたお餅2個とぜんざい少々。そしてフルマラソンの時にいつも飲んでいるモルテンドリンク。10分ぐらいで食べ終わると、7時半まで二度寝します。その後、レースウェアに着替え、30分ほどかけてストレッチしていきます。トイレ(大小)も済ませて準備バッチリ。

今回泊まった「ドーミーイン水戸」の最大のメリットは、水戸黄門漫遊マラソンのスタートブロックの目の前にあること。エントランスを出るとすぐにBブロック。私のAブロックまで歩いて20秒。スタートブロック整列の締切は8時50分なのですが、8時45分に滑り込みました。スタート直前まで部屋でゆっくり出来るのは最高です。

スタートブロックではポンチョを着ているランナーが多かったですね。私も雨予報と聞いて準備してきましたが、スタート時は曇り空でした。2時間後ぐらいに降り始めるかも?とアナウンスがありましたが、なんとか逃げ切れるかも?

コースは意外とアップダウンあり

水戸黄門漫遊マラソンは、水戸市中心部の大通り(南町2丁目交差点)からスタートし、ハーフ地点のイオンモール水戸内原店で折り返します。その後、千波湖をぐるりと1周して、最後は茨城県三の丸庁舎の前でフィニッシュ。日本陸連および世界陸連の公認コースとなります。

コースマップを見た時は高低差があまり気になりませんでしたが、実際に走ってみると結構アップダウンがありました。特に30kmの直後やゴール手前など絶妙なタイミングで「え、、ここで上り坂?」となります。Stravaの記録では獲得標高が157mもありました。

レースの振り返りと、今回の学び

ここからはレースの様子を振り返ります。

前半戦(スタート〜21km)

今回は先頭のAブロックからのスタートでしたので、ほとんど渋滞せずに走り始められました。まずはエンジンがかかり始めるまで、サブスリーちょうどの4:15/kmペースで巡航します。

2km過ぎたあたりで左手に千波湖が姿を現しました。また後ほど33km以降でここに戻ってきます。

茨城県庁舎の前を往復して、7kmあたりで最初の折り返し点を通過。身体が温まってきたので4:10/kmペースで様子をみます。

10kmを42分台で通過。ここまではサブスリーちょうどのペースですね。後半は疲労でペースダウンするかもしれないですし、雨が降り始めたら思うように走れないかもしれません。30kmまでに「貯金」を作るべく、以降、4:05/kmまでペースアップしました。

イオン水戸内原店前で折り返すとハーフ地点を1時間28分台で通過。少しだけ「貯金」が作れました。イオンの手前には陸橋があり、このアップダウンを往復します。高低差はそんなに大きくなくても、坂に差し掛かると走りのリズムが崩れてしまうんですよね。

後半戦(21km〜フィニッシュ)

今回は20〜30kmの区間が最も調子が良かったです。時折、周りの集団のペースが落ちてきます。それにつられてペースダウンしないよう、前に出て前の終段に追いつくように心がけました。

この調子なら2時間55分は切れるのでは?と思いましたが、そう上手くいかないのがマラソンです。30kmを過ぎたあたりの上り坂はダメージが大きかったですね。坂そのものがキツいというより、それまで良いリズムで走れていたのに、坂を上り切った後はリズムを取り戻すのに時間がかかりました。

33kmを過ぎてから千波湖の周回コースに入ります。ここから脚が重くなり、ついに4:15/kmペースが維持できなくなりました。4:25〜4:30/kmになりそうなのを頑張って4:20/kmに持っていく、という感じ。まあでも「貯金」があるので、焦らず走れば大丈夫、と考えていました。千波湖を1周して千波大橋を渡り、フィニッシュラインに一歩ずつ近づいていきます。

39km地点は「梅香トンネル」の中を走ります。ここは沿道の応援が凄くて勇気をもらいました。トンネルを出て「あと2km」の看板を通過した時に手元の時計を見ると2時間49分でした。意外とギリギリ。もっと「貯金」があったはずのに、ここでペースダウンしたらマズイな…と思い、ラスト2kmは全力で走りました。

そしてなんとか無事に3時間以内にフィニッシュすることができました。参考までにStravaのアクティビティを載せておきます。

このような素敵なマラソン大会を開催して下さり、水戸市と大会関係者の皆様にお礼申し上げます。

今回の学び

大きく2つあります。まず、今回は本命レースとしてエントリーしたのに準備が足りていなかった。特に8月の走り込みが例年に比べて全然足りていませんでした。9月後半から本格的に走り込めたものの、1ヶ月で自己ベストを狙える状態に持っていくのは無理。来年は秋レースから逆算してしっかりプランニングします。8月は北海道マラソンも走るつもりです。

次に、自分はまだサブスリーをモノにできていない。今回はサブエガや自己ベスト更新は無理でも、サブスリーなら余裕で走れるでしょ、と考えている自分がいました。しかし最高のコンディションでも、サブスリーは苦しかった。このサブスリーを余裕で走れるぐらいにならないと、現自己ベストの先の2時間45分、2時間43分は見えてきません。

印籠メダルと豪華すぎる参加賞

それはさておき、いつもながら怪我せず無事に完走できたことに感謝です。そして念願の印籠メダルもゲットしました。

本日の戦利品はこちら。結構豪華だな、と思いました。おにぎりが「梅」なのも水戸ならではのこだわりを感じます。うまい棒は娘にプレゼントしましたが「なっとう味」にビビってしまい、まだ食べられていないそうです。

使用したランニングアイテム

おまけに、今回のレースで着用したランニングアイテムを紹介します。

ランニングシューズはBrooksの「ハイペリオンエリート5」を初めてロードレースに投入。前作「ハイペリオンエリート4」と同様に安定感と推進力が素晴らしく、最後まで力強くサポートしてくれました。ランニングキャップはMammutの「クライメイト ゴアテックス キャップ」をこの日のために買いましたが、雨がほとんど降りませんでした。前日のジョギングでは役立ちましたけどね。

その他のアイテムは、ページ下の関連記事に載せておくので興味があればご覧ください。

AmazonスマイルSALE開催中!お得な商品を今すぐチェック。秋物&冬支度も

購入ガイド

本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。

【Mammut クライメート ゴアテックスキャップ レビュー】折りたたみ可能な防水キャップ

クライメート ゴアテックス キャップ

【レビュー】Brooks ハイペリオンエリート5:エネルギーリターンが素晴らしい

Brooks ハイペリオンエリート5

Amazonのファッション・スポーツ・アウトドアストアなら、試着後の30日間返品送料無料

【レビュー】Asics METARUN半袖シャツ:Actibreezeが快適すぎる

Asics METARUN半袖シャツ

5 ★★★★★

Amazonのファッション・スポーツ・アウトドアストアなら、試着後の30日間返品送料無料

【レビュー】Asics Motion Muscle Support スピードタイツ

Asics Motion Muscle Support スピードタイツ

5 ★★★★★

Amazonのファッション・スポーツ・アウトドアストアなら、試着後の30日間返品送料無料

【レビュー】Tabio レーシングラン プロ:本命レースで使いたいランニングソックス

タビオ レーシングラン プロ 5本指

5 ★★★★★
【レビュー】バイタス Amino4 エナジージェル:ヨーグルト風味が美味

バイタス AMINO4 エナジージェル

5 ★★★★★
【レビュー】モルテン ドリンクミックス320:マラソン世界王者御用達のドリンク

モルテン ドリンクミックス320

5 ★★★★★

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール