【オホーツク網走マラソン2017 レポート】刑務所から100万本のひまわり畑へ
2017年9月24日に北海道網走市で「オホーツク網走マラソン2017」が開催されました。今回はフルマラソンの部に参加。網走刑務所前をスタートし、能取岬・能取湖を経て大曲湖畔園地の100万本のひまわり畑でフィニッシュする絶景コース。アップダウンと暑さに苦しみ途中で歩いてしまったものの、ネットタイム3時間47分56秒で完走しました。
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この記事の目次
- 【結果】フルマラソン3時間47分56秒
- レース前日に博物館 網走監獄を見学
- 北の暖暖 オーベルジュに前泊
- スタート地点の網走刑務所へ
- 前半は網走刑務所から美岬ラインを抜けて能取岬へ
- 中盤は能取湖沿いで「もう限界かも」の苦しみ
- 終盤はサイクリングロードからひまわり畑のフィニッシュ
- フィニッシュ後は流氷でアイシングと屋台グルメ
【結果】フルマラソン3時間47分56秒
まずは結果ですが、ネットタイム3時間47分56秒、グロスタイム3時間48分23秒でフィニッシュしました。フルマラソンではワースト記録となってしまいました。途中で歩いてしまいましたが、それでも無事に完走できました。
大会の特徴
オホーツク網走マラソンは毎年9月に北海道網走市で開催される大会。2015年に初開催され、ランネットの「全国ランニング大会100撰」の上位に常にランクインするほど人気が高いのが特徴です。
コースの特徴
網走刑務所前をスタートし、海沿いの「道道76号(美岬ライン)」を経由してオホーツク海に突き出た「能取岬」へ。能取湖を周回した後、サイクリングロードを経由して大曲湖畔園地に向かいます。最後は100万本のひまわり畑の中でフィニッシュ。コースには起伏があり、6km過ぎから上り坂が続くため、ペース配分が重要です。
レース展開
網走刑務所前からスタート、4kmのエイドでカニの鉄砲汁の誘惑に負けてしまいました。6km過ぎの上り坂で早くもエネルギーを消耗し、エナジージェルを忘れたためエイドでカロリーの高い給食を選びながら進行。12kmで能取岬の絶景に圧倒され、18kmでアミノバイタル補給。27km付近の単調な景色と暑さで「もう限界かも」と感じ、32km地点で歩く・走るの繰り返しに。「せっかくなら思う存分楽しもう」と気持ちを切り替え、エイドで給食を食べまくる戦略にシフトしました。
走行データ
参考までにSTRAVAの走行データを載せておきます。能取半島の起伏が確認できます。
レース前日に博物館 網走監獄を見学
埼玉県の自宅から参加するため、今回は1泊2日の日程でレース前日に北海道入りしました。午前中に羽田空港から女満別空港へ移動。
女満別空港からは「博物館 網走監獄」へ直行して昔の網走刑務所の様子を見学してきました。
北の暖暖 オーベルジュに前泊
網走駅周辺は宿泊施設が少ないため、駅から2kmほど離れた場所にある「北の暖暖 オーベルジュ」にお世話になりました。温泉とフレンチ料理が楽しめる素敵な宿でした。
レース当日はホテルからスタート会場の網走刑務所まで歩いて移動。走った後はゴール会場から宿までタクシーで戻り、支配人のご好意で温泉を使わせていただきました。その後、網走駅から女満別空港へ向かい、レース当日の最終便で羽田空港へ。かなりのハードスケジュールでした……。
スタート地点の網走刑務所へ
レース当日の日程はこんな感じ。
- 06:00 起床
- 06:30 朝食
- 07:30 ホテル出発(徒歩)
- 08:00 会場到着
- 08:40 スタートブロック整列
- 09:00 スタート
- 12:48 フィニッシュ
ホテルから網走刑務所まで徒歩でアクセス
荷物をホテルのフロントに預け、網走刑務所へ向かいます。ウォームアップにちょうど良い距離でした。
網走刑務所は網走川のすぐ隣にあり、受刑者は収容と出所の際にこちらの「鏡橋」を渡ります。
網走刑務所の歴史は古く、1890年にこの地に設立。当時の木造の建物は「博物館 網走監獄」に移築・保存されています。現在は赤レンガの建物。壁の向こうでは受刑者が生活しています。
網走市長と金哲彦さんによるスタート挨拶
スタート地点は、刑務所の正門の外側。ここは一般市民でも入れます。赤い服を着ているのが網走市長で、その隣にいるのが「オホーツク網走マラソン」の企画・運営に携わっている金哲彦さんです。
刑務所の壁づたいに整列するのは、なんか不思議な気分です。ちなみに刑務所の敷地内では商行為が禁止されているため、マラソンのスタート地点によくある売店は一切見かけませんでした。こんな時に限って、エナジージェルを持ってくるのを忘れてしまいました。
前半は網走刑務所から美岬ラインを抜けて能取岬へ
号砲と共に網走刑務所前からスタートします。まるで脱走しているような気分です。まだ9月だというのに沿道の木が少し色づいていました。
4km地点で最初のエイドステーション。ここでいきなり「カニの鉄砲汁」が振る舞われていました。これからフルマラソンを走るのにカニ汁なんて食べていいの?と戸惑いますが、誘惑に勝てませんでした。
しばらくすると海沿いの「道道76号」に出ます。能取半島を1周し、能取岬をめぐることから「美岬ライン」とも呼ばれています。
6kmを過ぎると上り坂に差し掛かり、一気にエネルギーを消耗してしまいました。
エナジージェルを忘れてしまったので、エイドステーションではなるべくカロリーの高そうな給食を選んで食べました。
12km地点を過ぎると一旦「道道76号」から外れ、能取半島の先端「能取岬」を目指します。
森を抜けると、目の前に牧草地と海が広がります。牧草地では牛がのんびり草を食べていました。長閑ですね。
こちらが能取岬。嵐のCMにも使われた有名な観光スポットらしいです。
オホーツク海のパノラマ絶景が広がります。立ち止まりたい衝動を抑えて走り続けます。
中盤は能取湖沿いで「もう限界かも」の苦しみ
「道道76号」に戻ると、長いトンネルの中を走ります。
トンネルを抜けると、右手には能取湖が見えます。ちょうど18kmあたり。徐々に呼吸が苦しくなってきました。
幸い、エイドステーションで「アミノバイタル」を配っていたので、しっかりチャージしておきました。
ひたすら能取湖に沿って走ります。24kmあたりで早くも「もう限界かも!」と感じましたが、なんとか粘り続けました。
最も苦しかったのは27kmあたり。気温が急激に上がり、景色は単調。大丈夫か……。
折り返し地点から少し楽になりました。苦しさには波があるので「もう限界!」と感じても、しばらく耐えていると案外元気になるものですよね。
29km地点で「レイクサイドパーク のとろ」に入ります。このエイドステーションは充実していて、しじみのスープやコーラなどをいただきました。
終盤はサイクリングロードからひまわり畑のフィニッシュ
コーラのゲップを堪えつつ、しばらく走り続けましたが32km地点で本当に限界を迎えました。沿道に「死ぬ気で走れよ」と書かれたプラカードを目にしましたが、これ以上走り続けると本当に死んでしまいそうだったので、しばらく歩くことに。その後、歩く・走るを繰り返しますが「せっかくなら思う存分楽しもう!」と気持ちを切り替え、エイドステーションで給食を食べまくりました。
こちらは山形県天童市(網走市の観光物産交流都市)のカットフルーツ。
カットフルーツを食べながら「道道76号」から外れ、「オホーツクサイクリングロード」に入ります。
森の中へ入ります。
こんな所にキツネを発見!北海道らしいですね。
最後は「大曲湖畔園地」のヒマワリ畑の中へ入り、フィニッシュラインを目指します。
オホーツク網走マラソンのラスト500メートル。ひまわりロード。#網走 #マラソン #ランニング pic.twitter.com/7uU6LIne7Q
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 24, 2017
100万本のひまわり畑の真ん中に設けられたフィニッシュラインは圧巻でした。これは動画に収めなくてはと思い、スマホで撮影しながらフィニッシュ。
途中から歩いてしまいましたが、無事に完走することができました。
フィニッシュ後は流氷でアイシングと屋台グルメ
戦利品はこちら。大きめのスポーツタオル、というよりバスタオルに近いですね。
完走メダルと記録証と飲食引換券。完走メダルは「網走刑務所でひとつひとつ木目を活かして丁寧に作られた世界でひとつのメダル」です。
飲食引換券でビール(コーラ)とカレーを堪能
飲食引換券は以下が楽しめます。
- ビールまたはソフトドリンク1杯
- 飲食チケット400円
お酒は一切飲めないのでコーラを選びました。
お腹もペコペコなので屋台エリアへ。
400円分の引換券を使い、1杯500円のカレーを実質100円でいただきました。震えるぐらい美味しかったです。
オホーツク海の流氷でアイシング
オホーツク海に浮かぶ流氷でアイシングができるサービスもありました。
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