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Adidas「ソーラーブースト」レビュー
2018年5月に発売されたアディダスのランニングシューズ「ソーラーブースト」を紹介します。
アッパー部分に「テーラードファイバープレースメント」という新製法を採用しシューズのフィット感を高めています。
早速履いてみたので詳しくレビューしたいと思います。
目次と内容
絶妙なホールド感
今回紹介するアディダスの「ソーラーブースト(SOLAR BOOST)」の特徴は以下のとおりです。
- コンセプトは初マラソン挑戦者たちへ捧げる、新たなランニングシューズ」
- ミッドソールにクッション性と反発性を両立した「BOOST」を搭載
- アッパーに「テーラードファイバープレースメント」を新たに採用
最大の特徴は、シューズのアッパー部分に「テーラードファイバープレースメント」と呼ばれる新素材が使われていること。
何重にもレイヤードされた特殊構造を持ち、見た目はボテっとした仕上がりになっています。靴下のように薄いナイキの「フライにニット」とは対照的ですね。
しかしこの「テーラードファイバープレースメント」が生み出すフィット感は絶妙で、圧迫感を与えずに足をがっしりと固定してくれます。
デザインとスペック
それでは「ソーラーブースト」を詳しく見ていきましょう。実は今回、人生で初めてアディダスのランニングシューズを履きます。
上から見ると、アッパーの両サイドに厚みがありますね。「テーラードファイバープレースメント」の存在感が強いです。
こちらが「テーラードファイバープレースメント」の拡大写真。外側には三本線のロゴが入っています。
内側にはロゴは入っていません。
靴底のアウターソールには、グリップ性の高いコンチネンタル( CONTINENTAL)のラバーを採用しています。
アウターソールとミッドソールの間には、ピンク色のプラスチック素材を挟んでいます。これはトルションシステム(TORSION SYSTEM)と呼ばれ、中足部のねじれをコントロールする役割があります。
ミッドソールのクッションは「adizero takumi sen boost」にも使われている「BOOST」を搭載。
質感は、発泡スチロールのツブツブをギュッと固めたような感じです。
メンズ25.5cmの重さは実測値で266gでした。そんなに軽くはないですね。
履いてみた感想
ここからは実際に「ソーラーブースト」を履いてみた感想をまとめます。
ファーストインプレッション
着地は硬めの印象。クッション性よりも反発性の方が強く感じます。
まず驚くのが足全体が包み込まれるようなホールド感。下からはBOOST、上からはテーラードファイバープレースメント、カカトからはヒールカウンターが程よい圧力で足をガッチリと固定します。
幸手市さくらマラソン
ターゲットが「初フルマラソン」なので高速ペースには向いていないと思いきや、10マイル(16km)のレースで履いてみたら平均ペース4:00/kmでも快適に走れました。
今日の幸手市さくらマラソンは、アディダスの「ソーラーブースト」を履いて走りました
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) April 7, 2019
普段はジョギング専用ですが、4'00/kmを切るペースでも快適に走れます。カカト周りのフィット感が最高 pic.twitter.com/rlMTJIscpg
普段履きとしても快適
ランニングはもちろん、履きやすくて快適になので普段履きとしても使っています。特に旅行に履いていくと、これ1足でウォーキングからランニングまで全部カバーできてしまいます。
おまけ
ランニングシューズとしても普段履きシューズとしても使える、一挙両得なシューズを1足持っておくと重宝します。
その場合、オールブラックなど落ち着いたカラーを選ぶと、スマートカジュアルOKな職場にも履いていけますよ。
ランニングシューズにあまりお金をかけられない方は、ぜひ普段履きシューズと兼用できるモデルを選びましょう。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
購入ガイド
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