どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

2018年4月5日に新発売となった、耳を塞がずに音を楽しむイヤフォン ambie wireless earcuffs(アンビー ワイヤレスイヤカフ)を衝動買いしてしまいました。

周囲の音を遮断せずに音楽が聴けて、しかもワイアレス(無線)。まさにランニング中に音楽を聴くためのイヤフォンだ!と思いました。昨晩の夜ランで早速使ってきましたので、ファーストインプレッションをお届けします。

非常に画期的かつ実用的な商品ですが、ちょっと作りが甘いかなと思う部分もありました。良いところ、イマイチなところ含めて、ランナーの目線でレビューします。

ambie wireless earcuffs の特徴

特徴は大きく二つ。

まず、耳を塞がずに音を楽しめるイヤフォンであること。従来のイヤフォンは耳栓のように耳の穴を塞いでしまいますが、ambie wireless earcuffsはクリップのように耳たぶに挟むだけ。耳の穴は開いたままなので、イヤフォンを装着しても周りの音がしっかりと聞こえます。

※写真のモデルは娘です。

実際に商品を手にするまではその仕組みが理解できませんでした。骨伝導で音を流しているのか?と思いきや、違いました。イヤホンの先端にオレンジ色の小さな穴があり、そこから指向性の高い音が出る仕組みになっています。音が出る穴を耳に向けることで、イヤホンを装着した人だけに音が聴こえるというわけです。

耳を塞がずに音を楽しめるイヤフォンは、ambie wireless earcuffsが初めてではありません。ambie wireless earcuffsを製造・販売する ambie会社は 2017年2月に有線モデルの ambie sound earcuffsを発売しています。

ambie sound earcuffs(有線モデル)

今回購入した ambie wireless earcuffsのもうひとつの特徴は、Bluetooth対応のワイヤレス(無線モデル)であること。ワイアレスの開放感は一度体験してしまうと元に戻れません。ランニング中に音楽を聴く場合は特にそうです。

以下は ambie株式会社のプレスリリースより抜粋。

この度消費者の皆様のご要望にお答えし発売となる「wireless earcuffs」は、有線モデルの耳を塞がない特徴はそのままに、ワイヤレスかつ軽量で、付けていることを忘れるほどの快適な装着感から、ワンランク上の「ながら聴き」がお楽しみいただける製品です。再生ボタンの長押しでBluetooth接続したスマートフォンのGoogle™ アプリやSiri®も起動できるため、ランニング中などスマートフォンの操作が難しい環境下でも使いやすい設計になっています。一度の充電で連続6時間まで音楽再生が可能であり、長時間の使用でも耳への負担が少なく、疲れにくいのも特徴です。

ambie wireless earcuffs のスペック

次に、ambie wireless earcuffsの気になるスペックを見ていきましょう。

まず、装着する上で気になるのが重要。公式サイトによると総重量は 27g。ちなみに実測値も全く同じでした。装着していることを忘れるくらいの軽さです。

次にカラーバリエーション。発売時には 5つの色が用意されていました。ぼくは XPERIA X Compactとお揃いの色が欲しかったため「Pop Sky」を選びました。

それから、ワイヤレス(無線)ということで、電池の持ちも気になります。公式には連続再生時間は約 6時間としています。待機時間は約 650時間。

充電方式は microUSB。USB -> microUSBの変換機が同梱されています。USB Type-Cだと良かったのに、と密かに思いました。

ambie wireless earcuffs の装着感

ここからは実際の装着感について紹介します。

ambie wireless earcuffsの装着方法は「片手で耳をおさえ、イヤーカフのように挟む」。慣れてしまえば、片手だけでも装着できました。要するにクリップのように耳を挟んでいるわけですが、シリコン素材で柔らかくて接着面積も広いので、耳たぶが痛く感じることはありません。1時間弱装着しても変わりませんでした。

本体はネックバンドのように装着します。

本体の左側に音量を操作するボタンがあります。ちょうど喉のあたりになるので装着したままでも使えます。

本体の右側には「電源ボタン」がひとつ、そして」音楽再生・一時停止」兼「電話受信」のボタンがもうひとつあります。

ちなみに本体の右側は NFCにも対応しているので、NFC対象機種との接続が楽チンです。

Bluetoothはすぐに繋がりました。接続できると ambie wireless earcuffs側でブルッとバイブレートします。

ambie wireless earcuffs の使用感

昨晩、ambie wireless earcuffsを装着して夜ランに出かけてきました。19時に走り始めたので、辺りは真っ暗ですが、旧中山道はまだ交通量が多く、歩行者や自転車も行き交います。

従来の耳栓型のイヤホンであれば怖くて音楽なんて聴いてられません。自動車のクラクションや自転車の音が拾えないですからね。視界の良くない夜ランは、周りのちょっとした音で危険を察知することが、身の安全を守ってくれます。

そこで、ambie wireless earcuffsの登場。Amazonプライム会員なら追加料金なしで聴ける音楽ストリーミングサービス「Prime Music」でランニングBGMをかけて走り始めます。

第一印象は、なんか不思議な感覚。音楽を聴きながら、商店街の八百屋さんがシャッターを閉じる音や、保育園帰りの親子の会話が自然と耳に入ってきます。もちろん、後ろから近づいてくるタクシーや自転車の音もしっかり聞こえます。

イヤホンの音は、10mぐらい離れたスピーカーから流れてくるような距離感を感じます。集中して聞くというよりは、街中を歩いていると自然に聞こえてくる音楽に近いですね。ただ、音量があるので音はしっかりと聞こえます。

さすがにこの手のイヤホンに音質を求める人はいないと思いますが、MP3音源を聴くにはギリギリ許容範囲かなと思います。一応「ソニーの音響技術を活かした高感度ドライバーユニット」を使っているそうですが、そうですかという感じです。

音質はシャカシャカしており、音域は非常に狭いです。チャイコフスキーの『白鳥の湖』を聴いてみましたが、特に高音域は弱いと感じます。

ランニング中、妻に電話をかけてもらいました。入電を受信すると本体がブルッとバイブレートします。本体の右側にある通話ボタンを押したらちゃんと会話できました。

ambie wireless earcuffs のイマイチなところ

ambie wireless earcuffsは、イヤホンカテゴリの中では非常に革新的な商品だと思います。つい昨日、ソニーも「Xperia Ear Duo」を発表しましたが、今後は耳を塞がないイヤホンがどんどん進化しそうな勢いです。

そういう期待も込めて、ambie wireless earcuffsのイマイチなところを列挙しておきます。

たまに音切れがする

公式には、ペアリング済み機器との通信距離は最大約 10mとしていますが、ペアリングしたスマホを腰のポケットに入れて走ったら、40分間のランニングで 5回ほど音切れがしました(いずれも 0.5秒くらいですが)。ambie wireless earcuffsをネックバンドとして装着すると、本体が身体の前面(喉のあたり)に来ます。スマホは身体の後面(腰のあたり)にあるので、Bluetoothの電波を身体で遮っていることになります。

防水仕様ではない

ランニングやサイクリングなどのスポーツに使う場合は防水・防汗仕様が欲しいところですが、公式サイトではどこにも「防水・防汗」とは書いてありません。本体は程よい硬さのシリコン素材を使っているので水は弾くようですが、唯一心配なのが充電口の部分。キャップも何もないので錆びないといいですが…。

普段使いのイヤホンとしては厳しい

ランニングBGMを聴くためのイヤホンとしては十分合格点です。装着感、フィット感、安全性のバランスがよく取れた商品だと思います。

しかし、スポーツイヤホンを買う人は、通勤や通学など普段使いのイヤホンとして兼用したい人もいるはず。個人的には、普段使いのイヤホンとしてはオススメできません。音域が狭いですし、音質もそれほど良くありません。MP3音源を聴くにはギリギリ許容範囲というところ。まあ、さすがにこの手のイヤホンに音質を求める人はいないと思いますけどね。

結論として、スポーツ専用イヤホンとして使うのであれば非常におすすめできる商品です。

ambie wireless earcuffs の価格

ambie wireless earcuffsのメーカー希望価格は税込 12,960円Amazonの販売価格も同じでした(発売日当初)。

特にワイヤレスでなくてもいい!という人には、ambie wireless earcuffsの半額以下で買える 有線モデルの ambie sound earcuffsがお買い得です。

さいごに、余談ですが

これまでランニング中に音楽を聴くなんて、怖くてできませんでした。ぼくはロードランナーなので耳を塞いで走れる勇気はありません。

そういう意味で、ぼくにとって ambie wireless earcuffsはこれまで不可能だったことを可能にしてくれたイヤホンと言えます。まだまだ改善点はありますが、ランニング中に音楽を聴くためのイヤホンとしては自信を持っておすすめできる商品です。実際に夜ランで使ってみても、音楽を楽しみつつ、安心して走りに専念することができました。

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