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【アイスノン ネッククーラー レビュー】炎天下35℃で35分冷たい
今回紹介するのは保冷枕でお馴染みの「アイスノン」のネックリングです。首に装着すると18℃の冷たさが続き、冷蔵庫で冷やすことで繰り返し使えます。肝心の保冷時間は、35℃の炎天下で35分程度。夏のランニングで重宝しそうです。
目次と内容
- アイスノンとは?
- ネッククーラーの特徴
- サイズ感
- 冷蔵庫で2時間置いておく
- 気温35℃で35分冷たい
- 40分後に完全に溶け切る
- ビニール臭がやや気になる
- アイスネックリングとの違い
- 追加購入して、二個直列で使用
- 総合評価:普通に満足
アイスノンとは?
アイスノン(ice-non)は、東京都に本社を置く白元アース株式会社のブランド。凍らず柔らかい「不凍ゲル」を用いた保冷枕が有名です。日本人なら、発熱時にアイスノンで頭部を冷やしたことがある人は少なくないはず。
そんなアイスノンには、枕以外にも「冷却」を強みにした以下の商品を展開しています。
- アイスノン ネッククーラー
- アイスノン 首もとひんやりスカーフ
- アイスノン 瞬間氷スプレー
- アイスノン 極冷えタオル
- アイスノン 極冷えボディシート
どれも日本の蒸し暑い夏に重宝しそうですね!
ネッククーラーの特徴
今回は夏のランニング用に「アイスノン ネッククーラー」を購入しました。首に装着すると18℃の冷たさが続くネックリングです。主な特徴は次のとおり。
- 18℃の冷たさが続くPCM素材を使用
- 18℃以下の環境に置くと再び固まり冷たさが復活
- 結露しにくく首や衣類がぬれにくい仕様
- MとLの2サイズから選べる
- 定価1,980円
月刊誌を読んでいたら「アイスノン ネッククーラー」が目に留まり、Amazonで速攻ポチりました。
「18℃ 冷却パワー」と大きく書かれたパッケージで届きました。いかにも涼しそうですね。
本体はこちら。ネックリングということでほぼ輪の状態ですが、着脱できるようにギリシア文字の「Ω(オメガ)」の形をしています。『西遊記』で孫悟空が頭に装着している緊箍児(きんこじ)に似ていますよね。
でも緊箍児と違って「アイスノン ネッククーラー」は柔らかいのが特徴です。18℃以上の常温だと中身が液状になり、触るとプニュプニュしています。
冷蔵庫や冷凍庫に保管すると中身が固まります。それでもシャーベットのような柔らかさがあり、写真のように変形させることも可能です。
サイズ感
「アイスノン ネッククーラー」はMとLの2サイズから選べます。
- Mサイズ:内径約35cm
- Lサイズ:内径約38cm
自分は身長170cm・体重60kgの体型で、首は細めですが、今回はLサイズを選びました。良い感じにフィットしますが、上下動の激しいランニングで使うなら、ピタリとフィットするMサイズが良かったかなと思います。
ちなみに身長160cmの娘の場合、Lサイズでは大き過ぎました。ピタリとフィットした方が肌に触れる面積が大きくなり、より高い保冷効果が期待できます。
冷蔵庫で2時間置いておく
「アイスノン ネッククーラー」を使用する前に、冷蔵庫で冷やして固める必要があります。中身はPCM(Phase Change Material)という素材が使われており、18℃以下で固まります。固まった状態で首に装着すると、個体から液体に変化する過程で首もとの熱を吸収します。使用後はまた冷蔵庫で固めれば、何度でも繰り返して使えます。
気温35℃で35分冷たい
実際に「アイスノン ネッククーラー」を装着した状態でランニングしてきました。気温35℃の炎天下でという過酷な環境でしたが、走り始めてから10分で外側から柔らかくなっていきます。そして35分後には冷たさが完全になくなりました。
6:00/kmペースだと5km強、5:00/kmペースだと7km程度です。普段は最低でも12〜14kmは走るので35分では物足りませんが、前半だけでも首もとが涼しいと後半が楽に走れます。
40分後に完全に溶け切る
ちなみに35分を過ぎても、先端の部分にだけ僅かに個体が残っていました。先っぽだけ冷たいのですが、肌に触れない部分なので保冷効果はありません。40分を過ぎると、それも含めて完全に液体に変わりました。
ビニール臭がやや気になる
本体の素材は熱可塑性ポリウレタンを使用しています。パッケージを開けた瞬間、いわゆるビニール臭がやや気になりました。しかし冷蔵庫で冷やして固まった状態だと無臭で、装着時には全く気になりませんでした。中身が液体になると再びビニール臭がします。
アイスネックリングとの違い
2022年の夏に大ヒットした「アイスネックリング」という商品があります。NASA開発の次世代特殊素材「PCM」を使用し、28℃以下で自然凍結するため事前に冷却不要。約27℃をキープし、屋外36℃で約2時間持続する冷却グッズです。当ブログでも紹介し、自分でも怖くなるくらい売れました。
上の写真は、左が今回購入した「アイスノン ネッククーラー」で、右が「アイスネックリング」です。両者ともPCM素材を使っていますが、性能が大きく異なる点に注意が必要です。
アイスノン ネッククーラー | アイスネックリング | |
---|---|---|
予冷時間 | 冷蔵庫(18℃以下)で約2時間 | 常温(27℃以下)で3時間 |
保冷温度 | 18℃ | 27℃ |
保冷時間(屋外35-36℃) | 約30分 | 約2時間 |
「アイスネックリング」はわざわざ冷蔵庫に入れなくても27℃以下の常温でも固まるのが便利ですね。しかも保冷時間は2時間と長い。ただし保冷温度は27℃と、ひんやり冷たいというほどではありません。冷たさでは「アイスノン ネッククーラー」に軍配が上がります。
まとめると、持続時間が短くても冷たいのが良いなら「アイスノン ネッククーラー」、冷たくなくても持続時間が長い方が良いなら「アイスネックリング」を選ぶと良いでしょう。
追加購入して、二個直列で使用
気に入ったので「アイスノン ネッククーラー」のMサイズを追加で購入しました。写真の左がLサイズ(内径約38cm)で右がMサイズ(内径約35cm)。やはりMサイズの方がランニング時に安定しますね。
ちなみに自分はLサイズを下に、Mサイズを上にして、二個直列で使っています。ダブルで涼しくて夏のランニングが快適になりました。
先日レビューした「アイスノン」のネッククーラー、気に入ったのでMサイズを追加で購入しました!二個直列で使うとダブルで涼しい😆 pic.twitter.com/jtkmfeA840
— tomo. (@tomorunblog) July 10, 2024
総合評価:普通に満足
「アイスノン ネッククーラー」を購入して普通に満足しています。炎天下では30分強しか持ちませんが、それでも装着しないよりはマシ。今年の夏のランニングはこれで乗り切ります!
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
購入ガイド
この記事で紹介した「アイスノン ネッククーラー」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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