
マラソンブロガーのtomoです。
手のひらを冷やすと深部体温が下がり、熱中症予防に有効だと言われています。
今回購入した「アイスバッテリー フレッシュ」は、手のひらにギリギリ収まるサイズで、冷却機能が1時間以上持続する優れもの。
ちょっとかさばりますが、暑い夏のランニングに使っています。
今回紹介する「アイスバッテリーフレッシュ」は以下の通販サイトから購入できます。
「アイスバッテリー フレッシュ」の特徴は以下のとおり。
最大の特徴は、手持ちできるサイズで最低1時間は冷たさが続くこと。実際に気温30℃の環境でランニングの際に手持ちで使用してみたら、1時間経過しても冷たさを感じました。
普通の保冷剤だと同じサイズでも30分持てば良い方だと思います。「アイスバッテリー フレッシュ」はゆっくりと個体から液体に溶けていくので、冷却機能が長持ちします。
ちなみにロゴ入りの白い部分には断熱材が入っているため、表面温度は20℃とそこまで冷たくありません。青い部分は10℃なので、裏表をひっくり返せば温度調整ができます。
手のひらを冷やせる保冷剤といえば、2020年に発売されたデサントの「コアクーラー」は画期的な商品でした。
「コアクーラー」は、シャープが開発した特殊な保冷剤「TEKION」を採用。手のひらを適温(12℃)で冷やすことで、深部体温を下げて熱中症予防ができます。保冷時間は約30分。
デサントの「コアクーラー」は保冷剤を手に装着するバンドが付属していますが、「アイスバッテリー」は保冷剤のみ。ランニングで使用する際には、手で握る必要があります。
「アイスバッテリー」は「コアクーラー」よりも二回り以上大きいですが、その分、冷却機能は「アイスバッテリー」の方が優れており、保冷期間は「コアクーラー」の2倍の1時間は持ちます。ちなみに重さは実測値で179gでした。
今回は、片手に1つずつ使えるように「アイスバッテリー フレッシュ」を2個購入しました。
パッケージは至ってシンプル、というかちょっとダサさを感じます。海外市場を意識しているのが英語が目立ちます。
自宅のプリンターで印刷したかのようなペライチの取扱説明書が同梱されています。
本体のカバーはポリウレタン製。アイスノンに使われている素材と同じで、清潔感があり、繰り返し洗って使いまわせます。パッケージはお粗末ですが、本体のクオリティは高そう。
中身の成分は水、塩化ナトリウム、ゲル化剤。日本製で、アイ・ティ・イー株式会社と、まつうら工業株式会社が販売元となっています。
「アイスバッテリー フレッシュ」の使い方は以下のとおり。
ここから実際に「アイスバッテリー フレッシュ」を真夏のランニングで使用して気づいた点をまとめます。
今回は気温31℃で保冷効果がどれくらい続くのか検証してみました。結論からいうと、手持ちで1時間使った後でもまだ冷たさが残っていました。
冷凍庫から取り出すとカチカチの個体ですが、30分経過で個体から液体に変わり始め、45分経過で8割が液体、60分経過でわずかながら個体が残っています。
特に最初の30分の冷却能力が半端なく強いです。というか、冷たすぎるので2分以上握り続けるのは厳しいですね。
その場合は、断熱材入りの白い部分を当てると良いと取説には書いてありますが、こちらは冷たさを感じない。つまり冷却能力が弱すぎます。
結局、右手と左手で1分ずつ交互に使うとちょうど良いことが分かりました。
というわけで、残りの1個はウエストベルトに入れておきます。こちらは身体に密着しているので、個体から液体に溶けるスピードが手持ちよりも遅くなります。1時間経過した後でも、個体が3割ほど残っていました。
とはいえお腹を冷やしても仕方ないので、タオルに包んで首筋に当てるか、バックパックに入れて背中に当てたほうが熱中症予防には良さそうです。
「アイスバッテリー フレッシュ」は手のひらだけでなく、身体のいろんな部分を冷やすことができます。つまりアイシングにも使えます。
肌に触れる部分が冷たすぎないため、そのまま患部に当てても大丈夫。防水仕様なのでお風呂場でも使えますよ。
今回紹介した「アイスバッテリーフレッシュ」は以下の通販サイトから購入できます。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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