
マラソンブロガーのtomoです。
先日、アメリカで「ボストンマラソン2023」を走ってきました。
その際、東京〜ボストンの移動はJAL国際線のビジネスクラスを利用。もちろん正規料金ではなく、マイルを使ってですけどね。
片道14時間のフライトでしたが、フルフラットシートのおかげで快適に過ごせました。
もう今後は乗る機会がないと思うので、JAL国際線ビジネスクラスの空旅を記録に残しておきます。
自分はもともとANA派でスーパーフライヤーズ会員でもありましたが、ボストンマラソンのためにわざわざJAL派に鞍替えしました。
東京〜ボストンの直行便はJALしか就航していないから、というのが主な理由です。
2019年には「ボストンマラソン2020」の出走権を獲得し、エコノミークラスの航空券も購入しましたが、新型コロナの影響で取りやめになりました。
その後「ボストンマラソン2023」の参加が決まり、コロナ禍で貯まったマイルを特典航空券に交換。
運良くビジネスクラスに空き枠があり、以下のフライトを抑えることができました!
普段は仕事もプライベートもエコノミークラス一択なので、JAL国際線ビジネスクラスの空旅はレースと同じくらい楽しみにしていました。
JAL国際線ビジネスクラスの主な特徴は以下のとおり。
個人的に期待していたのはシートと機内食。
特にビジネスクラスのシートはフルフラットにできるため、フライト中もしっかり休んでレースに挑むことができます。
もう少し詳しく紹介します。
今回利用した機材のビジネスクラスには「JAL SKY SUITE」が採用されていました。
シートはアップライト、リラックス、フルフラットに変更可能。シートの横にあるボタンで操作します。
ほぼ個室ですが、全席通路アクセスが確保されています。
座った状態で見るとこんな感じです。
隣の席との境にあるプライバシーパーティションは開閉可能。家族や友人と旅する時は便利ですね。
荷物は足元に置くこともできます。
こちらはアメニティの「Maison Kitsuné」オリジナルポーチ。中にアイマスク、耳栓、歯ブラシなどが入っています。ポーチは使わないので、帰宅後に娘たちにプレゼントしました。
就寝時はエアウィーブのマットレスが使えます。
こちらがフルフラットシートにエアウィーブを敷いた状態。エアウィーブを使うと寝心地が全然違いますね。ただし自分でセッティングしないといけません。
脚をまっすぐに伸ばせるのは有り難いです。おかげで14時間の長距離フライトでも疲れを感じませんでした。
マラソンランナーとしては、こんな感じでストレッチもできるのも嬉しいポイント。
往路便では成田空港のJALサクララウンジを利用しました。
食事はメニューから好きなものを注文するスタイル。機内でも食べるので少なめに。
長旅の前にシャワーも浴びてきました。こちらはラウンジ内の専用カウンターで受付します。
定刻通り、機内へ案内されます。ビジネスクラスだと航空会社の上級会員でなくても優先搭乗できるので有難いですね。
機内食の「BEDD」は和食と洋食が選べます。往路では洋食を選択しました。
まずはおつまみから。アルコールは体質的に飲めないのでソフトドリンク一択です。
アラカルト。メゾンカイザーのパンが美味しくてお代わりしてしまいました。
メインディッシュは和牛サーロイン。味は申し分ないのですが、サーロインの脂肪で胃がもたれました。
最後にデザートをいただきます。
JAL国際線ビジネスクラスでは「BEDD」とは別に、好きな時に注文できるアラカルトメニューがあります。
こちらはボストン到着前にいただいた黒毛和牛のしぐれ煮です。フルーツも追加しました。
そして無事にボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港に到着。ビジネスクラスならではの快適な空旅でした。
ローガン国際空港にJALサクララウンジがないため、帰りの便ではブリティッシュ・エアウェイズのラウンジに案内されました。
機内食は「BEDD」の和食メニューをいただきます。こちらは鯛の酒蒸しやローストビーフなどが入った「彩御膳」。
メイン料理は牛タンジャガと鮭の味噌焼きです。どちらも味付けは微妙。アメリカで調理しているからでしょうか。
今思えば、日本発は和食、日本着は洋食にすれば良かったなと思います。和食は日本で調理した方が絶対美味しいですし、洋食は自分好みのアメリカンビーフのステーキでした。
こういうのはビジネスクラスに乗り慣れていないと分からないですよね。
成田空港に到着する前にアラカルトメニューから「シーフードのクリーミートマト」を注文。こちらは絶品でした。
そして無事に成田空港に到着しました。
意外にもJAL国際線ビジネスクラスの旅は「すべてが最高!!」という感じではありませんでした。
もし今後アップグレードする機会があったとしても、プレミアムエコノミーで充分では?というのが正直な気持ちです。
プライベート感があり、通路にもアクセスでき、フルフラットベッドにもなるビジネスクラスのシートはもう「最高」のひと言。
JALサクララウンジは快適に過ごせました。ただしラウンジはプレミアムエコノミーでも利用できます。
機内食の満足度はそこまで高くありませんでした。空の上なので制約があるのは理解できますが、わざわざ高いお金(マイル)を出してまで食べたいとは思いません。
アメニティ類やノイズキャンセリングヘッドフォンはビジネスクラスの特典ですが、自分のお気に入りアイテムを持っていけば代用可能です。
ひとりでビジネスクラスに乗っていると、自分だけ贅沢して申し訳ない…という気持ちになります。
かといって、家族旅行でビジネスクラスを使う選択肢もありません。正規料金だと高すぎますし、マイルを使って家族4人分のビジネスクラスを取るのは不可能に近いので。
最後に、今回の空旅で重宝したアイテムを紹介します。
まずAppleの「AirPods Pro」。ノイズキャンセリング機能が優秀で通勤電車で使っていますが、機内でも良い仕事をしてくれました。
そのため機内にあったノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンはまったく使用せず。
それから充電用の変換プラグが役に立ちました。
機内にはあらゆるプラグに対応したコンセントがあるのですが、使い古されているとアダプターが固定できません。今回は間に変換プラグをかませることで問題解決しました。
以上です。
というわけで、ビジネスクラスの空旅は今回限りとなりそうです。
Appleの「AirPods Pro」はランニングで使えるの?という疑問にお答えします。
結論から言うと、ランニング時に使っても落とす心配はありません。
ただし密閉型なので周囲の音が聞こえずに危険ですし、外部の音を取り込む機能を使うと風切り音のノイズが気になります。
というわけでランニングでの出番は少ないですが、音楽を高音質で聴いたり、ノイズキャンセリングでノイズをシャットアウトしたりしたい時に重宝しています。
こちらの「Apple AirPods Pro」は以下の通販サイトから購入できます。
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2023年4月17日にアメリカ・マサシューセッツ州で開催された「ボストンマラソン(Boston Marathon)」に参加しました。
ボストンマラソンは世界最古のマラソン大会であり、世界中の市民ランナーにとって憧れの存在。
自分も「いつかはボストンを走りたい」という夢を持ち続け、2020年に初めて出走権を獲得しました。
実際に走ってみると、自分の中のマラソン大会の常識がガラッと覆されます。東京マラソンやニューヨークシティマラソンとは次元が違う。
「こんな凄いマラソン大会があったんだ…」と、ただただ感激するばかりでした。
その辺りも含めて「ボストンマラソン2023」の様子を紹介します。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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