【屋島】山頂から長崎の鼻へ走る途中、瀬戸内海の絶景に遭遇した
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【屋島】山頂から長崎の鼻へ走る途中、瀬戸内海の絶景に遭遇した

香川県高松市でランニングしたい方のために、琴電屋島駅から遍路道で山頂に上り、長崎の鼻・壇ノ浦を経由して八栗駅まで走る15kmコースを解説。私が2017年2月に走ってきた時の様子も紹介します。四国八十八箇所の霊場や源平合戦の古戦場を走り抜ける、歴史の重みが感じられるコースです。

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TOMO

この記事の目次

屋島とは?

屋島(やしま)は香川県高松市の中心部から10kmほど東にある半島です。南北に5km、東西に3km、周囲を崖で囲まれた台地で山頂が屋根のように平らな珍しい地形をしています。山頂には四国八十八箇所霊場の第84番札所「屋島寺」があり、展望台からは瀬戸内海の絶景と源平合戦の古戦場が一望できます。あの『平家物語』で那須与一が扇の的を射抜いたのも、ここ屋島が舞台です。

今回は「香川丸亀ハーフマラソン」の前日に、琴電屋島駅から登山道で山頂まで上り、北端の長崎の鼻を経由して東側の壇ノ浦から八栗駅まで走ってきました。前日なのに走行距離15km・累積標高522mはちょっと無理しすぎましたね……。

アクセス

最寄駅はJR高徳線・屋島駅または琴平電鉄・琴電屋島駅。山頂へは登山道を走るほか、バスやタクシーで向かうことも可能です。

ランニングコース

今回走ったコースは次のとおり。

  • 琴電屋島駅からスタート
  • 登山道(遍路道)で山頂へ
  • 屋島寺・展望台を経由
  • 北端の長崎の鼻を経由
  • 東側の壇ノ浦・那須与一ゆかりの地を経由
  • 琴電八栗駅でフィニッシュ

参考までにSTRAVAのコース情報を載せておきます。走行距離は15km、累積標高は522mでした。

登山道(遍路道)

琴電屋島駅を出発して八十四番札所・屋島寺の標識を発見

琴電屋島駅を出発し、山頂に向かって走り始めると八十四番札所「屋島寺」の標識を発見。

足腰に自信がない方はバスやタクシーで向かえる山頂への有料道路

山頂までは有料道路もあり、足腰に自信がない方はバスやタクシーで向かうのがおすすめです。昔はケーブルカーもあったようですが、今は廃墟になっていました。

イノシシ除けのフェンスの先にあるケーブルカーの廃墟を探索

現地の方のお話ではケーブルカーの階段を上って行けるとのこと。イノシシ除けのフェンスの先を探索してみます。

途中で通行禁止の表示があり引き返すことに

しかし途中で「通行禁止」があったので引き返しました。

気を取り直して登山道(遍路道)から山頂を目指す

気を取り直して、登山道(遍路道)から上ることにします。

秋から春にかけてイノシシが出没するためのイノシシ除けフェンスが登山道入口にも

こちらにもイノシシ除けのフェンスがありました。秋から春にかけてイノシシが出没するらしいです。

分岐点にも案内があるので道に迷わない登山道

途中で登山道が分岐しますが、ちゃんと案内があるので道に迷いません。

石畳で走りやすいが傾斜がだんだんきつくなる登山道

登山道は石畳なので走りやすいですが、坂の傾斜がだんだんきつくなってきました。弘法大師が梨を断られた際に石のように固くしてしまったという伝説の「不喰梨(くわずのなし)」など、石造がたくさん目に入ります。

山頂まであと200mで傾斜がきつすぎて歩いてしまう登山道の終盤

山頂まであと200m。この辺りは傾斜がきつすぎて、歩いてしまいました。

山頂と屋島寺

鎌倉時代末期に建てられた重要文化財・屋島寺本堂でお参り

まずは屋島寺でお参りしてきました。こちらは重要文化財に登録されている屋島寺本堂で、鎌倉時代末期に建てられ二度の改修工事を経て今に至ります。

山頂に旅館や食堂・お土産ショップが並ぶ屋島の山頂エリア

山頂には旅館や食堂、お土産ショップがありました。

瀬戸内海から海水をポンプで汲み上げているという山頂の新屋島水族館

なんと水族館までありました。新屋島水族館。瀬戸内海から海水をポンプで汲み上げているのでしょうか。

源平合戦で戦った武士たちが刀の血を洗ったと伝えられる血の池

こちらは「血の池」。源平合戦で戦った武士たちが刀の血を洗ったと言い伝えられています。

山頂の展望台から高松市街が一望できる絶景

山頂の展望台からは高松市が一望できます。真ん中の高層ビルがJR高松駅のあたりです。

源平合戦の古戦場と八十五番札所がある五剣山(八栗山)を望む源平合戦展望台からの景色

こちらは源平合戦展望台からの景色。平安末期に源平合戦が行われた古戦場が眼下に広がります。正面の五剣山は「八栗山」ともいい、八十五番札所の「八栗寺」があります。

長崎の鼻

北嶺まで緩やかな坂道が続く国立公園の中を走る北端への道

ここから屋島の北端を目指します。北嶺までは緩やかな坂道が続き、国立公園の中を走れます。

左手に高松市中心部を望む魚見台の展望台

途中で「魚見台」という展望台に差し掛かります。左手に見えるのは高松市の中心部です。

瀬戸内海がかつて湖だったことを示す現地案内板

瀬戸内海はかつて湖だったのですね。500万年ほど前の大昔ですが。約6,000年前に大陸の氷河がとけて海面が上昇し、今の地形になったそうです。

瀬戸内海を360度見渡せる絶景スポット・遊鶴亭の展望台

しばらく坂道を降り続けると「遊鶴亭」という展望台に到着しました。瀬戸内海を360度見渡せる絶景スポットで、登山道を歩いてきた人だけが見られる景色です。

地元の老夫婦に瀬戸内海の島々を教えていただいた遊鶴亭での記念撮影

展望台では登山中の老夫婦と雑談しました。地元の方で瀬戸内海の島の名前をひとつずつ教えていただきました。

遊鶴亭から険しい山道を下って長崎の鼻へ向かう

ここから険しい山道を下ります。

1863年に高松藩が築いた砲台の跡が残る屋島の最北端・長崎の鼻

屋島の最北端に到着。このあたりは「長崎の鼻」と呼ばれています。1863年、幕府の命を受けた高松藩主松平頼聰が高松の港を守るためにここに砲台を築きました。今でも砲台の跡が残っています。

壇ノ浦

長崎の鼻から一般道に出て屋島東側の壇ノ浦へ向かう

ここからは一般道に出て、屋島の東側の壇ノ浦を経由して八栗駅を目指します。

車がほとんど通らない香川県道150号沿いに屋島の東側を走る

香川県道150号に沿って屋島の東側を走ります。車はほとんど通りません。

源平合戦の古戦場・壇ノ浦と採掘で山肌がえぐられた庵治石産地の五剣山

この辺りが源平合戦の古戦場です。向こうに見えるのは八栗寺のある五剣山。墓石の最高級品とされる「庵治石」が採れる地域で、採掘のせいか山肌がかなりえぐられています。

道沿いに突然現れるシュールな人形

おっと、シュールな人形を発見!

源平合戦史跡と書かれた標石

「源平合戦史跡」と書かれた標石を見つけました。

那須与一の扇

平家物語の有名なシーンが再現された那須与一ゆかりの場所

近くに那須与一ゆかりの場所があると知り、足を伸ばしてみました。奥へ進んでいくと、あの『平家物語』の有名なシーンが再現されています。

赤い衣装の女性と赤い扇が描かれた那須与一の扇の的のシーン

赤い衣装をまとった女性の隣に、赤い扇が描かれています。

那須与一が扇の的を落とした時に馬の足場を定めたという駒立岩

こちらは「駒立岩」といって、那須与一が扇の的を落とした時に駒(馬)の足場を定めた岩と言い伝えられています。

那須与一ゆかりの地を後にして琴平電鉄・屋島駅から高松駅へ戻る

その後、琴平電鉄・屋島駅から電車に乗って高松駅に戻りました。

お役立ち情報

ノグチイサム庭園美術館

完全予約制の世界的彫刻家・イサム・ノグチの作品を展示したノグチイサム庭園美術館

八栗駅の近くに「ノグチイサム庭園美術館」があります。世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチの作品を展示した庭園で、完全予約制です。興味がある方は公式サイトから予約しましょう。

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