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【満濃池でランニング】1周約10km。まんのう公園からはアクセスできず

【満濃池でランニング】1周約10km。まんのう公園からはアクセスできず

香川県のまんのう町にある「満濃池(まんのういけ)」を走ってきたので紹介します。ロードとトレイルを交互に楽しめる1周約10kmのコースです。お隣りの「国営讃岐まんのう公園」もランニングするにはおすすめです。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

満濃池(まんのういけ)とは?

満濃池は、香川県仲多度郡まんのう町にある日本最大級の農業用ため池です。周囲約20km、水深約22m、オリンピックプール約6,000杯分の貯水量を持ち、「ため池」と言うより「ダム」に近い規模感です。

創築は8世紀初頭。その後821年に弘法大師空海が改修を命じられ、当時の最新の土木技術を使ってアーチ型ダム方式の堤防を短期間で完成させました。

香川県は雨が少なく、県内の農業用水の約半分はため池の水を使っているそうです。満濃池は農業用ため池として今でも健在で、周辺の丸亀市や善通寺市、「こんぴらさん」で有名な琴平町などの大地を潤しています。

満濃池の北側には四国で唯一の国営公園「国営讃岐まんのう公園」があります。

アクセス

満濃池は香川県の真ん中あたり、丸亀駅から15kmほど、高松駅から30kmほど南に位置します。最寄駅の土讃線・塩入駅から2kmほど歩いてアクセスできます。また、土讃線・琴平駅と琴平線・琴電琴平駅から、国営讃岐まんのう公園までシャトルバスが運行しています。

車で向かう場合は、満濃池の北側にある駐車場を拠点にすると便利です。近くに資料館「かりん会館」と食事処「かりん亭」があります。

ランニングコース

今回は夏休みの旅行で松山から倉敷へ移動する途中で「こんぴらさん」のある琴平町で1泊しました。旅館から満濃池まで車で15分ほどだったので、寄り道して走ることにしました。

コースは、国営讃岐まんのう公園を拠点にして満濃池を1周する、予定でしたが、公園の敷地は柵で囲まれており、満濃池に近づけても満濃池の周回コースにはアクセスできません…。

なので、車で満濃池の北側にある駐車場に移動し、そこから走り始めました。以下は2024年8月のランニング記録です。

国営讃岐まんのう公園

今回は満濃池を走ることが目的でしたが、国営讃岐まんのう公園もランニングするには最高の環境です。園内には遊歩道とサイクリングロードが整備されており、広大な敷地をじっくりまわるには1日では足りないくらいです。

入園の際には入園料を支払います(大人450円)。園内は柵で囲まれており、出入り口は数箇所しかありません。

こちらはエントランス広場の近くにある「竜頭の里」エリアです。

中央には「昇竜の滝」があり、普段は水がチョロチョロと流れていますが、時間になると大量の水が流れ出す人工の「瀑布」を見ることができます。

公園の南側の「湖畔の森エリア」には、満濃池が見える展望デッキがあります。満濃池を上から見下ろす絶好のスポットですね。

案内マップを見ると、水辺スレスレまで行けるようなので展望台から「湖畔の里」を目指して山道を走りました。

しかし水辺の手前に柵があり、園内と万能湖は行き来できません。そりゃそうですよね。自由に行き来できたら、入園料を支払わずに入園できてしまうわけですから…。

満濃池1周

というわけで、仕切り直して満濃池1周に挑みます。

こちらは現地で見かけた満濃池の周回コースの案内マップ。東西南北の4つに分かれており、西側は道路、南側はトレイル、東側と北側は遊歩道・サイクリングロードとなっています。4つの距離を足し合わせると9.9kmになりますが、Garminの実測値では8.3kmでした(一部西側でショートカットしたため)。

満濃池の北側にある駐車場に移動し、食事処「かりん亭」の前から反時計回りで走り始めます。

駐車場の隣にある「神野寺」の境内には弘法大師空海の銅像があり、ちょうど高台から満濃池を見下ろしています。1,200年前にもこんな感じで灌漑事業を指揮していたのかと思うとロマンを感じます。

周回コースの西側はアップダウンの多い一般道を走ります。

満濃池の南側まで来ると一般道が逆方向に外れてしまうため、トレイルに入ります。

しばらく木のトンネルの中を走り続けます。

木が生い茂っているため満濃池はほとんど見えませんが、時折このような感じで顔を出してくれます。

途中、何度か道に迷いそうになりましたが、こちらの案内図に沿っていけば大丈夫です。

周回コースの東側は歩道とサイクリングロードが一緒になっていますが、草がボーボーに生えていて走りづらかったです。

北側は遊歩道とサイクリングロードのみ。起伏も緩やかで後半は満濃池を望みながらランニングが楽しめます。

かりん亭

走り終えた後は食事処「かりん亭」で香川ならではの「うどん」をいただきました。こちらはお酢と生醤油でいただく冷たいうどん。1杯250円。コロッケは1個150円。1食400円の良心的な価格設定でした。