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瀬戸内・直島:アートめぐりの10km周回コース
瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」を旅ランしてきたので紹介します。
美術館のある島の南側や、アート作品が点在する東側や西側が有名ですが、工場のある北側はあまり知られていません。
今回は島内を隈なく1周するルートを走ってきました。走行距離は10km。途中で見かけた数々のアート作品が気になってしまい、走り切るのに2時間以上もかかりました。
目次と内容
アクセス
直島(なおしま)は瀬戸内海に浮かぶ島。地理的には岡山県のほうが近いですが、住所は香川県香川郡です。
本州・四国からはフェリーでアクセスでき、西側に位置する宮浦港が島の玄関口として機能しています。
直島は「アートの島」として世界的に知られており、3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の主な舞台でもあります。
ベネッセが手がける美術館やホテルをはじめ、島内の至るところにアートが散らばっています。一方で、島の北側は工場区域となっており、アートの島とは違った一面を見せています。
2018年12月に直島に3日間滞在する機会があり、その時に島の外周を1週してきました。
ここでは、以下の4つの区域に分けて道中の様子を紹介していきます。
- 本村エリア – アートな古民家が軒を連ねる港周辺
- 工場エリア – 三菱マテリアルの工場周辺
- 宮浦港エリア – フェリーや高速船が発着する港周辺
- 美術館エリア – ベネッセが手がける美術館周辺

走行距離は10km。途中で寄り道したので所要時間は2時間ちょっとでした。
本村エリア
今回の旅ランのスタート地点は、直島の南側にある「黄色いカボチャ」です。
ここは直島でも最も人気の高い観光名所のひとつ。草間彌生さんの作品「南瓜」が桟橋の上にポツンと置かれています。

ここから海岸沿いの道を反時計回りで走ります。見るもの全てがアートに見えるのは、直島だからでしょうか?

直島は海辺の風景も絵になりますね。

しばらく走り続けると本村エリアに到着。巨大な白ブドウのようなオブジェは、本村港のフェリー乗り場の待合室として使われています。

こちらは木村エリアの観光案内所。休憩所やトイレ、お土産ショップもあるので、観光する際はぜひ立ち寄りたい場所です。

この辺りには「家プロジェクト」という、アートに生まれ変わった古民家が点在しています。時間があれば、一軒ずつ見てまわりたいですね。

一風変わったこちら建物は直島町役場です。

このまま直進するとフェリーが発着する宮浦港に出ますが、一旦島の北側にある工場エリアへ向かいます。
工場エリア
「アートの島」としてのイメージが強い直島ですが、元は三菱マテリアル直島製錬所のある工業地帯でした。
現在は島の南側は観光客で賑わっていますが、工場のある北側は観光客をほとんど見かけません。道路を行き来する車両も軽トラックか大型トラックのみ。

工場エリアの中に入っていきます。

工場の敷地内は立ち入り禁止なので、これ以上は進めません。折り返して宮浦港エリアへ向かいます。

工場エリアもアート活動とコラボしたら、面白い化学反応が起きるかもしれませんね。

宮浦港エリア
直島の西側にある宮浦港エリアに近づくと、おしゃれな建物をちらほら見かけるようになります。

こちらは前日に家族と訪れた食堂です。

こちらは直島の人気観光スポットのひとつ、直島銭湯「Iラブ湯」。

住宅街を抜けると、宮浦港に出ます。香川県の高松や岡山県の宇野を行き来するフェリーが発着する、直島の玄関口です。

フェリーを降りてから観光客がまず立ち寄るのが、草間彌生さんの作品「南瓜」。直島のシンボル的存在。
たまたまこの日履いてたランニングシューズは「南瓜」と同じカラーだったので、記念にツーショット写真を撮りました。
瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島をランニングで一周してきました。
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年12月24日
直島の玄関口である宮浦港では、草間彌生さんの「南瓜」とご対面。たまたま履いていた、アシックスのダイナフライト3とお揃いのカラーでした!#香川県 #直島 #草間彌生 #アシックス pic.twitter.com/GkOhTEgKMz
「南瓜」の隣には、打放しコンクリートの建物を発見。気になって中をのぞいてみると、駐輪スペースでした。これもアートに見えるから不思議ですね。やはりコンテクストは大事です。

宮浦港の近くにある、藤本壮介さんの作品「直島パヴィリオン」も観光客に人気です。中に入ってみたかったのですが、先客がいたのでパス。

宮浦港を後にして、島の南側の美術館エリアへ向かいます。

美術館エリア
ここでちょっとトイレ休憩。直島には島のあちこちに公衆トイレがあり、しかもちゃんと手入れされています。

用を足しながら窓の外に目を向けると、海辺の風景がとても綺麗でした。まるで絵画のようです。

海抜5mの低地から長い坂道を上り、地中博物館やベネッセハウスなどの美術館のあるエリアに入ります。

途中、直島名物のオリーブの畑を見かけました。

ひたすら坂道を上っていきます。

「地中美術館」に到着。前日に家族で訪れましたが、またリピートしたいと思えるほど良かったです。

美術館というと美術作品を「鑑賞」するところが多いと思いますが、ここは美術作品を「体験」できるような工夫が施されています。小学生の娘も楽しんでいました。
途中、クロード・モネの世界観を再現した庭園を通ります。地中美術館にはクロード・モネのコレクションが展示してあるので、これも作品の一部というわけですね。

地中美術館の先には「李禹煥美術館」があります。こちらもアート好きには人気のスポットです。

美術館エリアは高台になっているので、瀬戸内海を遠くまで見渡すことができます。

島に点在するアート作品も素晴らしいが、瀬戸内海の美しい景色も直島の素敵です。

坂の頂上には「ベネッセハウスミュージアム」が見えます。こちらは美術館とホテルが一体になった「ベネッセアートサイト直島」の中核をなす施設です。

近くに給水スポットを発見。こういうのはランナーにとって有り難いですね。

こちらは屋外展示のアート作品。直島は走っているだけでアート作品と触れ合えます。

スタート地点の黄色いカボチャが見えてきました。

最後のシーンは動画で撮影しました。
直島のビーチをランニング🏃その先には、あの有名な黄色いカボチャが…。#瀬戸内 #直島 #草間彌生 #ベネッセ pic.twitter.com/D5hXWZLWOG
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年12月24日
おまけ
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