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熊本・水前寺江津湖公園
熊本県熊本市にある自然豊かな「水前寺江津湖公園」を走ってきたので紹介します。
熊本市内を流れる加勢川(かせがわ)に沿って、上江津湖(かみえつこ)と江津湖(えつこ)の周りを散策できます。
この辺り一帯は阿蘇の大噴火によって形成された地下水が湧き出ており、喉が渇いたら名水が飲めます。ぜひ給水ボトルを持っていくことをおすすめします。
目次と内容
アクセス
水前寺江津湖公園は、熊本県熊本市の東部に位置する公園です。
JR熊本駅や熊本城公園からは東へ5kmほど離れており、熊本市電(路面電車)でスムーズにアクセスできます。
水前寺江津湖公園は次の3つのエリアに分かれています。
- 水前寺エリア
- 上江津湖エリア
- 下江津湖エリア
いずれも熊本市内を流れる加勢川(かせがわ)で繋がっており、川沿いを散策しながら3つのエリアを巡ることができます。
水前寺エリアは熊本市の中心部に最も近く、熊本市電の市立体育館前駅が最寄駅。
江戸時代の大名庭園「水前寺成趣園」や、明治時代のお雇外国人教師の邸宅跡「ジェーンズ邸」などが見どころです。
上江津湖エリアは、上江津湖を中心に広々とした公園が整備されており、湖の真ん中に浮かぶ中島を含めて散策することができます。
下江津湖エリアは、北側に「熊本市動植物公園」、南側に広大な湿地帯が広がる「広木地区」があります。
今回は「熊本城マラソン2023」の翌日に、リカバリージョグを兼ねて水前寺→上江津湖→下江津湖を走ってきました。
参考までにStravaのアクティビティを載せておきます。
水前寺エリア
宿泊先のホテルは熊本城公園の近く、桜町バスターミナルの隣にありました。
そこから水前寺までは熊本市電に乗って移動します。運賃は一律170円。電子マネー・Suicaも使えて便利です。
水前寺公園で降りて最初に向かったのは、江戸時代に肥後細川藩の庭園として使われていた「水前寺成趣園」。
こちらは水前寺江津湖公園の隣にありますが、公園とは管轄が異なり、入園料がかかります。
せっかく来たので池の周りをジョギングしてきました。ザ・大名庭園という感じですね。
「水前寺成趣園」を後にして加勢川沿いの小道を南へ向かうと、水前寺江津湖公園の水前寺エリアに入ります。
こちらは旧熊本市立体育館跡地の広場です。北側にある建物は、明治時代に熊本洋学校の教師が住んでいた「ジェームズ邸」です。
水前寺エリアからさらに南下して上江津湖エリアへ向かいます。
途中、枯れた植物を発見。「芭蕉園」と書かれていました。
上江津湖エリア
視界の開けた場所に出ました。こちらは上江津湖エリアの最北端にある「ゾウさんプール」です。よく見ると池の真ん中にゾウさんがいますね。
上江津湖を囲むように散策路が整備されています。
園内には1周350mのジョギングコースもありました。
上江津湖の真ん中に浮かぶ中島まで歩いて渡れます。
上江津湖の西側はこんな感じ。
上江津湖エリアと下江津湖エリアの散策路を加勢川に沿って走り続けます。
下江津湖エリア
しばらくすると下江津湖エリアに入りました。目の前に広がるのは江津湖。エリア名は「下江津湖」ですが、湖の名前は「江津湖」なのですね。
まずは江津湖の西側を走ります。こんな感じの不整地が2kmほど続きます。
江津湖の南側、広木地区から見た様子。
広木地区には大きな広場があって開放的。
その一角には湿地帯を散策できるウッドデッキもありました。
1周1.3kmのジョギングコースもあります。
江津湖の東側を北上し、熊本市動植物園を目指します。
こちらが熊本市動植物園の入口。
残念ながら定休日だったので中には入れませんでしたが、外からチラッと動物が見えました。
江津湖の東側を走っていると水がこんこんと湧き出る湧水を発見。
ちょうど給水ボトルの水が尽きたところだったので、しっかり水分補給してきました。予想に反して温かったですね。
江津湖は熊本市で最大の湧水地であり、この辺り一帯は阿蘇の大噴火によって形成された地下水が湧き出ています。
だから上江津湖・江津湖の水はこんなにも綺麗なんですね。
おまけ
先ほど紹介した熊本市動植物園の前には、漫画『ワンピース』のキャラクター、チョッパーの像があります。
上江津湖エリアから北へ1kmほど離れた熊本県庁の前にはルフィーの像もあります。
ここ熊本は『ワンピース』の作家・尾田栄一郎先生の出身地。県内には他にも人気キャラクターの銅像が点在しているため、次回はワンピースをめぐる旅ランを企画しようと思います。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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