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Mizuno「クーリングキャップ」レビュー:あえて濡らすキャップ

Mizuno「クーリングキャップ」レビュー:あえて濡らすキャップ

ミズノの機能性ランニングキャップ「クーリングキャップ」を紹介します。

あえて水で濡らし、気化熱を利用して頭部の温度を下げるランニングキャップです。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

濡らして熱中症予防できる帽子

ミズノの「クーリングキャップ」は夏の熱中症予防に最適なランニングキャップです。

クーリングキャップ(cooling cap)とは、冷却効果のある(cooling)帽子(cap)の意味します。主な特徴は以下のとおり。

  • メッシュ素材で通気性が抜群
  • 気化熱を活用して体感温度を下げる
  • サイズ調整できるベルト付き

普通のランニングキャップとは使い方が異なり、まず水に濡らしてから使います。

液体が気体になる時に周囲から熱が吸収されて温度が下ることを「気化熱」といいます。「クーリングキャップ」はこの気化熱の原理を活用し、水分が蒸発する際に涼感が得られます。

気化熱で体感温度を下げる

それでは「クーリングキャップ」を詳しく見ていきましょう。

見た目はお世辞にもカッコいいとは言えず、めちゃくちゃ地味なデザイン。とはいえ、猛暑日のランニングやレースでは見た目よりも機能のほうが大事ですよね。

頭部の体感温度を1度でも下げてくれるなら、デザインなんかは気にしません。

全体的に目の荒いメッシュ素材を使うことで通気性を高めています。素材はポリエステル100%。

後部のバンドでサイズ調整が可能です。

一番重要なのが内側の「ビン皮」と呼ばれる部分。一般的には「汗止め」あるいは「スウェットバンド」と呼ばれ、汗を吸収するためにありますが「クーリングキャップ」はここに水分を蓄えておきます。

つまりビン皮が貯水装置で、メッシュ素材が発散装置というわけですね。

使ってみた感想

ここからは「クーリングキャップ」の使い方を解説しつつ、使ってみた感想をまとめます。

見た目は普通のランニングキャップ

かぶった感じは、普通のランニングキャップと変わりないです。ツバは大きめに作られているので日差しが強い日は心強いですね。

水に濡らしてから使う

使う前に水に浸して、水分を含ませます。それから水が滴らない程度にタオルで拭いてあげるのがポイント。これをやらないと額に水が垂れてきます。

風に当たると涼感が増す

実際にランニングで使用してみると、確かに頭部がひんやりと感じます。水で濡れている時点でひんやりしていますし、風に当たるとさらに涼感がアップします。

キャップに「水分補給」

炎天下で30分ほど走り続けましたが、ビン皮はまだまだ濡れたままです。乾いてしまっても、公園の水飲み場や公衆トイレで水に濡らせば涼感が復活します。

洗濯機は使えない

唯一のデメリットは、手洗いを推奨しており、洗濯機で洗えないこと。キャップは汗臭くなりがちなので、手洗いだけだと汚れや臭いがちゃんと落ちるか不安です。

おまけ

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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