
【ミズノ】ストレッチフリース手袋 徹底レビュー。薄手なのに暖かいランニング手袋
→僕がランニング用の手袋に求めるのは、薄さ、暖かさ、着脱のしやすさ。ミズノの「ストレッチフリース手袋」はこの3つの条件を満たしているだけでなく、スマートフォンのタッチパネル操作にも対応している。デザイン性にも優れ、ビジネスシーンでも違和感なく使えてオールマイティー。紹介せずにはいられない。
ストレッチフリース手袋の特徴
「ストレッチフリース手袋」の特徴は以下のとおり。
- 伸縮性に優れ、手袋を着脱しやすい
- 内側にフリース素材を使用しているため、薄手なのに暖かい
- タッチパネル(スマホ操作)対応
- 定価は税込3,080円
最大の特徴は、薄手なのに暖かいこと。通常、暖かさを重視すると生地が分厚くなり、手袋を着用した時にゴワゴワすることが多い。個人的には、指が自由に動かせないのは苦手だ。
「ストレッチフリース手袋」は、薄手の生地が手の形にピタリと寄り添うので、10本の指が自由自在に動かせる。しかし、薄手だからといって、暖かさを犠牲にしているわけではない。手袋の内側にフリース素材を使うことで空気の層を作り、防寒性・保温性を高めている。そして、肌触りの良い。
ストレッチフリース手袋のスペック
「ストレッチフリース手袋」のスペックは以下のとおり。発熱・保温効果に定評のある「ブレスサーモ」版のモデルと比較する。
ストレッチフリース手袋 | ブレスサーモ ストレッチフリース グラブ | |
---|---|---|
型番 | 32JY0608 | B2JY0505 |
素材 | ポリエステル、ポリウレタン | 表地:本体ポリエステル100%/カフス部:ポリエステル、ポリウレタン、掌部合成皮革/裏地:ポリエステル、合成繊維(ブレスサーモ) |
サイズ | S(21~22cm)、M(23~24cm) | S(22cm~24cm)、M(23cm~25cm)、L(24cm~26cm) |
カラー | ブラック、マリン | ブラック、ネイビー、マゼンダ |
スキーやスノボなどウィンタースポーツで暖かさを重視するなら「ブレスサーモ」版を選ぶのも良いだろう。ランニングの場合は走り始めると手が温まるので、ブレスサーモでなくても十分に暖かい。実際に「ストレッチフリース手袋」を着用して氷点下で1時間半ほど走ったが、手が凍えることはなかった。
ストレッチフリース手袋の外観
パッと見た感じはスポーツ用の手袋っぽくない。高級感のあるデザインで、ビジネスシーンでも全く違和感がないと思う。
手のひらの部分。立体構造で作られているので、親指だけ配置が異なる。これが絶妙なフィット感を生み出している。
手の甲の部分。袖口のところにミズノのロゴが入っている。
親指と人差し指には、タッチパネル対応の素材が折り込まれており、手袋を着用しながらスマートフォンの操作ができる。指一面ではなく、指先に加工されているのがポイントだ。
手袋の内側はフリース素材で肌に優しくて暖かい。
ストレッチフリース手袋の評価
実際に「ストレッチフリース手袋」を使ってみて気づいたことをまとめていく。
スマートフォンが操作しやすい
他にもタッチパネル対応の手袋を試してみたが、一番操作しやすかったのがストレッチフリース手袋だった。タッチパネルの操作は指先で行うため、指一面に加工が施された他の手袋よりも、指先にのみ加工が施されているストレッチフリース手袋の方が使いやすい。
薄手なのに暖かい
肝心の防寒性・保温性を確かめるために、氷点下で約1時間半のランニングで使用してみた。結果、手が凍えることはなく、最後まで暖かかった。
着脱しやすい
全体的に素材が伸縮性に優れており、袖口も少し大きめに作られているので、手袋を簡単に着けたり外したりできる。着脱のしやすさは、手袋選びで意外と見落とされがちなポイントだ。