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On「ウルトラショーツ」レビュー:マルチポケットパンツの上位互換
Onの2023年新作ショートパンツ「Ultra Shorts(ウルトラショーツ)」を紹介します。
ウエスト周りに大容量の収納ポケットを配置した、いわゆるマルチポケットパンツの一種。
インナーブリーフも内蔵しており、これ1枚にショートパンツ、アンダーウェア、ウエストポーチの機能が集約されています。
暑い季節のトレイルランニングや長距離ロードランニングにおすすめです。
目次と内容
Onのウルトラシリーズ
久しぶりにOnの公式サイトを訪れたら新作ウェアが目に留まりました。
- Ultra Jacket(ジャケット)
- Ultra-T(半袖シャツ)
- Ultra Shorts(ショートパンツ)
- Ultra Pants(ロングパンツ)
Ultra(ウルトラ)の名を冠したトレイルランニング向けのシリーズです。
いずれも超軽量で動きやすく、トレイルランニングのレースにも使用できるハイスペックモデル。
今回はショートパンツの「Ultra Shorts」を試しに購入してみました。
主な特徴は以下のとおりです。
- 収納ポケットを6個配置
- インナーブリーフ内蔵
- ストッパー付きドローコード
- 定価は13,200円
近年、ウエスト周りに大容量のポケットを配置した「マルチポケットパンツ」がランナーの間で人気ですよね。
「Ultra Shorts」はその上位互換という位置付け。価格もそれなりにしますが。
デザインとスペック
それでは「Ultra Shorts」を詳しく見ていきましょう。
まずは前面から。ウエスト部分には4つに区切られたメッシュポケット、右側にはサイドポケットとリフレクター(反射材)のロゴを配置しています。
背面の様子。ウエストの部分にスマホがすっぽり収納できるジッパー式ポケットを配置。その裏側にはウェアを折り畳んで保管できる収納スリーブがあります。
前面と背面では生地の質感と肌触りが異なります。以下の写真は右が前面、左が背面。
前面の生地は防風性・耐水性に優れ、背面の生地は通気性に優れています。
ウエストはドローコードで調整が可能。ストッパーを動かして固定するタイプです。
内側にはインナーブリーフを配置しています。
収納ポケット
「Ultra Shorts」の最大の特徴である収納ポケットをもう少し詳しく見ていきましょう。
メッシュポケット4個
ウエストの前面には4つに区切られたメッシュポケットがあります。
サイズ的にはエナジージェルが1袋入ります。「アミノショット」ならすっぽり、「アミノサウルス」なら折り畳んで収納できました。
ジッパー式ポケット1個
背面には横長のジッパー式ポケットを配置しています。
6.1インチの「iPhone 14 Pro」がすっぽり収まります。しかもランニング時の安定感は高いです。
収納スリーブ
ジッパー式ポケットとウエストの間には、左右どちらからでも出し入れできる収納スリーブがあります。
アウターシェルなどを折り畳んで保管するのに最適です。
個人的には給水ボトルが保管できると良いんだけどな…と思い、試しに250mlのハイドロフラスクを入れてみましたが、ランニングの途中で地面に落としてしまいました。
サイドポケット1個
右側には太ももに沿って縦型のポケットを1個配置しています。
一応スマホ用なんですが「iPhone 14 Pro」だと、本体の1/5ほどはみ出してしまいます。
実際に「iPhone 14 Pro」を入れた状態で走ってみると、意外に揺れました。スマホが飛び出しはしないけど、飛び出さないかな…と心配になります。
というわけで、スマホはジッパー式ポケットに収納し、サイドポケットには250mlの給水ボトルを入れて落ち着きました。
サイズとフィット感
「Ultra Shorts」のサイズ展開は以下のとおりです。
メンズ | レディース | |
---|---|---|
XS | – | 64.5-67.5cm |
S | 78.5-81.5cm | 69.5-72.5cm |
M | 83.5-86.5cm | 74.5-77.5cm |
L | 88.5-91.5cm | 79-83cm |
XL | 93.5-96.5cm | 85-89cm |
XXL | 98.5-101.5cm | – |
身長170cm、体重60kg、痩せ型の自分にはメンズのSサイズがピッタリでした。
あまりブカブカ過ぎると収納した荷物が安定しないので、気持ち小さめのサイズを選ぶのが良さそうです。
マルチポケットパンツの上位互換?
スペックと履き心地で総合的に評価すると「Ultra Shorts」は、市民ランナーに人気のマルチポケットパンツの上位互換と言えます。
ただし実用性とコストパフォーマンスを鑑みると、アシックスの「ランニング マルチポケットパンツ」やミズノの「ミズノ ランニング マルチポケットパンツ」の方が選びやすいと思います。
アシックスは定価が「Ultra Shorts」の約半額以下でインナーブリーフも付いています。
ミズノは実勢価格が「Ultra Shorts」の約1/3。インナーブリーフは付いていませんが収納力はピカイチです。
おまけ
個人的にはインナーブリーフ内蔵タイプが好きです。
装着時のフィット感が高まるだけでなく、アンダーウェアが不要で洗濯物が減らせて一石二鳥ですからね。
収納力は重視しないけど、インナーブリーフ内蔵タイプのOnのショートパンツが欲しい方は「5″ Lightweight Shorts」もおすすめですよ。
それから2in1タイプの「Hybrid Shorts」はインナータイツが付属し、利用シーンに合わせてカスタマイズできるので長年重宝しています。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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購入ガイド
この記事で紹介した「On Ultra Shorts」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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