【中之島一周】大阪駅から走って10分、バラ園のあるランニングコース
旅ラン・コース紹介
中之島(なかのしま)は、大阪府大阪市北区にある2つ川に挟まれた中洲地帯。北側のリバーサイドテラスは走りやすく、東側の中之島公園には歴史的建造物やバラ園などの見どころがたくさん。大阪出張のついでに走った1周5.8kmのランニングコースを紹介する。
この記事の目次
アクセス
中之島はJR大阪駅から南へ1km、走って10分ほどの場所にある。Googleマップで見るとツチノコのような形をしており、細長い土地にオフィスやホテル、マンションなどの高層ビルが立ち並んでいる。
ちなみに2つの川の名前は「土佐堀川」と「堂島川」。江戸時代には、それぞれ「表川」と「裏川」とも呼ばれており、いずれも一級河川。中之島の北側を流れる土佐堀川は、かつて蔵屋敷や船着場が集中していたエリア。
南側を流れる堂島川は、久留米藩、広島藩などの蔵屋敷が立ち並んでいたそうです。
コース
地図では小さく見えるが、中之島の外周は実測値で5.8kmだった。
中之島遊歩道〜中之島西公園
今回は、中之島のちょうど真ん中あたり、肥後橋の交差点から時計回りに走り始めた。
土佐堀川を左手にみながら、「中之島遊歩道」を進んでいく。
ずっと歩道が続くのかと思いきや、途中から狭い、殺風景な道路へ。
しばらく走り続けると、中之島の西側の先端にある「中之島西公園」に到着。公園といっても、隅から隅まで歩いて10秒もかからないくらいちっちゃな公園。
中之島バンクス
中之島西公園で折り返し、今度は中之島の北側へ。北西エリアは歩道が整備されていて走りやすい。
途中から「NAKANOSHIMA BANKS」と書かれたオシャレな雰囲気に様変わり。BANKS(バンクス)とは「銀行」のBANKではなく、「川岸」のBANKの意味。
ウッドデッキ風の歩道がオシャレ。ここだけはランナーを多く見かけた。
大阪市役所に向かって歩道を進んでいく。
大阪市役所から見えるこちらの建物は「日本銀行大阪支店」。どこかで見覚えがあるなと思ったら、東京の日銀本店と同じ建築様式だった。
その近くにある「水晶橋」も必見。こちらは歩道者専用。
中之島公園
中之島の東エリアには「中之島公園」がある。ちなみに下の地図では、左側が東方面。
中之島公園の一角にあるバラ園は圧巻。時期にもよるが、今回訪れた10月初旬はちょうどバラの花が満開だった。
いろんな品種が植えられているので、それぞれ見比べてみると面白い。こちらは「うらら」という名の品種。
バラ園(ローズガーデン)を通り抜けて東側の先端へ。
中之島公園で折り返して中之島の南側へ。
南西エリアも歩道が整備されている。
こちらのれんが造りの建物は「大阪市中央公会堂」。雰囲気が東京駅に似ていると思ったら、東京駅を設計した辰野金吾氏が設計を手掛けている。
この辺りは「中之島緑道」と呼ばれ、所どころにアート(彫刻)作品が展示されている。
お役立ち情報
個人的には北側のリバーサイドテラスと、東側のバラ園がおすすめ。
