気温が30度を超えたらランニングは中止!暑さ指数(WBGT)が教えてくれること

気温が30度を超えたらランニングは中止!暑さ指数(WBGT)が教えてくれること|ともらん

運動時の熱中症対策に使われる「暑さ指数」について、わかりやすく解説します。
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暑さ指数(WBGT)とは?

わかりやすく言うと「体感温度」。体感温度に影響を与える1)湿度、2)日射、3)気温を取り入れた指標で、気温=「暑さ指数」ではない。WBGTは、Wet Bulb Globe Temperatureの略。

何℃までなら走っていいの?

ランニングのような「激しい運動」または「持久走」の中止が望ましいのは、暑さ指数が28℃以上、気温31℃以上。目安として、気温が30℃を超えたら、ランニングは中止しましょう。

暑さ指数はどうやってわかるの?

毎日、天気予報のように、環境省の公式サイトで公開しています。

暑さ指数(WBGT)で熱中症予防

先週末、長野の《小布施見にマラソン》に参加してきました。毎年7月に長野で開催され、《北海道マラソン》とともに「暑いマラソン大会」として知られています。

そんな暑さを軽減するために《小布施見にマラソン》は午前6時からスタート。制限時間が5時間なので、最高気温に達する前に走り終えるスケジュールとなっています。

熱中症対策にも力を入れており、コース上に暑さ指数(WBGT)を表示して、基準を超えたら「走行中止」または「レース中止」を呼びかける運営体制を取っています。

これまで数多くのマラソン大会に参加しましたが、暑さ指数(WBGT)を活用している大会は初めて見ました。

暑さ指数(WBGT)の定義

環境省の公式サイトに、暑さ指数(WBGT)の定義が書いてあります。

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。(環境省公式サイトより)

要するに、人間が暑さを感じる「体感温度」を数値化した指標ですね。

暑さ指数(WBGT)は、度数(℃)で表しますが、気温の度数(℃)とは違うので注意が必要です。目安としては、気温(℃)- 3〜4(℃)= 暑さ指数(℃)です。

暑さ指数(WBGT)28℃以上は、走るべからず

以下は環境省の公式サイトより。

暑さ指数(WBGT)28〜31℃

気温の目安は31〜35℃。厳重警戒、激しい運動は中止すべき。

WBGT28℃以上では、熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。

暑さ指数(WBGT)31℃〜

気温の目安は35℃〜。運動は原則中止。

WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合は中止すべき。

まとめると

気温が30℃を超えたら、走るのを控えたほうが良いです。そして気温が35℃を超えたら、歩くものやめたほうが良い。

暑さ指数(WBGT)を調べる方法

環境省の公式サイトで公開されています。

都道府県>エリアを選択すると、そのエリアの暑さ指数(WBGT)がほぼリアルタイムで更新されます。さらに、3日後までの暑さ指数(WBGT)の予測もわかります。

上のグラフを見ると「走行禁止」の基準とされる暑さ指数(WBGT)28℃を超えるのが、午前7時からまでと午後9時まで。この時間帯以外に走れば、熱中症のリスクが軽減できますね。

こんな感じで、いつ、何時ごろに走るべきを知ることができます。

《小布施見にマラソン》の熱中症対策

先週末に参加した《小布施見にマラソン》は、熱中症対策の一環として、暑さ指数(WBGT)を大会運営に取り入れています。

小布施見にマラソンは、皆さまの安全を第一に考え、WBGTが28℃を超えた場合に「走行中止」、WBGTが31℃を超えた場合は「運動中止」を勧告し、大会を中止する場合がございます。万が一の場合に備えて、お送りした大会案内冊子25Pをご一読ください。(公式サイトより)

こちらはコース上に設置された、暑さ指数の案内です。

よく見ると、暑さ指数(WBGT)は28℃。「走行中止」のラインを超えていますね。

中日新聞の記事によるとレース中に「走行中止」のアナウンスが出たようですね。ぼくはスタートから1時間半以内に完走しましたが、特にアナウンスはなく、歩かずにゴールできました。

小布施町内であったハーフマラソン大会では、スタート約一時間後の午前七時十四分に、気温や日差しの強さなどで暑さを表す暑さ指数が二八度を超えたため、大会規定で走るのを止めるよう指示が出た。約七千五百人の参加者の多くは歩いてゴールし、男性二人が熱中症の疑いで搬送された。(中日新聞

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