寒すぎて走れない時の防寒アイテムおすすめ8選【2025年】
ランナーにとって冬は、走り込みたい時期なのに寒いすぎて走りたくない、というジレンマに陥ります。そんな寒さが苦手な方におすすめの防寒グッズを紹介。腹巻や手袋、ビーニーやアームウォーマーなどをフル活用していますが、最近のマイブームはThe North Faceの「サーマル バーサ グリッド」です。
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冬はマラソンのピークシーズン
個人的には1年の中で最も走りやすいのは、暑すぎず、寒すぎない春と秋だと思います。しかしマラソン大会が開催されるのは冬が最も多く、国内の主要な大会は初冬から初春に集中しています。以下の国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)の公認大会を見ても、23大会のうち18が11月〜3月に開催されます。
- 11月 富山マラソン
- 11月 神戸マラソン
- 12月 富士山マラソン
- 12月 福岡国際マラソン
- 12月 防府読売マラソン
- 12月 奈良マラソン
- 12月 大阪国際女子マラソン
- 11月 愛媛マラソン
- 1月 香川丸亀国際ハーフマラソン大会
- 2月 別府大分毎日マラソン大会
- 2月 青梅マラソン大会
- 2月 北九州マラソン
- 2月 京都マラソン
- 2月 大阪マラソン
- 2月 KIX泉州国際マラソン
- 3月 東京マラソン
- 3月 名古屋ウィメンズマラソン
- 3月 とくしまマラソン
- 4月 長野マラソン
- 4月 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン
- 7月 サロマ湖100kmウルトラマラソン
- 8月 北海道マラソン
- 10月 金沢マラソン
でも外に出るのが億劫になりがち
そんなわけで、マラソンを走りたければ冬のランニングは避けて通れないですし、レースで良いタイムを狙いたければ冬に走り込む必要があります。でも寒い冬はちょっと外に出るだけでも億劫ですよね。
冬のランニングで最も辛いのは、最初の一歩。屋内と屋外の寒暖差で身体に負担がかかりますし、走り始めてから身体が温まるまで時間がかかります。それが嫌で冬はランニングをサボりがち。。とお悩みのランナーも多いのではないでしょうか。
走り始めるハードルを下げる工夫が必要
私は寒いのが苦手なので、特に12月〜2月は月間走行距離が落ち込みがちでした。でも、2〜3月のレースに向けて走り込まないといけない。そこで、走り始める「最初の一歩」のハードルを下げる工夫をしました。
1. ウォームアップは家の中で行う
普段は自宅の前でストレッチなどを行いますが、冬は家の中で行い、身体が温まってから出かけるようにしています。
2. ホットドリンクを飲んでから走る
白湯やホットココアなどを飲み、身体を内側から温めます。走る前の水分補給にもなって一石二鳥です。
3. 温感・防寒ランニングアイテムに投資する
結局、これが最も効果的。早速本題に入りましょう。
買って満足した防寒ランニングアイテム
こちらで紹介するランニングアイテムは、ページ下の「関連記事」から詳しいレビュー記事が読めます。
ウエストウォーマー(いわゆる腹巻)
トップバッターは腹巻。日本の伝統的な防寒グッズですが、最近は「ウエストウォーマー」という洒落たネーミングで知られています。もともとお腹まわりは冷えやすく、特にランニング中はお腹が冷えて便がゆるくなる…なんて悩みもよく耳にします。私がまさにそうでしたが、腹巻きを使うようになってから、それがピタリとおさまりました。私は下着メーカーのグンゼのウエストウォーマーを愛用しています。
薄手のビーニー(帽子)
ビーニー(benie)とは、折り返しのない帽子のこと。以前はニット帽を使っていましたが、最近は薄くて保温性に優れたビーニーを「耳当て」として愛用しています。真冬でもしばらく走り続けると汗をかくので、厚手の帽子だと髪の毛がびしょ濡れになります。その点、ビーニーは熱や湿気が篭りにくく、汗をかいても快適です。私はThe North FaceとPatagoniaのビーニーを愛用していますが、おたふく手袋のビーニーもコスパが良くて気に入っています。
厚手のランニングソックス
つま先は寒さを感じやすい身体のパーツのひとつ。最近のランニングシューズは通気性が良すぎて、冬は逆に足元が寒く感じます。そこで厚手のランニングソックスを履いて、足元の防寒対策をバッチリしています。私はMizunoのブレスサーモのソックスを長年愛用しています。
防水仕様のランニングシューズ
余談ですが、足元が寒く感じなるなら、密閉性の高い防水仕様のランニングシューズがおすすめです。雪が降る地方なら靴の中が濡れずにも済みますし。私はOnやSalomonの防水トレランシューズを愛用しています。
ウォッチウィンドウ付き手袋
今やランニングウォッチはランナーの必需品になりました。走行距離やペースを手元で確認できるのは便利ですが、冬は袖をめくる度に冷たい風が入り込む。。とお悩みの方も多いはず。そこでおすすめなのが、ランニングウォッチのディスプレイだけを外に出せる「ウォッチウィンドウ」付きの手袋。冷たい風が入る隙間がなく真冬でも快適。私はRxLのランニング手袋を愛用しています。
アームウォーマー
長袖ウェアの「袖の部分だけ」を単体で使えるのがアームウォーマーです。長袖ウェアだと腕の動きが鈍くなったり、途中で暑くなったりしますが、アームウォーマーなら腕の動きがスムーズですし、暑くなったら簡単に外せます。しかも汗拭きとしても使える。私は真冬でもレースは半袖シャツ+アームウォーマーの組み合わせで走っています。こちらもRxLのアームウォーマーを愛用しています。
裏起毛ボトムス
冬のランニングではロングパンツやロングタイツが定番ですが、ぜひ「裏起毛」のパンツを試してください。内側にモコモコした素材を配置し、肌触りが良く、保温力も高まります。身体がまだ温まっていなくても、外に一歩出た瞬間「寒っ」と感じなくなりますよ。私はMizunoの超人気パンツ「マルチポケットパンツ」のロング裏起毛バージョンを愛用しています。
裏起毛トップス
寒さを最も感じやすい上半身も裏起毛で守りましょう。ただし、裏起毛でも単に保温力が高いだけだと汗でびしょ濡れになるので、吸湿発散性に優れているものがおすすめ。私の最近の推しは、The North Faceの「サーマル バーサ グリッド」シリーズ。
上の写真を見ると分かりやすいのですが、裏起毛がグリッド(マス目状)になっており、細い窪みから内側にこもった熱を逃します。しかも冷たい風を受けやすい前面(写真は左)と腕は大きなグリッドで保温力を高め、汗をかきやすい背面(写真は右)は小さなグリッドで保温性と通気性をうまくバランスさせています。
また、袖の部分に親指を通せるサムホールと、ランニングウォッチのディスプレイを出せるウォッチウィンドウが付いているのも良いですね。これならウォッチウィンドウが付いていない手袋でも、袖をまくる必要がありません。こちらはGoldwinのランニング手袋との組み合わせ。
冬のレースでは「寒くない薄着」がおすすめ
1秒でも速く走りたいレースでは、真冬でも半袖・ハーフパンツで走ります。その方が手足を自由に動かせて走りやすいですからね。ただし、それだけだとスタート前やスタート直後が寒いので、アームウォーマーや手袋で上手く温度調整するようにしています。また腹冷え予防のために腹巻きも着用しています。
以下は2025年1月の「館山若潮マラソン2025」で着用したランニングアイテム。気温は7℃でしたが、向かい風が冷たかった。
今日はこれで「館山若潮マラソン2025」を走ります!現在気温7℃で良い感じ。あとは海風が強くないことを祈ります pic.twitter.com/JyMsIZPujv
— ともらん! (@tomorunblog) January 26, 2025
以下は2025年2月の「大阪マラソン2025」で着用したアイテム。最低気温1℃で、レースの途中から雪が降り始めましたが、2時間47分台の自己ベストで完走できました。
大阪マラソン2025はこれで挑みます!スタート時の気温は1℃とはいえ、防寒アイテム多すぎですかね🤔 pic.twitter.com/gJPIQL0AcY
— ともらん! (@tomorunblog) February 23, 2025
というわけで、温感・防寒ランニングアイテムにガンガン投資して、ガンガン走りまくりましょう。
この記事に関するYouTube動画もお見逃しなく。
購入ガイド
本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。
グンゼ ウエストウォーマー ホットマジック
The North Face サーマル バーサ グリッド ビーニー
おたふく手袋 ヒートブースト ヘッドキャップ JW-181
Mizuno ブレスサーモウール極厚ソックス
On クラウドサーファー トレイル WP
Salomon エアロブレイズ 3 GRVL
RxL マルチグローブ RLA9502
Goldwin ウインター ランニング グローブ
RxL メリノウール アームウォーマー
ミズノ マルチポケットパンツロング 裏起毛