当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。
【冬ランの必需品】買って良かったものと、後悔したもの
寒い冬は走りに出かけるハードルが高くなり、ランニングをサボりがち。そんなランナーにおすすめの冬ランアイテムを紹介します。
走り始めるハードルを下げることが大事
冬のランニングで最も辛いのは、最初の一歩。屋内と屋外の寒暖差で身体に負担がかかりますし、走り始めてから身体が温まるまで時間がかかります。それが嫌で、冬はなかなか最初の一歩が踏み出せない…とお悩みのランナーも多いのではないでしょうか。
自分も昔は11月〜2月になると寒さにかまけてランニングをサボってしまい、走る回数や距離が落ち込みがちでした。しかし、ランニングアイテムの力を借りて走り始めるハードルを下げた結果、最初の一歩が苦痛でなくなりました。
買って良かったアイテム
ここから、寒い真冬でも「走りに行きたい!」と思えるようなランニングアイテムを紹介します。
ウエストウォーマー(いわゆる腹巻)
トップバッターは腹巻。日本の伝統的な防寒グッズですが、最近は「ウエストウォーマー」という洒落たネーミングで知られています。もともとお腹まわりは冷えやすく、特にランニング中はお腹が冷えて便がゆるくなる…なんて悩みもよく耳にします。
自分もランニングを始めたばかりの頃は、冬になるとランニングの直後にお腹がギュルッとしてトイレに駆け込むのがルーチンでした。しかし腹巻きを使うようになってから、それがピタリとおさまりました。
薄手のビーニー(帽子)
ビーニー(benie)とは、折り返しのない帽子のこと。以前はニット帽を使っていましたが、最近は薄くて保温性に優れたビーニーを「耳当て」として愛用しています。耳は身体の中でも寒さを感じやすいパーツなので、耳当てがあるのとないのとでは、体感温度がぜんぜん違います。
ただ、真冬でもしばらく走り続けると汗をかくので、厚手の帽子だと髪の毛がびしょ濡れになります。その点、ビーニーは熱や湿気が篭りにくく、汗をかいても快適です。
厚手のランニングソックス
つま先も寒さを感じやすい身体のパーツのひとつ。最近のランニングシューズは通気性が良すぎて、冬は逆に足元が寒く感じることが多くなりました。そこで厚手のランニングソックスを履いて、足元の防寒対策をバッチリしています。
ウォッチウィンドウ付き手袋
今やランニングウォッチはランナーの必需品になりました。走行距離やペースを手元で確認できるのは便利ですが、冬は袖をめくる度に冷たい風が入り込む…とお悩みの方も多いはず。
そこでおすすめなのが、ランニングウォッチのディスプレイだけを外に出せる「ウォッチウィンドウ」付きの手袋。冷たい風が入る隙間がなく真冬でも快適です。
アームウォーマー
長袖ウェアの「袖の部分だけ」を単体で使えるのがアームウォーマーです。長袖ウェアだと暑かったり、腕の動きが鈍くなったりしますが、アームウォーマーなら着脱が簡単ですし、腕の動きもスムーズ。しかも汗拭きとしても使えます。
自分の場合、真冬のレースは半袖シャツ+アームウォーマーの組み合わせで走り始め、身体が温まるとアームウォーマーを外してポケットに収納しています。手袋のように使えるのもアームウォーマーの魅力です。
買って後悔したアイテム
逆に、冬のランニング用に買ったけど要らなかった…と後悔したアイテムも紹介しておきます。ぜひ反面教師にして下さい。
厚手のシャツ・パンツ
ランニングを始めた頃は「防寒対策=厚着」だと思い込んでいました。当時は生地が厚い長袖シャツやロングパンツを使っていましたが、動きにくく、熱はこもり、汗でびしょ濡れになり、不快感MAX。結局、全部使わなくなって手放してしまいました。
インナーシャツ・タイツ
アウトドアの経験から「防寒対策=レイヤリング」が有効なのでは?と思い、重ね着をしていた時期もありました。シャツやパンツの下に防寒用のインナーを着用するのですが、これも走り始めると暑くて…。かといって脱ぐわけにもいかず…。
ネックウォーマー
マフラーをつける感覚でネックウォーマーを使っていたこともあります。しかし首周りは上半身の熱の逃げ道でもあるので、そこを塞いでしまうとシャツの中が蒸れてしまいます。温度調整も難しいですし。代わりに自分はハイネックタイプのシャツを着用して、ジッパーを開閉することで温度調整しています。
冬のランニングウェアの選び方
自分はマラソンブロガーとして10年以上、ランニングアイテムを自費で購入し、日々のランニングで使い倒して性能をチェックしています。いろいろ試してみた結果、冬のランニングウェアを選ぶ際に押さえておくポイントを4つ挙げておきます。
- 防風性能に優れている
- 保温性に優れている
- 吸湿速乾性能に優れている
- 軽量かつ柔軟で動きやすい
まず冷たい風を通さないこと。寒さの一番の原因をシャットアウトすることが重要。そして身体が発する熱を逃さない保温力も寒さを感じないために必要です。これらの2つは、走り始めの時に効果を実感します。
しばらく走り続けると身体が温まり汗をかきます。その時に重要なのが吸湿速乾性能。要するに汗や湿気を効率的に外に出す機能です。濡れたままの状態が続くと不快ですし、汗冷えの原因にもなります。
最後に、動きやすさも無視できません。特にペース走やインターバル走をやる場合は、手足の動きの妨げになりにくいウェアを選ぶと良いでしょう。個人的には薄手の生地で、空気の層を作る構造(裏起毛やワッフルニットなど)を持ったウェアを好んで使っています。
シャツだと、The North Faceの「ハイブリッド サーマル バーサ グリッド フーディ」や、Onの「Climate Shirt」なんかは長く使っていますね。首周りの温かいハイネックだったり、袖にウォッチウィンドウが付いていたり、機能的にも文句なしです。
パンツだと、Mizunoの超人気商品「マルチポケットパンツ」のロング版&裏起毛タイプはコスパが良すぎてリピ買いしています。パンツとタイツの良いとこ取りで走りやすく、360度ウエストポケットの収納力もハンパないです。
冬レースは「寒くない薄着」が正解
1秒でも速く走りたいレースでは、真冬でも半袖・ハーフパンツで走ります。その方が手足を自由に動かせて走りやすいですからね。
それだけだとスタート前やスタート直後が寒いので、アームウォーマーや手袋で上手く温度調整するようにしています。また腹冷え予防のために腹巻きも着用しています。
それでもまだ寒い…という方にはホットクリームがおすすめです。手足に塗るとトウガラシなどの天然成分が効いてじんわり温かくなります。過去に真冬の勝田全国マラソンで使用して「勝田の風」をこれで乗り切りました。
#勝田全国マラソン に投入した秘密兵器「スポーツバーム」。肌に塗るとジンワリ暖かくなる防寒ジェル
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年1月27日
レースは晴天に恵まれ、スタート前はジェルを必要としないぐらいポカポカ。レース中盤からカラダが冷え始め、ようやく本領発揮。勝田の冷たい風から守ってくれました pic.twitter.com/HPdUVKjtLl
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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