当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。
福島・五色沼:色鮮やかな沼を巡る、4kmのトレランコース
福島県の裏磐梯にある「五色沼(ごしきぬま)」を走ってきたので紹介します。
全長4kmの「五色沼自然探勝路」は、神秘的なブルーに彩られた「青沼」や「ルリ沼」を含む8つの沼の近くを散策できます。
目次と内容
アクセス
五色沼(ごしきぬま)は、福島・裏磐梯にある20〜30の小湖沼群の総称です。
猪苗代湖の北川に位置し、福島県郡山市からは北西へ車で1時間ほどでアクセスできます。
この辺りの湖沼群は、火山活動によって水に溶け込んだ成分と、太陽の光の働きにより、青や赤、緑など様々な彩りを見せてくれます。
五色沼を散策するなら全長4kmの「五色沼自然探勝路」がおすすめです。
起点のひとつが裏磐梯物産展です。敷地の裏側に入口があり、買い物をしなくても利用できます。すぐ近くに「柳沼」があります。
もうひとつの起点が裏磐梯ビジターセンター。大きな駐車場があり、100mほど歩くと「毘沙門沼」が見学できます。
今回は裏磐梯物産展から裏磐梯ビジターセンターまで「五色沼自然探勝路」を走り、往路は国道459号沿いを走って裏磐梯物産展に戻りました。
柳沼
まずは裏磐梯物産展から走り始めます。建物の裏側に自然探勝路の入口があります。日中は観光客で賑わっているが、朝6時だと誰もいません。
自然探勝路に入ってすぐに見えるのが「柳沼」です。深緑に染まった表面はさざ波がなく、まるで鏡のように周囲の風景を映し出しています。
自然探勝路の遊歩道はいわゆるトレイル(山道)。所どころに岩や木の根っこでゴツゴツボコボコしているので、注意して走らないと転倒する恐れがあります。トレイルランニングシューズがあると安心です。
青沼
裏磐梯物産展から5分ほど走り続けると、神秘的なブルーで彩られた「青沼」が姿を現します。まるで着色したかのような色ですね。
ルリ沼
その先にあるのが「ルリ沼」です。こちらは展望台の上からでないと沼が見えません。「青沼」よりも色が濃く、透き通っているように見えます。
さらに進んでいくと、緩やかなアップダウンがありました。
弁天沼
ようやく「弁天沼」の展望台に到着。この辺りも展望台からでないと沼の様子が分かりません。
展望台からの景色はこちら。
木の茂みの隙間からも見えました。こちらの方がブルーが映えて見えます。
途中、ベンチの上にハンドベルを発見。説明書きを読んでみると、熊避け用にハンドベルを設置しているとのこと。熊除けといえば鈴が定番ですが、ハンドベルでも同様の効果があるか実験しているそうです。
竜沼
いよいよ「竜沼」に到着。といっても、沼らしいものは見えず、茂みの向こうに沢の音だけが聞こえるだけでした。
みどろ沼
その先にある「みどろ沼」です。こちらは薄いブルー。
赤沼
「赤沼」に到着。沼はブルーなのに、なぜ赤沼?と疑問に思いますよね。よく見ると、草が生えているあたりが赤く染まっているの分かります。たまたま昨晩、ホテルのロビーでガイドの方の解説を聞いていました。
毘沙門沼
アップダウンのあるコースが続きますお手軽なハイキングコースだと舐めてかかると危険ですね。
木の茂みの奥に、ラスボスの「毘沙門沼」が見えてきました。
こちらは展望台からの風景。上から見ると、色が濃く見えるのは気のせいでしょうか。
途中で道が分岐しますが、湖畔ルートを進んでいきます。
毘沙門沼を間近で見ると、ドス黒いですね。遠くから見たほうが映えるようです。
足場が悪いので、足腰に自信のない方や子連れの方は、もう一方のコースをおすすめします。
毘沙門沼のボート乗り場に到着。ボートにハートマークが入っています。
この辺りにはハートマークの付いた白い鯉が生息していて、見つけると幸せになれるとか。
ひたすら坂を下ると、ゴールの裏磐梯ビジターセンターに到着。
おまけ
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。