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【角島でランニング】角島大橋から角島灯台まで往復13km
山口県下関市にある「角島」を走ってきたので紹介します。角島と本土を結ぶ全長1780mの「角島大橋」は、一生に一度は行ってみたい絶景橋として有名。運よく天候にも恵まれ最高のランニング日和となりました。
目次と内容
角島(つのしま)とは?
角島は山口県の最西端に位置する島。角島と本土は全長1780mの「角島大橋」で結ばれており、一生に一度は行ってみたい絶景橋として有名です。自分もSNSで角島を知り、いつか走ってみたいと思っていました。
角島は周囲が17kmほどあり、角島大橋のある東端から角島灯台のある西端まで4kmほど。1時間もあれば主要エリアをぐるりと1周できます。
アクセス
公共交通機関で角島へアクセスする場合、JR特牛駅とJR滝部駅からブルーライン交通のバスが運行しています。
車だと下関から約70分、萩から約60分、長門から約40分かかります。今回は夏休みに福岡県の新門司港から山口県の徳山駅に向かう途中、わざわざ回り道をして角島を訪れました。
ともらん夏休み2日目
— tomo. (@tomorunblog) August 10, 2024
新門司港で車を受け取り、山口県東端の角島でランニング。その後、徳山駅で家族と合流して岩国経由で宮島へ向かいました。今日もジリジリ焼けるように暑かったです🥵
◾️観光
角島灯台・錦帯橋
◾️旅ラン
角島大橋〜角島1周の13km pic.twitter.com/EQIzMW19og
ランニングコース
角島大橋の麓にある海士ヶ瀬公園駐車場に車を停めて、角島大橋〜角島1周するコースを走りました。走行距離は13km。角島大橋の往復だけで4km弱あります。参考までにStravaのアクティビティを載せておきます。
展望台からの絶景
まず最初に海士ヶ瀬公園駐車場に面した道路から一本奥の小道に入り、急な坂を上ります。展望台よりも高い位置にあるため、角島大橋を一望できます。Googleマップでは「角島大橋側道」で検索しましょう。
こちらは駐車場の隣にある「角島展望台」からの景色。比べるとやはり「角島大橋側道」の方が良いですね。
駐車場はこちら。台数は限られていますが無料で利用できます。
角島大橋
角島大橋は片側一車線。歩行や自転車でも通行できますが、遊歩道と呼ぶには狭すぎるスペースしかありません。最初に見た時は、もしかして歩行禁止なのかな…?と思いましたが、特に禁止とも書いてありません。
というわけで、狭いラインの内側からはみ出ないよう気をつけながら走り始めます。橋は海面に近く、コバルトブルーの海がキラキラと輝いていました。
進行方向の左手には真っ白な砂浜が広がります。近くには「ホテル西長門リゾート」の建物が見えます。
しばらく走り続けると「鳩島」のすぐ横を通り過ぎます。言われてみれば鳩に見えなくもない。角島に近づくと急なアップダウンがありました。橋下に船を通すために必要なんでしょうね。
参考までに動画も撮影しました。以下は角島から本土へ戻る途中の様子です。
山口県の東側にある「角島」でランニングしてきました!動画は全長約2kmの角島大橋を本土に向かって走っている様子です pic.twitter.com/LXiFyOcQTs
— tomo. (@tomorunblog) August 10, 2024
角島1周
角島の真ん中を東西に串刺しするように県道267号が走っています。この道は起伏が多い割に見どころが少ないので、観光にはあまりおすすめしません。
というわけで、県道267号から外れて島の南岸沿いの道路を進んでいきます。最初に目にするのが元山港です。近くに自動販売機や公衆トイレがありました。
しばらく走り続けると真っ白なビーチが姿を現しました。しかし漂着物ばかりで汚い。これじゃ泳げないよな…と思ったら、近くに養殖場があるため遊泳禁止と注意書きがありました。
遊泳禁止のビーチの先で鬼の絵柄を発見。
その近くに「鬼の岩」と呼ばれる奇石があります。古い伝説によると、大昔に神様と鬼が賭けをして、1晩で角島と本土の間を陸続きにできれば鬼は欲しいものが何でも手に入る…。鬼は一生懸命に岩を投げて陸続きにしようとしますが、神様の策略により賭けに負けてしまいます。
先ほど角島大橋の横にあった「鳩島」は鬼が投げた岩のひとつ。こちらの「鬼の岩」もその一つで、鬼の手形がついていると言われています。なんだか子供騙しみたいな話ですが、ほっこりしました。
鬼の岩を後にして、尾山漁港の横を通り過ぎると、険しい坂道に差し掛かります。
角島灯台
坂道を上り切ると、角島の幹線道路である県道267号と合流します。しばらく道なりに進んでいくと、白い石造りの灯台が見えてきました。角島の西端にある「角島灯台」です。
その歴史は古く、英国人技術者のブラントンの監督のもと1873年に竣工し、1876年に初点灯しています。高さは29.6mで当時は日本で最も高い石造灯台だったそうです。
石材には花崗岩が使われており、近くで見るときれいに積み上げられているのが分かります。内側には螺旋階段があり、見学することも可能です。
こちらは灯台の上からの景色。
灯台の周りも走ってきました。海岸線スレスレの道を走るのは気持ちが良いものです。
帰りは県道267号を走りました。高低差60mほどの坂道があり、上り切るのに一苦労でしたが、坂を下る途中に見える角島大橋もまた絶景です。
それにしても角島の海は青いですね。沖縄の古宇利島や宮古島の来間島を走った時を思い出しました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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