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【角島ランニングコース】絶景の角島大橋から灯台まで走ってきた

【角島ランニングコース】絶景の角島大橋から灯台まで走ってきた

山口県下関市の角島(つのしま)でランニングしてみたい…という方のために、角島大橋と島1周を走るコースを解説。私が2024年8月に走った時の様子も紹介します。角島大橋は、一生に一度は行ってみたい絶景橋として有名です。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

目次と内容

私の個人的な体験

2024年の夏休みに3週間ほど休暇を取り、車で九州から北海道まで旅してきました。もちろん、行く先々でランニングするのが主な目的。山口県から広島県に移動する途中、どうしても寄り道したい場所がありました。それは山口県の最西端に位置する角島(つのしま)。

角島と本土は全長1780mの「角島大橋」で結ばれており、一生に一度は行ってみたい絶景橋として有名。自分もSNSで角島を知り、いつか走ってみたいと思っていました。

ランニングコースの概要

角島の住所は、山口県下関市豊北町角島。下関市なんですが、車だと下関から約70分、萩から約60分、長門から約40分かかり、交通の便はよくありません。公共交通だとJR特牛駅とJR滝部駅からブルーライン交通のバスが運行しています。

車じゃないと行ける機会は無いだろうということで、今回はわざわざ遠回りして角島に寄り道してきました。角島大橋の麓にある海士ヶ瀬公園駐車場に車を停めて、角島大橋〜角島1周するコースを走りました。走行距離は13km。角島大橋の往復だけで4km弱あります。

展望台からの絶景

まず最初に海士ヶ瀬公園駐車場に面した道路から一本奥の小道に入り、急な坂を上ります。展望台よりも高い位置にあるため、角島大橋を一望できます。Googleマップでは「角島大橋側道」で検索しましょう。

こちらは駐車場の隣にある「角島展望台」からの景色。比べるとやはり「角島大橋側道」の方が良いですね。

駐車場はこちら。台数は限られていますが無料で利用できます。

角島大橋

角島大橋は片側一車線。歩行や自転車でも通行できますが、遊歩道と呼ぶには狭すぎるスペースしかありません。最初に見た時は、もしかして歩行禁止なのかな…?と思いましたが、特に禁止とも書いてありません。

というわけで、狭いラインの内側からはみ出ないよう気をつけながら走り始めます。橋は海面に近く、コバルトブルーの海がキラキラと輝いていました。

進行方向の左手には真っ白な砂浜が広がります。近くには「ホテル西長門リゾート」の建物が見えます。

しばらく走り続けると「鳩島」のすぐ横を通り過ぎます。言われてみれば鳩に見えなくもない。角島に近づくと急なアップダウンがありました。橋下に船を通すために必要なんでしょうね。

参考までに動画も撮影しました。以下は角島から本土へ戻る途中の様子です。

角島1周

角島の真ん中を東西に串刺しするように県道267号が走っています。この道は起伏が多い割に見どころが少ないので、観光にはあまりおすすめしません。

というわけで、県道267号から外れて島の南岸沿いの道路を進んでいきます。最初に目にするのが元山港です。近くに自動販売機や公衆トイレがありました。

しばらく走り続けると真っ白なビーチが姿を現しました。しかし漂着物ばかりで汚い。これじゃ泳げないよな…と思ったら、近くに養殖場があるため遊泳禁止と注意書きがありました。

遊泳禁止のビーチの先で鬼の絵柄を発見。

その近くに「鬼の岩」と呼ばれる奇石があります。古い伝説によると、大昔に神様と鬼が賭けをして、1晩で角島と本土の間を陸続きにできれば鬼は欲しいものが何でも手に入る…。鬼は一生懸命に岩を投げて陸続きにしようとしますが、神様の策略により賭けに負けてしまいます。

先ほど角島大橋の横にあった「鳩島」は鬼が投げた岩のひとつ。こちらの「鬼の岩」もその一つで、鬼の手形がついていると言われています。なんだか子供騙しみたいな話ですが、ほっこりしました。

鬼の岩を後にして、尾山漁港の横を通り過ぎると、険しい坂道に差し掛かります。

角島灯台

坂道を上り切ると、角島の幹線道路である県道267号と合流します。しばらく道なりに進んでいくと、白い石造りの灯台が見えてきました。角島の西端にある「角島灯台」です。

その歴史は古く、英国人技術者のブラントンの監督のもと1873年に竣工し、1876年に初点灯しています。高さは29.6mで当時は日本で最も高い石造灯台だったそうです。

石材には花崗岩が使われており、近くで見るときれいに積み上げられているのが分かります。内側には螺旋階段があり、見学することも可能です。

こちらは灯台の上からの景色。

灯台の周りも走ってきました。海岸線スレスレの道を走るのは気持ちが良いものです。

帰りは県道267号を走りました。高低差60mほどの坂道があり、上り切るのに一苦労でしたが、坂を下る途中に見える角島大橋もまた絶景です。

それにしても角島の海は青いですね。沖縄の古宇利島や宮古島の来間島を走った時を思い出しました。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール