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【アクティブリーズ3Dサンダル レビュー】蒸れない快適リカバリーサンダル 【アクティブリーズ3Dサンダル レビュー】蒸れない快適リカバリーサンダル 【アクティブリーズ3Dサンダル レビュー】蒸れない快適リカバリーサンダル 【アクティブリーズ3Dサンダル レビュー】蒸れない快適リカバリーサンダル

【アクティブリーズ3Dサンダル レビュー】蒸れない快適リカバリーサンダル

今回紹介するのは「アクティブリーズ3Dサンダル」という、Asicsが作った究極のリカバリーサンダル。3Dプリントで成形された格子状の構造を持ち、クッション性と通気性を両立した1足です。2022年7月に発売されてから品薄状態が長引きましたが、ようやく購入できたのでレビューします。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

主な特徴

Asicsの「アクティブリーズ3Dサンダル(Actibreeze 3D Sandal)」は、格子状の構造を持つリカバリーサンダルです。主な特徴は次のとおり。

  • アシックススポーツ工学研究所が企画・設計
  • Luxcreo社の3Dプリント技術を採用
  • 足裏の湿度と温度を低く保つことが可能
  • 2022年7月発売
  • 定価は13,200円

リカバリーサンダルは、スポーツで疲れた足を休めるためのサンダルとして一部のアスリートに支持されています。日本では2018年頃からリカバリーサンダルのパイオニアである「OOFOS(ウーフォス)」が広まり、その後Hokaの「ORA(オラ)」や「TElIC(テリック)」といったブランドが品揃えを拡大してきました。

Asicsは後発ながらも、まったく新しいアプローチでリカバリーサンダルを再定義しています。最大の特徴は、厚みのある格子状の構造。Luxcreo(ラックスクレオ)社が持つ弾性に優れた素材の3Dプリント技術を採用しています。箱には「Powered by LuxCreo」と控えめに書いてありました。

サンダル全体が格子状になっており、中が透けて見えるのが分かります。外側にはAsicsのロゴ「a」がプリントされています。

足を置く部分は窪みになっており、つま先から土踏まずにかけて滑らかな曲線を描いています。最も圧力のかかるカカトの部分は網の目を小さくして補強するなど、ディテールにこだわりを感じます。

サンダルの底はフラットなので安定感は抜群に高いですね。

重さはSサイズの実測値で243gでした。中がスカスカなので見た目よりも軽いです。

サイズ感

「アクティブリーズ3Dサンダル」は男女共通のユニセックス仕様。次の5つのサイズから選べます。

  • XS(22.5~23.5cm)
  • S(24.0~25.0cm)
  • M(25.5~27.0cm)
  • L(27.5~28.5cm)
  • XL(29.0~30.5cm)

自分の場合、ランニングシューズはワイドタイプなら25.5cm、通常タイプなら26.0cmがジャストサイズになります。そんなわけで今回はMサイズ(25.5~27.0cm)を購入するつもりでしたが、迷っていたら売り切れてしまいました…。

そこで、ダメ元でワンサイズ下のSサイズ(24.0~25.0cm)を購入しました。Asicsの公式オンラインストアなら無料で返品できるので、とりあえず試着してみます。

実際に履いてみると、意外にもSサイズがドンピシャでした。大きすぎず、小さすぎず、本当にピタリという感じです。大きすぎると歩くたびにズレますし、小さすぎると窮屈で着脱もストレスフルになります。本当にラッキーでした。

程よく沈みこむクッション

しばらく家の中で履いてみました。第一印象は「気持ちいい…」。体重をかけると、適度に柔軟性を持たせた格子が変形し、程よく沈み込みます。しかも圧力の高い部分は強度が高く、圧力が低い部分は強度が低くなるよう調整されており、結果的に足圧が均一に分散されます。

足元がスースーして涼しい

上の写真は、左がTelicの「ダブルクラウド(W-Cloud)」で右が「アクティブリーズ3Dサンダル」。通常、サンダルを履くと足裏が密着して時間が経つと身体が発する熱で体感温度が上がります。一方で「アクティブリーズ3Dサンダル」は足裏の下がスッカスカ。冬に裸足で履くと寒いくらいです。

逆に夏場は「アクティブリーズ3Dサンダル」を重宝しそう。リカバリーサンダルの最大の弱点は「蒸れ」に弱いことでしたから。群れなければ汚れや臭いがつきにくいですし、サッと水洗いしてすぐに乾かせます。

靴下を履いても着脱が簡単

ランニングソックスを着用した状態でで「アクティブリーズ3Dサンダル」を履いてみました。足を入れる時に格子状の凸凹で引っかかるかなと思いましたが、杞憂に終わりました。スッと出し入れできて着脱が簡単です。

拡大して見ると

サンダルの外側は滑らかな曲線を描きつつも、内部の構造はX状の格子を緻密に組み合わせた構造になっています。見れば見るほど、すごい技術だな…と感心します。

この構造、どこかで見覚えがあるな…と思いきや、Adidasの「4D」シリーズが思い浮かびました。発売当初は物珍しさで注目されていましたが、最近はいろんなタイプのシューズに「4D」が使われているんですね。

欠点はあるのか?

しばらく使ってみましたが、これと言った欠点は見当たりません。が、こんなチラシが同梱されていました。「木の枝や小石などソールの部分を突き抜けて足に触れる恐れがありますので、そのようなものがある路面ではご使用ならないでください。」とのこと。

確かに格子状の隙間を突き抜ける可能性はゼロではありません。また屋外で使うと、足がホコリや砂で汚れそうですね…。自分のように屋内で使用する分には問題なさそうです。

総合評価:普通に満足

Asicsの「アクティブリーズ3Dサンダル」を購入して普通に満足しています。格子状の構造にすることで、快適なクッション性を実現しつつ、従来のリカバリーサンダルの弱点だった「群れやすさ」も解消しました。リカバリーサンダルの完成系と言っても過言ではないでしょう。

一方で、サンダルに定価13,200円は高すぎますよね…。たとえリカバリーに特化したものだとしても。3Dプリントの部分を少なくした「アクティブリーズ ハイブリッドサンダル」は廉価版とはいえ定価は12,100円と大差ありません。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「Asics アクティブリーズ3Dサンダル」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

Asics アクティブリーズ3Dサンダル

定価:13,200円