
マラソンブロガーのtomoです。
2022年11月に発売されたブルックスのランニングシューズ「ゴースト 15(GHOST 15)」を紹介します。
人気シリーズ15代目となる最新モデルはカカト周りのサポートが高まりました。主な特徴は以下のとおり。
ランニング初心者がマラソン大会で履いたり、シリアスランナーがジョギングで履いたり、あらゆる層のランナーにおすすめの1足です。早速履いてみたので詳しく紹介しますね。
今回紹介する「ブルックス ゴースト 15」は以下の通販サイトから購入できます。
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ブルックス(Brooks)は100年以上の歴史を持つアメリカのシューズメーカーです。
創業は1914年。もともと野球やフットボールのシューズを得意としていましたが、1970年代からランニングシューズに特化しています。
中でもロングセラーモデルとして人気なのがゴースト(GHOST)シリーズ。日本語では「お化け・幽霊」の意味ですね。
毎年改良を重ねており、2022年11月には15代目となる「ゴースト15」が発売されました。主な特徴は以下のとおり。
最大の特徴は、スムーズの走り心地を生み出すクッションにあります。
アップデートされた「DNA LOFTv2」とクラッシュパッド(Crash Pad)と呼ばれるアウターソールクッションの組み合わせが、クッション性能と推進力を絶妙なバランスで両立。この履き心地はクセになります。
ブルックスの「ゴースト15」のファーストインプレッション
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) November 4, 2022
前作の14は足圧分散が均一でしたが、新作の15は踵に足圧を寄せている感じがします
進化を感じるポイントは以下のとおり
・踵のホールド感と反発力が向上
・オフセットは同じなのに足が前傾になる
・スピードが出しやすい pic.twitter.com/jprn3eJKfo
前作「ゴースト14」と比較してみましょう。基本スペックを表にまとめました。
ゴースト15 | ゴースト14 | |
---|---|---|
発売 | 2022年11月 | 2021年9月 |
重さ | 280g(27.0cm) | 281g(27.0cm) |
ドロップ | 12mm | 12mm |
ミッドソール | DNA LOFTv2 | DNA LOFT 100% |
アッパー | 2層に編み込まれたシームレスなエンジニアードメッシュ | 2層に編み込まれたシームレスなエンジニアードメッシュ |
アウトソール | セグメントされたクラッシュパッド | セグメントされたクラッシュパッド |
価格 | 16,500円 | 14,300円 |
重さ、ドロップ、アッパー、アウトソールは大きな変更点はありません。
ミッドソールは前作でフルレングスの「DNA LOFT」が初めて採用されました。新作では改良された「DNA LOFTv2」を搭載しています。
以下の写真は、左が新作の「ゴースト15」で、右が前作の「ゴースト14」です。パッと見た感じでは違いが分かりません。
シューズの基本的な構造は同じですが、ミッドソールの形状がアップデートされました。新作ではクッションが横にポコっとはみ出しています。デザイン的にユニークで可愛らしいですよね。
アウターソールはセグメントされたクラッシュパッドを継承し、ほぼ変わりなしです。
価格は2,200円アップしています。インフレの影響でしょうか……。
それでは「ゴースト15」を詳しく見ていきましょう。
まずは側面から。「DNA LOFTv2」を搭載したミッドソールは、クッション性能だけでなく、その形状も大胆にアップデートしています。丸みを帯びた形状は、優しい印象を当てます。
クッションは軽量で柔からかいのですが、適度な反発力を持ち、クッション性能と推進力を絶妙なバランスで両立させています。
アッパーには2層に編み込まれたシームレスなエンジニアードメッシュを採用。通気性を高めつつ、耐久性も妥協しません。
新作では上部にもメッシュの穴が設けてつシューレース(紐)の構造は前作から軽量化・簡素化されています。
足首周りは、分厚いタンとアンクルパッドで包み込みます。
アウトソールは区分けされたクラッシュパッドを配置し、その上に耐久性とグリップ性能に優れたラバー素材で覆っています。
カカトの真下には「DNA LOFTv2」の文字が刻まれています。
メンズ25.5cm(Wide)の重さは実測値で251gでした。前作は同じサイズで258gだったので、7gだけ軽量化されました。
「ゴースト15」のサイズ展開は以下のとおり。
幅広(ワイド)タイプは、メンズは「Wide」と「Super Wide」、レディースは「Wide」が選べます。
ランニングシューズ選びでは25.5cmと26.0cmで悩みますが、「ゴースト15」はメンズ25.5cmの「Wide」を選びました。足指周りのスペースに余裕があり、ちょうど良いサイズ感でした。
ここからは実際に「ゴースト15」を履いてみた感想をまとめます。
まずフィッテイングの段階から、足首周りの快適性を実感します。厚めのタンとアンクルパッドが足首を包み込み、優しく固定してくれます。
シューレースに少しだけ伸縮性を持たせることで、紐をキツめに結いても締め付け感がありません。
「ゴースト14」は足圧が均一に分散される履き心地が特徴でした。まるで雲の上に乗っているような感じで、それはそれでクセになります。
「ゴースト15」はそれが一変し、足圧がカカト寄りになります。表現が難しいのですが、カカトの下の部分だけクッションに厚みがあり、そこが足とシューズの「支柱」となるようなイメージです。
12mmのドロップは前作から変更なしですが、実際に足を入れると「ゴースト15」はかなり前傾しているように感じます。「ゴースト14」は逆にフラットに感じました。
こういう感覚的な部分は実際に履いてみないと分からないですよね。
前傾しているため「ゴースト15」を履いて直立するだけで、身体の重心が前に移動する感じがします。そして身体を前に傾けると、脚が自然と前に出ます。
これは前作にはなかった感覚ですね。ゴースト・シリーズはクッション重視のジョギングシューズですが、「ゴースト15」はその中でもよりスピードが出しやすくなったと言えますね。
レースで1秒で速いタイムを狙いたいなら、同じブルックスの最速マラソンシューズの「ハイペリオンエリート3」がおすすめです。
「tomo」も履いていますが、ハイスピードでも走行安定性が極めて高く、コロコロ転がして走る独特のライド感がクセになりますよ。
今回紹介した「ブルックス ゴースト 15」は以下の通販サイトから購入できます。
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これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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