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2022年6月に発売されたブルックスの最速級マラソンシューズ「ハイペリオンエリート3」を紹介する。走行安定性が極めて高く、ハーフ・フルマラソンで自己ベストを狙いたいランナーにおすすめの1足。
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ブルックス(Brooks)は日本では知名度が低いが、本国アメリカではランニングシューズのメジャーブランドのひとつ。100年以上の歴史を持ち、「ハイペリオンテンポ」や「ゴースト」などのランニングシューズが人気。ちなみに僕は「ゴースト14」をジョギングで愛用している。
ハイペリオンエリート(Hyperion Elite)は、ブルックスが同社のフラグシップモデルに位置付ける最速級のマラソンシューズ。アシックスの「メタスピード」、ナイキの「アルファフライ」と互角に戦えるモデルだ。
2022年6月にはシリーズ3代目となる「ハイペリオンエリート3」が発売された。特徴は以下のとおり。今回は発売当日にユニセックスタイプの26.0cmを注文した。
最大の魅力は、走行時の安定感の高さ。ミッドソールは軽量性・クッション性・反発性のバランスが良く、ハイスピードで驚くほどの安定性を維持する。
フラグシップモデルとはいえ、ランニングシューズで1足3万円は高すぎる……。
それでは「ハイペリオンエリート3」を詳しく見ていこう。
各社の最速級マラソンシューズと同様に、厚底のミッドソールにカーボンプレートを内蔵している。カーボンプレートは安定性と反発力を合わせ持つ可変式で接地と蹴り出しの安定感を高めている。
ブルックスの自慢のミッドソール素材「DNA FLASH」を採用。液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡・成型しており、軽量性・クッション性・反発性をバランスよく兼ね備えているのが特徴だ。
オフセット(前足部とカカトの高低差)が8mmあるが、靴底はフラットで接地面積が大きく取られているため安定感が非常に高い。つま先からカカトにかけて溝が掘ってある。アウターソールはつま先〜前足部とカカトの部分にのみ配置。
アッパーには通気性に優れたメッシュ素材を採用。
シューレース(紐)は、ギザギザのパターンが施されており、走行時でも解けにくい。釣り餌の「ジャリメ」に似た構造は、アシックスの「メタスピード」の第2世代モデルにも採用されている。
個人的に感動したのは、カカト周りのサポート。ヒールカップの内側には両側面に2つ、背面に1つクッションを配置し、カカト周りのホールド感を高めている。プルタブ付きなので、シューズの着脱も簡単だ。
「ハイペリオンエリート3」のサイズ展開は、ユニセックスモデルで23.5〜29.0cm(0.5cm刻み)。
僕はランニングシューズのサイズはいつも25.5cmか26.0cmで迷うが、幅広タイプの僕の足には26.0cmがジャストに感じる。ちなみにワイドタイプはない。
こちらは後日、更新する。
ここからは実際に「ハイペリオンエリート3」を履いてみた感想を紹介する。
「DNA FLASH」のクッションはやや硬めの印象。見たの厚さからは想像できないほど軽く、足運びは軽やか。
ミッドソールは一枚板のようにほとんど曲がらず、カーボンプレートの推進力はあまり実感しない。重心を前にするとロッキングチェアのように転がり、自然と足が前に出る。
僕が持っているランニングシューズだと、履き心地はアシックスの「メタスピードエッジ+」やホカの「カーボン X2」に近い。
ジョギングからハイスピードまで、あらゆるペースにおいて安定感が高い。靴底がフラットで接地面積が大きいのが理由だろう。また、靴底の真ん中に掘ってある溝のおかげで左右のブレが軽減される。
走行時の安定感が高いと、ケガや故障のリスクが軽減できる。さらには無駄なエネルギーとロスが防げるので、長距離走の後半〜終盤でも疲れにくい。
「ボストンマラソン2018」のチャンピオンのであるデジレ・リンデン選手は、これを履いて50kmの世界記録を更新している。
以上、ブルックスの最速マラソンシューズの「ハイペリオンエリート3」を紹介した。
軽量性・クッション性・反発性のバランスを兼ね備えたミッドソール素材にカーボンプレートを内蔵し、あらゆるペースで非常に高い安定感を保つ。
ハーフマラソン〜フルマラソンで自己ベストを狙いたい人におすすめの1足だと思う。
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