自費レビュー|ニューバランス FuelCell RC ELITE v2

マラソンブロガーのtomoです。

2021年6月に発売されたニューバランスのランニングシューズ「FuelCell RC ELITE v2」を紹介します。

マラソンで自己ベストを狙いたい人におすすめです。主な特徴は以下のとおりです。

  • ニューバランス最速マラソンシューズ「RC ELITE」の2代目
  • ミッドソールに高反発なフューエルセル(FuelCell)を使用
  • フルレングスのカーボンファイバープレートを内蔵
  • 重さは199g(メンズ・26.0cmの実測値)
  • 定価は税込28,600円

「とも」は発売日に注文しました。早速履いてみたので詳しく紹介しますね。

今回紹介する「New Balance FuelCell RC ELITE v2」は以下の通販サイトから購入できます。

サイズ選びに不安があるなら、Amazonの無料試着サービス「Prime Try Before You Buy」を使って自宅で試着してみましょう。気になるサイズや色をまとめて注文、不要なものは無料で返送・返品できますよ。

目次と内容

新ミッドソールの反発力がハンパない

「FuelCell RC ELITE v2」は、2020年に9月に発売された「FuelCell RC ELITE」の2代目ですが、まったく別物のシューズに生まれ変わりました。主な特徴は以下のとおり。

  • ニューバランス最速マラソンシューズ「RC ELITE」の2代目
  • ミッドソールに高反発なフューエルセル(FuelCell)を使用
  • フルレングスのカーボンファイバープレートを内蔵
  • 重さは199g(メンズ・26.0cmの実測値)
  • 定価は税込28,600円

最大の特徴は、FuelCellクッションとカーボンファイバープレートの組み合わせが生み出す反発力と推進力。

しかも接地面積が広いため、フォアフット〜ミッドフットのどこで接地しても力強い推進力が得られます。

初代FuelCell RC ELITEとの違い

参考までに、初代「FuelCell RC ELITE」と比較してみましょう。まずは基本スペックの違いを表にまとめました。

FuelCell RC ELITE v2FuelCell RC ELITE
発売2021年6月2019年9月
重さ(実測値)199g(26.0cm)191g(26.0cm)
ドロップ
ミッドソールFuelCellクッション+カーボンプレートFuelCellクッション+カーボンプレート
アッパーニットアッパーニットアッパー
アウターソールラバー+サイドウォールダイナライド+サイドウォール

写真の左側が新作の「v2」です。

ミッドソール

最も違いを感じるのはミッドソール。FuelCellクッション+カーボンプレートの基本構造は初代から踏襲しつつも、クッションの厚みと形状が全く違います。

「v2」の方がクッションに厚みがあり、カーブも滑らかなのが写真を見ても分かると思います。

初代はロッキングチェアのように転がして走ると推進力を得られましたが、「v2」はミッドフットで着地させて反発力を利用するのが良さそう。

アウターソール

靴底の構造はガラッと変わりました。まず「v2」は真ん中に空洞が設けられています。

そしてフォアフットのラバーが「ダイナライド」から一体型のタイプに変更されました。「ダイナライド」は「Hanzo V2」の時から気に入っていたのでちょっと残念。

デザイン

それでは「FuelCell RC ELITE v2」を詳しく見ていきましょう。

まず、ミッドソールは分厚くて柔らかいのが特徴です。ホカのマシュマロクッションに近い感覚です。

上に沿ったつま先以外は、地面に対してフラットで接地面積が大きいのが特徴です。ここは初代モデルとの大きな違いでもあります。

アッパーは薄手のニット素材。初代モデルから耐久性が増しています。

アッパーを覆うように配置されたロゴデザインがカッコいいですね。

アキレス腱のパッドは、着脱の際に指でつまめる「プルタブ」の役割も兼ねています。

タンはペラペラに薄く、足の形にいい感じで馴染みます。

靴底はフォアフットが滑り止めのラバーで覆われています。そしてカカトの両側には「サイドウォール」と呼ばれるラバーを配置。

重さは実測値で199gでした。

サイズ感

「FuelCell RC ELITE v2」のサイズ展開は以下のとおり。

  • メンズ:25.0~29.0cm
  • レディース:22.0~25.5cm

普段のランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷います。

今回は、Amazonの試着サービス「Prime Try Before You Buy」にサイズがありましたので、25.5cmと26.0cmを両方注文してみました。

自宅で試着して、気に入ったものだけを手元に残し、不要なものを送料無料で返品できます。実際に履いてみると、26.0cmのサイズ感がしっくりきました。やっぱり試着するのって大事ですね。

耐久性

こちらは後日、アップデートしますね。

20km

まずはテストランでの結果。柔らかいミッドソールには若干シワが入っていますが、ウェーブ状の窪みが耐久性を高めています。

靴底の状態。ミッドソールが接地する部分は耐久性が弱そうです。

履いてみた感想

実際に「FuelCell RC ELITE v2」を履いてみて気づいた点をまとめます。

反発力がハンパない

まずミッドソールの反発力が強い。もともとFuelCellは高反発を謳っていましたが、踏み込んだ時のリターンが大きさは、初代「FuelCell RC ELITE」とは比べものになりません。

「FuelCell RC ELITE v2」を上手く履きこなすコツは、この反発力を最大限活用することに尽きます。

接地面積が大きい

ミッドソールはフラットな構造で接地面積が大きくとられています。反発力の恩恵が得られるスイートスポットが広く、フォアフット〜ミッドフットのどこで接地しても爆発的な推進力が生み出されます。

安定感が広い

接地面積が広いため、着地の際に安定感が感じられます。もう一度靴底を見てみると、ミッドフットからフォアフットにかけての面積がグッと広がっているのが分かります。

ジョギングのみならず、「とも」のフルマラソンのレースペースである4:00/km前後でも、非常に安定した走りをサポートしてくれます。

おまけ

ニューバランスの最速マラソンシューズは、薄底シューズのHANZO(ハンゾー)シリーズが好きでした。

ナイキを筆頭に各社シューズメーカーが厚底シューズにシフトしていく中で、ニューバランスも厚底のカテゴリを攻めていますね。

今回紹介した「New Balance FuelCell RC ELITE v2」は以下の通販サイトから購入できます。

サイズ選びに不安があるなら、Amazonの無料試着サービス「Prime Try Before You Buy」を使って自宅で試着してみましょう。気になるサイズや色をまとめて注文、不要なものは無料で返送・返品できますよ。

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