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NB「ハンゾー R V2」レビュー

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。

NB「ハンゾー R V2」レビュー

2018年12月に発売されたニューバランスのランニングシューズ「HANZO V2(ハンゾー V2)」を紹介ます。

伝説のシューズ職人の三村仁司氏が率いるM.Lab(ミムラボ)と共同開発したシリアスランナー向けモデルとなっています。主な特徴は以下のとおり。

  • ニューバランス最速級ランニングシューズ
  • ミッドソールにレブライト(REVLITE)を搭載
  • 「S」はサブ2.5、「R」はサブ3.0ランナー向け
  • 価格は「S」が16,200円、「R」が15,660円
  • 重さは170g(メンズ25.5cm)

早速履いてみたので詳しくレビューします。

更新日: 公開日:

目次と内容

「S」と「R」モデル

2018年にニューバランスのランニングシューズのフラグシップモデル「HANZO(ハンゾー)」が刷新されました。

伝説のシューズ職人の三村仁司氏が率いるM.Lab(ミムラボ)と共同開発し、「HANZO V2」という名でシリアスランナー向けモデルを発売。

サブ2.5ランナー向けの「HANZO S V2」と、サブ3.0ランナー向けの「HANZO R V2」の2種類のモデルが用意されています。

今回紹介する「HANZO R V2」の特徴は以下のとおり。

  • ミッドソールにレブライト(REVLITE)を搭載
  • 価格は15,660円
  • 重さは170g(メンズ25.5cm)

三村仁司氏は、数多くのトップアスリートのシューズを手がけたレジェンド。「伝説のシューズ職人」の異名でも知られています。

「HANZO V2」の登場により、これまでトップアスリートしか履くことが許されたなかった三村氏のシューズが、市民アスリートの手に届きやすくなりました。

三村氏は自著『一流はなぜ「シューズ」にこだわるのか』の中で、最強のシューズとは「ケガしないシューズ」であると断言しています。

より速く、長く走るためには練習で走り込む必要があり、練習を継続するためにはケガをしないことが重要、というわけですね。

デザインとスペック

それでは「HANZO R V2」を詳しく見ていきましょう。

まず、初めて箱を手に取って驚きました。「あれ、空っぽ?」と錯覚するほど軽いのです。

メンズ25.5cmの重さは、実測値で170gしかありません。自分史上最軽量のランニングシューズです。

横(外側)から見た様子。ミッドソールにはレブライト(REVLITE)を採用し、コンパクトにまとめています。

横(内側)から見た様子。昔ながらの「薄底シューズ」です。最近話題の「厚底シューズ」に比べると頼りない印象を受けます。

上から見た様子。足首周りのアンクルパッドに厚めのクッションを配置しています。

靴底の様子。フォアフットの部分には三角ラバーが特徴的なダイナライド(DYNARIDE)を採用。

履いてみた感想

実際に「HANZO R V2」を履いた感想をまとめます。

ファーストインプレッション

第一印象は、ランニングシューズを履いているのを忘れてしまうほど素足(ベアフット)に近い履き心地でした。

とても軽くて、地面の感触が足裏にダイレクトに伝わってきます。特にフォアフット周りは足指も自由に動かせて、1本1本の神経が研ぎ澄まされます。

走りがコントロールしやすい

クッショニングは硬めです。厚底シューズに慣れたランナーにはクッション性能が物足りないと思いますが、昔のいわゆる「薄底シューズ」の履き心地です。

自分の走りを把握しやすく、コントロールしやすいシューズだと感じます。

高根沢元気あっぷハーフマラソン

デビュー戦はハーフマラソン。足指の神経が研ぎ澄まされ、「厚底シューズ」とは履き心地が全く異なります。

自然と脚が前に出る「ZOOM FLY FLYKNIT」とは異なり、自分の走りをコントロールしやすい印象を受けた。

深谷シティハーフマラソン(10km)

10kmのレースでも履いてみました。個人的には「HANZO R V2」はハーフよりも10kmの方が向いていると思いました。ハーフで走るならもうちょっとクッション性能が欲しいですね。

ぎふ清流ハーフマラソン

と言いつつ、ハーフマラソンのセカンドベストに貢献してくれました。

彩の森クロスカントリー

クロスカントリーのレースでも履いてみました。高いグリップ性能のおかげで芝生や土の上でも安定した走りをサポートしてくれました。

おまけ

2017頃からナイキを筆頭に厚底シューズが話題ですが、「HANZO V2」のような薄底シューズも捨て難いなと感じました。

厚底シューズは下手したらシューズに「走らされている」感が否めないです。一方で薄型シューズは脚本来の感覚が研ぎ澄まされます。

どちらが良いと決めつけるのではなく、お互いの良さをレースや日々の練習に取り入れるのがおすすめです。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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購入ガイド

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