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【Fresh Foam X 1080 v14レビュー】守られている感が半端ない
ニューバランスの「Fresh Foam X 1080 v13」が好きすぎて、新作の「1080 v14」を発売日当日に買いましたが、良くも悪くもクッションが変わってしまいました。別シューズみたいですが、それなりに気に入った点もあります。
目次と内容
- ニューバランスの1080とは?
- v14の特徴とv13から進化したポイント
- ミッドソールは「Fresh Foam X」
- アッパーはエンジニアードメッシュアッバー
- アウトソールは「Ndurance」
- 重さは261g(メンズ26cm実測値)
- サイズとフィット感
- ファーストインプレッション
- 1分間動画のレビュー
- 総合評価
ニューバランスの1080とは?
ニューバランスの「1080」シリーズは、クッション重視のランニングシューズです。2011年に初代の「1080 v1」が誕生し、「1080 v6」からミッドソールにFresh Foamクッションを採用。その後「1080 v12」から改良型のFresh Foam Xクッションが搭載されています。
自分は「1080 v13」を所有して、主にジョギングで使っていますが、走り心地の良さはこれまで履いたシューズの中でも群を抜いています。とにかく履くのが楽しみになる、そんなシューズです。
そんなわけで「1080 v13」の後継モデルが発売されると知り、発売日当日にネット通販で注文しました。
v14の特徴とv13から進化したポイント
ニューバランスの「Fresh Foam X 1080 v14」は2024年10月に発売されました。主な特徴は次のとおり。
- ミッドソールに厚みのある「Fresh Foam X」を搭載
- アッパーは軽くて丈夫なエンジニアードメッシュアッバー
- アウトソールは凹凸のある「Ndurance」を配置
- 重さは261g(メンズ26cm実測値)
- 定価は19,800円
前作「1080 v13」から進化した最大のポイントは、ソールの左右に「サイドウォール」と呼ばれる壁を設けていること。カカト周りをサイドウォールで包み込むことでブレが軽減され、安定感が高くなっているのが特徴です。
上の写真は左が「1080 v14」、右が「1080 v13」です。他にも、アッパーの甲周りのデザインや、アウトソールのラバー素材の配置が改良されていますが、パッと見では気づかないレベル。
ミッドソールは「Fresh Foam X」
ミッドソールには単一の合成樹脂で構成される「Fresh Foam X」を採用しています。厚みがあり、接地時の衝撃をほとんど感じないほどクッション性能に優れています。クッションが柔らかすぎるとエネルギーを吸収してしまい推進力が失われがちですが「Fresh Foam X」はそれがなく、適度なドロップ構造が前に進む力に上手に変換してくれます。
アッパーはエンジニアードメッシュアッバー
アッパーもかなりの厚みがあります。リサイクルす素材のエンジニアードメッシュアッバーを使用し、全体的にカッチリした印象を受けます。しかし見た目以上に軽く、締め付け感もありません。
アウトソールは「Ndurance」
靴底は「Fresh Foam X」が一部むき出しになっていますが、フォアフットの外側と中央、カカト周りの外側に「Ndurance」のラバーソールを配置しています。凹凸のある特殊な形状にすることで、地面を捉えやすくしています。
重さは261g(メンズ26cm実測値)
「Fresh Foam X 1080 v14」の重さは実測値で261g(メンズ26cm)でした。ちなみに前作「1080 v14」も同じメンズ26cmでしたが、実測値で261gと、ピタリと同じでした!
サイズとフィット感
「Fresh Foam X 1080 v14」は人気シリーズだけあってバリエーションが豊富です。まず、カラーは限られますが、幅の広さが次の3段階で選べます。
- D(やや細い)
- 2E(標準)
- 4E(幅広)
そしてサイズ展開は次のとおり。幅広タイプのみ、メンズは29.0cm、レディースは25.0cmまでとなります。
- メンズ:25.0cm〜30.0cm
- レディース:22.0cm〜25.5cm
自分の場合、ランニングシューズのサイズは標準タイプなら26.0cm、幅広タイプなら25.5cmがジャストサイズになりますが、今回は標準タイプの26.0cmを選びました。
実際に履いてみると、全体的に作りが大きてゆとりを感じます。しかしホールド感が非常に優れているので、大きすぎると感じることはありません。
ファーストインプレッション
早速「Fresh Foam X 1080 v14」を履いて10km走ってきましたので、第一印象をまとめておきます。
クッションは「v13」より硬め
前作に比べると、接地時の足の沈み込みが減りました。さらにソールの反発力が強く感じられ、エネルギーリターンが向上したように見受けられます。最後は4:00/kmまでペースアップしましたが、ぜんぜん余裕でした。
締め付けないのにホールド感抜群
これは前作と同じですが、ゆったりした作りで足を締め付けないのに、ホールド感は抜群に素晴らしいです。締め付けない=ストレスフリーなので、長時間走り続けても疲れにくいんですよね。
守られている感が半端ない
下は分厚いクッション、上は頑丈なアッパーで守られ、さらに「1080 v14」で改良されたサイドウォールでカカトが包まれ、三次元で足が保護されているような感覚。絶対的な安心感を感じられずにはいられません。
見た目以上に軽い
防御力が100%ぐらいなのに重さを感じず、むしろ見た目以上に軽くて驚くほど。前作もそうでしたが、感覚的にHokaのランニングシューズに似ていますね。
1分間動画のレビュー
「Fresh Foam X 1080 v14」を履いてみた感想をYouTubeショートにもまとめているのでご覧ください!いいね・チャンネル登録もしていただけると嬉しいです。
総合評価
総合評価はもう少し走り込んでから決めたいと思いますが、取り急ぎ良い点・気になる点をまとめておきます。
良い点
- 着地の衝撃をほぼ感じない高性能なクッション
- スピードもそこそこ出せる適度な反発力
- 三次元で守られているような安心感
気になる点
- そこまでクッション重視でなくなった?
- ジョギングシューズにしては高価
前作の「1080 v13」のググッと沈み込む感じが好きな人には「1080 v14」の感触は、あれ?と思うかもしれません。個人的には別のシューズのように感じます。どちらも好きですが、どちらかと言えばクッション重視の「1080 v13」の方を重宝すると思います。
適度に反発力のあるジョギングシューズは他にもたくさんありますからね。その点、クッション性能に振り切っている「1080 v13」は自分のシューズコレクションの中で特異な存在です。
新作が発売されて「1013 v13」の実勢価格が12,000円台まで下がってきました。在庫が無くなる前にもう1足買っておくべきか非常に悩みます。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
購入ガイド
この記事で紹介した「ニューバランス Fresh Foam X 1080 v14」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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