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中国・杭州西湖

中国・杭州西湖

中国の浙江省杭州市にある「杭州西湖」を旅ランしてきたので紹介します。

世界遺産にも登録されている杭州西湖は、古来より中国で最も美しい景色と称されています。湖畔には遊歩道が整備されており、最短ルートだと10kmで1周することができます。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

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「杭州西湖」は中国浙江省杭州市にある湖です。古来より中国で最も美しい景色として知られ、世界遺産にも登録されています。

杭州西湖のある浙江省杭州市は、人口1000万人を超える大都市。上海駅〜杭州駅は新幹線だと1時間半で移動でき、上海から日帰り旅行も可能です。

杭州西湖は杭州市西湖区にあり、杭州駅から西へ2kmほど歩くと湖畔が見えてきます。

湖畔には散策路が整備されており、最短ルートだと10kmで杭州西湖を1周することができます。

2018年5月に家族旅行で訪れた際に、杭州西湖を旅ランしてきましたので、その時の様子を紹介します。

今回は杭州西湖の東側にある「ハイアット リージェンシー 杭州」に宿泊しました。

ホテルから出発し、以下のルートで杭州西湖を1周してきました。

  • 湖濱景区(西湖北東)
  • 白堤(西湖北)
  • 苏堤(西湖西)
  • 雷峰塔(西湖南)
  • 南銭景区(西湖南東)

湖濱景区(西湖北東

前日の下見では湖畔は観光客で混雑していたので、人混みを避けるために、朝5時に起きて走りに出かけました。

前日の大雨で地面が濡れています。滑らないように注意しながら湖畔の遊歩道を反時計回りで走り始めました。

途中、「湖畔居」と呼ばれるエリアを通過。レストランや茶屋、お土産ショップが軒を連ねています。

湖畔では、おばあさんがストレッチ体操をしていました。まだ6時前だというのに、体操する人、散歩する人をよく見かけますが、ランナーはひとりもいません。

湖畔の一等地にスターバックスを発見。

その先には「惜別白公」と題した銅像が立っていました。

「白公」とは唐の時代の詩人、白居易(722-846)のことです。29歳で科挙の進士科に合格し、唐の官僚でもあった白居易は、杭州の長官(知事のような役職)を務め、杭州の発展を支えました。

こちらの銅像は、824年に杭州を去ることになった白居易との別れを惜しむ様子を描いている。

白堤(西湖北)

ここからは杭州西湖の北側を走ります。こちらは杭州西湖の人気スポットのひとつ「断橋」です。

断橋から先は「白堤」と呼ばれる人工の橋(正確には堤)を走って湖の真ん中を突っ切ります。

真ん中の道路よりも、湖畔の歩道を走る方がなんだか落ち着きます。

白堤の先は島になっていて、古い建物がありました。

こちらは浙江省博物館。まだ開館していません。

「光華復旦」と書かれた門の横を通り過ぎると、門の隣で体操しているおじいさんを発見。

こちらは『水滸伝』に出てくる武松(ぶしょう)の墓。と言われてもピンとこないですね。

苏堤(西湖西)

そろそろ杭州西湖の西側にある「苏堤」に入ります。「白堤」と同じく人工の橋が設けられていますが、こちらは木が生い茂っていて、緑のトンネルの中を走っているような感じです。

所どころに、小さな橋がかかっています。

こちらは「花港観魚」と呼ばれるエリア。

中に入ることもできますが、苏堤から見る姿も美しいですね。

雷峰塔(西湖南)

苏堤を渡り切ると、杭州西湖の南側に出ます。

杭州西湖の遊覧船がぎっしり停泊していました。

しばらく走り続けると「雷峰塔」の案内板を目にした。雷峰塔とは杭州西湖の南岸に建つ仏塔。杭州西湖の「十景」のひとつに数えられています。

まだ開館時間前なので、あとで家族を連れて来ることにした。

雷峰塔を通り過ぎると、杭州西湖南東の南銭景区に入ります。

しかしここで異常事態が発生。急にお腹がギュルギュルっと痛くなり、トイレに直行しないとまずい状態になりました。

ホテルにたどり着くまでには絶対に間に合わない。というわけで、近くの公衆トイレに駆け込みました。

公衆トイレは思ったよりきれいで安心しました。しかし個室の中にはトイレットペーパーが見当たりません。

探してみると、トイレの壁の郵便受けのような入れ物に入っていました。トイレットペーパーというより、かなりごわごわしたペーパータオルのような紙でした。

南銭景区(西湖南東)

公衆トイレを後にしてランニングを再開します。南銭景区はコースが入り組んでおり、まるで秘密の花園に紛れ込んだような感覚。

湖を見ながら休める休憩スポット。「湖見」なのか「見湖」なのか、どっちなんでしょう。

この辺りは橋が多いですめ。

後ろを振り返ると、先ほど通ってきた「雷峰塔」がポツンと建っていました。

こちらは、お茶屋さんでしょうか。

太極拳に励むご老人たちを発見。

「ん?水の中に何か浮かんでいる!」と思って良く見ると、なぜか金色の牛でした。

ここから石造りの橋を渡り、「西湖天地」と呼ばれるエリア(正確には島)に入る。

西湖天地の可愛らしい地図を発見。

湖に反射して、綺麗な円を描く橋を発見。

ここの石橋は橋幅が狭く、走って渡る際には注意が必要です。

またまた太極拳の集団を発見。中国らしい風景ですね。

朝焼けに照らされた杭州西湖はなんとも美しいですね。

ラスト300m。ちょうど遊覧船が岸に近づいてきました。近くで見ると結構大きいですね。

ちなみに後で家族を連れて遊覧船に乗ってみました。

おまけ

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。