Hoka「クリフトンエッジ」レビュー
2020年6月に発売されたホカのランニングシューズ「クリフトンエッジ」を紹介します。
大人気クリフトンシリーズのスピンアウト版で、エッジの効いたヒールストライクが安定した走りをサポートします。主な特徴は以下のとおり。
- 人気のロードランニングシューズ「クリフトン6」の進化版
- かかとの部分の面積を広げて着地を和らげ、スムースなヒールストライクを実現
- 履き口に形状記憶フォームのアンクルパッドを搭載
- 重さは227g(メンズ25.5cm)
- ドロップは5mm
- 定価は税込22,000円
「とも」は発売日当日に注文しました。早速履いてみたのでレビューしたいと思います。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
クリフトンシリーズの派生モデル
ホカの「クリフトン6」の発売から時間が経ち、そろそろ「クリフトン7」が発表される頃かなと思っていた矢先、2020年6月に「クリフトンエッジ(CLIFTON EDGE)」が発売されました。
クリフトンシリーズはホカのランニングシューズのフラグシップ。「クリフトンエッジ」はその派生系、スピンアウトモデルと言えます。主な特徴は以下のとおり。
- かかとの部分の面積を広げて着地を和らげ、スムースなヒールストライクを実現
- 履き口に形状記憶フォームのアンクルパッドを搭載
- 重さは227g(メンズ25.5cm)
- ドロップは5mm
- 定価は税込22,000円
最大の特徴は、かかと部分にエッジ(出っ張り)を作ることで接地面積を広げ、スムースなヒールストライクを実現していること。
写真を見ると一目瞭然ですが「やりすぎじゃない?」と思うほど、エッジが効いていますよね。実はこれ、無駄なように見えて、重心のバランスを取り、安定感を高めるために必要なんです。
クリフトン6との違い
「クリフトンエッジ」のベースとなっている「クリフトン6」との違いを見ていきましょう。基本スペックを表にまとめました。
クリフトンエッジ | クリフトン 6 | |
---|---|---|
発売 | 2020年6月 | 2019年9月 |
重さ | 252g(27.0cm | 255g(27.0cm) |
ドロップ | 5mm | 5mm |
ミッドソール | 超軽量で復元力の高い新しいフォーム | EVAミッドソール |
アッパー | メッシュ、プルタブ | メッシュ |
アウトソール | 摩擦の多い部分にのみラバーを配置 | ラバーEVAブレンド |
並べてみると、かかとのエッジの違いが際立ちます。
「クリフトン6」から進化したもうひとつのポイントは、足首周りのアンクルパッド。形状記憶フォームを搭載することで足首のフィット感を高め、シューズをしっかりと固定してくれます。
デザインとスペック
それでは「クリフトンエッジ」を詳しく見ていきましょう。
ミッドソールにはホカのトレードマークとも言える「マキシマムクッション」を採用。高いクッション性と程よい反発性が快適な走りをサポートします。
アッパーには通気性に優れたメッシュ素材を採用。履き口に足首を包む形状記憶フォームのアンクルパッドを搭載し、足首をしっかりと固定。
耳のようにピンと立ったプルタブは、着脱のしやすさと、アキレス腱のサポートに貢献。薄くなったタンは、足の形に馴染むようにフィットします。
ラバーEVAブレンドのアウトソールは厚みがあり、フォアフット〜ミッドフット(ピンク)とヒール(オレンジ)の大きく2つのパーツに分かれています。
真ん中の部分を窪ませることでアーチ構造を作り、クッション性が向上しています。
インナーソールは薄いフラットな素材を使用。
メンズ25.5cmの重さは実測値で227gでした。見た目のゴツさからは想像できないほど軽いです。手に取った瞬間に「軽っ」と驚いたほどです。
サイズ感
「クリフトンエッジ」のサイズ展開は以下のとおり。
- メンズ:25.0cm〜30.0cm
- レディース:22.0cm〜25.0cm
ランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷いますが、今回は25.5cmを選びました。ワイドタイプではなくても横幅に余裕があり、ちょうど良いサイズ感でした。
履いてみた感想
実際に「クリフトンエッジ」を履いてみた感想をまとめます。
アスファルトの上を走っている感じがしない
クリフトンシリーズは長距離のロードランニングの定番シューズです。マシュマロのように柔らかい独自のマキシマムクッションにより、アスファルトのような硬い路面を長時間走り続けても脚へのダメージを軽減してくれます。
「クリフトンエッジ」も例外ではなく、20〜30kmのロードランニングでその威力を発揮します。
スロージョグにおすすめ
「クリフトン6」に比べてスピードを出すのが難しそう。どんなに頑張っても5:00/km前後が限界です。やはりLSDみたいに、ゆっくり長く走るのがピッタリですね。
おまけ
人気シリーズの派生モデルって、買うのに結構迷うんですよね。「王道」のラインから外れて、実験的なランニングシューズを作るので、当たり外れが多い印象です。
例えばナイキのペガサスシリーズだと「ペガサスターボ」なんかは派生モデルです。良いシューズなんですが「ペガサス」や「ズームフライ」との棲み分けが難しいですよね。
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