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【月刊ともらん2024年8月】走行距離304km。人生で最も長い夏休み

【月刊ともらん2024年8月】走行距離304km。人生で最も長い夏休み

8月は23日間も旅に出かけました。もちろん旅先では沢山ランニングして、北海道マラソンも走りました。人生もランニングもリフレッシュできた1ヶ月間でした。写真は北海道で走った「天に続く道」です。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

月間走行距離は304km

2024年8月は304km走りました。これで4月以降、5ヶ月連続で「月間走行距離300km以上」を維持できています。毎月ギリギリではありますが。

8月は3週間以上旅に出ていましたが、旅先で思ったより走れたのと、北海道マラソンでフルマラソンを完走したのが大きかったですね。

4回目の北海道マラソン

北海道マラソンは、今回で4回目の出場となります。デビュー戦は11年前の2014年大会。その2年後の2016年も参加しましたが、いずれも暑さにやられて途中から歩いてしまった苦い記憶があります。3回目の2022年大会で初めて歩かずに完走できました。

北海道マラソンは暑いことで有名ですが、気温はスタート時で23℃、フィニッシュ時で28℃でした。日本一埼玉県に住んでいる人間からすれば、夏に30℃を越えなければ「涼しい」という感覚。でも実際に走ってみると、やっぱり暑かったですね。

今回は記録を狙わず、最初から4:25〜4:35/kmペースで挑んだため、気持ちよく走ることができましたが、それでもラスト7kmは苦しみました。

人生で最も長い夏休み

8月は3週間以上、正確には8月9日から8月31日までの23日間、夏休みの旅行に出かけました。もともと1週間だけ有給休暇を取る予定でしたが、勤務先の部署異動のタイミングと重なったため、思い切って8月末まで休むことに。

1週間目は、両親と妻と娘たちと山口県〜広島県〜香川県をドライブしながら観光しました。2週間目は3日間だけ父と2人で高知県〜香川県〜岡山県を巡り、残りは独りで鳥取県〜兵庫県〜京都府を観光。3週間目は北海道をぐるりと1周してきました。

西日本を中心に観光していたのに、なぜ途中から北海道へワープする?と疑問に思われるかもしれませんが、もともとエントリーしていた北海道マラソンを走るためです。

移動手段はマイカー。移動のための移動をほぼゼロにするため、フェリーをフル活用しました。今回、西日本から北海道へワープできたのは、新日本海フェリーの舞鶴→小樽の航路のおかげ。フェリーだと車ごと移動できますからね。

旅の記録:西日本編

備忘録をかねて、旅先で訪れた場所をまとめておきます。そんなの興味ないよ、という方はこちらをクリックして読み飛ばしてください。

1日目

前日の夜に東京・有明でマイカーを預けて、新幹線で下関まで移動済み。初日はフェリーの到着を待ちながら、小倉〜下関間を旅ランしてきました。

2日目

福岡県の新門司港でマイカーを受け取り、山口県の徳山駅で妻と娘たちをピックアップします。その前に、ずっと走ってみたかった「角島」で旅ランしてきました。家族と合流した後は、岩国に寄り道して広島県の宮島へ。

3日目

宮島では連泊したので、この日は終日、宮島を観光してきました。もちろん旅ランも。思ったよりガチめなトレランになりました。

4日目

宮島から尾道へ移動。途中、広島の原爆ドームと平和記念資料館を訪れました。

5日目

前日から両親も合流し、瀬戸内しまなみ海道をめぐりました。瀬戸内海に浮かぶ大三島に宿泊し、ついでにフェリーに乗って大久野島にも足を伸ばしました。

6日目

大三島から大島まで移動。途中10kmだけ、父と妻と娘たちがレンタル自転車でサイクリングを楽しみました。

7日目

大島から今治を経由して道後温泉まで移動。有名な「道後温泉本館」に行ってきましたが、混雑しすぎて5分で退出したのは苦いけど良い思い出。

8日目

道後温泉では連泊したので、この日は終日、松山を観光。午前中に家族と一緒に松山城を訪れ、午後に独りで走って再び松山城を訪れています。

9日目

母と妻と娘たちを松山空港まで送り届け、父と2人で香川県の琴平温泉へ。途中、高知県の牧野植物園と桂浜に寄り道してきました。

10日目

もともと倉敷に直行する予定でしたが、近くに弘法大師空海が生まれたお寺「善通寺」と、空海が改修工事に携わったため池「満濃池」の存在を知り、寄り道してきました。

11日目

父を岡山駅に送り届けて、鳥取県まで移動しました。本州を南北に横断するのは結構大変でした。でも前からずっとやりたかった「鳥取砂丘を走る」が実現できました。

12日目

鳥取から若狭まで250kmのロングドライブ。途中、「天空の城」と呼ばれる竹田城跡で旅ランしてきました。

13日目

北海道マラソンに向けた長距離走をかねて、若狭の名勝「三方五湖」を1周してきました。その晩、舞鶴まで戻り、舞鶴港からフェリーに乗りました。

14日目

ほぼ終日、船上で過ごしました。インターネットが繋がらないので、読書が捗りました。21時過ぎに北海道の小樽港に到着。

旅の記録:北海道編

15日目

午後はリモートワークで予定が埋まっていたので、午前中にサクッと天狗山を走ってきました。

16日目

小樽から札幌へ移動。高速を使うと1時間ちょっとで行けるんですね。博物館めぐりを楽しんだあと、北海道マラソンの受付を済ませてきました。

17日目

北海道マラソン当日。8時半スタートなので午前中に走り終えましたが、午後はホテルでずっとダラダラと過ごしました。

18日目

札幌から旭川へ移動。旭川では、学生時代に好きだった作家・三浦綾子さんの文学記念館をたまたま見つけて寄り道しました。

19日目

旭川から知床まで300kmのロングドライブ。途中でルートを変更して佐呂間→網走→斜里を経由しました。そのおかげで「北浜駅」という、ちょっと変わった駅に出会えました。

20日目

知床では連泊したので、この日は終日、知床で遊びました。特に良かったのは、知床五湖をめぐるツアー。地上遊歩道を2時間半かけてのんびり歩くのですが、普段なら見過ごしてしまう自然からのメッセージをしっかり受けめることができました。ちなみに知床はヒグマが多く、外を走るのは怖いのでランニングはお休み。

21日目

知床から阿寒湖まで移動。途中で「天に続く道」をドライブし、最初の3kmだけ走って往復しました。その後、宿泊地の阿寒湖でも走りました。

22日目

阿寒湖から苫小牧まで300kmのロングドライブ。途中、帯広の「緑が丘公園」でランニングしてきました。もともと苫小牧に直行する予定でしたが、Xで繋がっている方からおすすめのランニングコースを教えていただき、帯広に寄り道しました。寄り道する価値のある、素晴らしい体験ができました。夕方、マイカーと共に苫小牧港を出港。

23日目

最終日は昼過ぎに茨城県の大洗港に到着。そして無事、埼玉県の自宅に戻りました。今回の旅ではフェリーで3000km、車で2400km移動した計算になります。

今回の旅で学んだこと

人生で最も長い旅を終えて、学んだことが3つあります。

まず、23日間は長すぎたということ。こんなこと言ったら妻に怒られそうですが…。自分の場合、旅先で観光したり、走ったり、のんびり出来ない性格なので、長期間旅に出ると疲れが溜まります。最大で10日間までがバランス的にちょうど良い感じ。まあ、こんなに長い休みを取れる機会はしばらくないと思いますが…。

次に、カレンダーに余白を残しておくこと。スケジュールをガチガチに組むと急な予定変更に対応できませんし、疲れをとる暇もありません。今回は連泊を織り交ぜて時間的な余裕を作ったり、フェリー乗船時を何もしない時間にあてたり、結果的に余白ができて助かりました。

最後に、現地で積極的に情報収集すること。あらゆる情報がネットでアクセスできる時代ですが、現地でしか分からない情報も沢山あります。今回の旅でも、宿の中居さんや地元住民の方から教えていただいた情報のおかげで、予期せぬ素晴らしい体験ができました。また現地の案内板や資料館から学んだことも多くあります。

田沢湖マラソンが開催中止に…

2024年後半の出走予定のレースは次のとおり。

でしたが、9月の「田沢湖マラソン」が開催中止となりました。理由は、7月の豪雨により、田沢湖畔のコースに土砂が流出し片側交互通行となっており、大会当日までランナーの安全確保が難しいため。そういう事情であれば、しかたないですね。

9月からトレーニングを再開

5〜7月はスピード強化を目的としたインターバル走に励んでいました。8月は旅行もありリフレッシュ期間として位置付け、9月からは本命フルに向けてトレーニングを再開します。

ちなみに本命のフルマラソンは、2024年後半は11月の神戸マラソン、2025年前半は2月の大阪マラソンです。目標タイムは、プレッシャーになるのであえて設定しませんが、今の自己ベストのタイムで余裕を持って走れるくらいの状態にしたいです。

買って満足したランニングアイテム

最後に、8月に購入したランニングアイテムの中から満足度の高かったものをピックアップします。と言っても、ほとんど家にいなかったので、レビュー記事は1件のみ。

こちらは「ダックビル・キャップ」というPatagoniaの帽子です。ツバは短くて柔らかく、コンパクトに折りたためて旅先の携帯に便利です。スウェットバンドも秀逸。今回の旅行でも、北海道マラソンでも重宝しました。

こちらは先月購入したAsicsの「マジックスピード4」ですが、今回の旅行でずっと履いていました。これ1足でジョギングからスピード練習まで対応でき、北海道マラソンでも着用しています。