ナイキ ズーム フライ フライニットのレビュー&評価

ナイキ ズーム フライ フライニットのレビュー&評価|ともらん

2018年10月11日発売の「ナイキ ズーム フライ フライニット」を履いて試走してきました。シューズの特徴や「ペガサスターボ」との比較、サイズ感や使用感など、購入の決め手となるポイントをわかりやすく解説します。
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この記事を書いているぼくは、日頃から10足以上のランニングシューズを履き回しています。

過去に購入したランニングシューズ一覧

ナイキのランニングシューズだと、最近のお気に入りは次の3足です。

ここでは「ナイキ ズーム フライ フライニット」を買おうか悩んでいる方のために、買う理由・買わない理由を整理しました。

購入のイメージがしやすいように、注文→配達→開封→試着の流れを、写真とともにお伝えしますね。

ちなみに、正式名称の「ズーム フライ フライニット」だと「フライ」が二回も続きます。二度揚げみたいにクドいので、これ以降は「ズーム フライニット」の省略名で呼ぶことにします。

それでは、詳しく見ていきましょう!

ズーム フライニットの発売時期

「ズーム フライニット」は、2018年10月11日発売にナイキから発売されたハイエンドモデルのランニングシューズです。

2018年9月9日に先行して発売された「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」の機能を継承しつつ、より購入しやすい価格帯で在庫を豊富に揃えています。

ズーム フライニットの特徴

「ズーム フライニット」のミッドソールには、以下の文字が小さく印字されています。

NIKE ZOOM FLY FK
FULL LENGTH CARBON FIBER PLATE
NIKE REACT CUSHIONING

「ズーム フライニット」のミッドソール
「ズーム フライニット」のミッドソール

これは「ズーム フライニット」の特徴を端的に言い表しています。

  1. FK = FLYKNIT
  2. FULL LENGTH CARBON FIBER PLATE
  3. NIKE REACT CUSHIONING

日本語に翻訳します。

  1. フライニット
  2. カーボンファイバープレート
  3. リアクトフォーム

ひとつずつ詳しく見ていきます。

1. フライニット

フライニット(FLYKNIT)は、糸を編み上げて作るナイキ独自のニット(knit)素材です。

羽のように軽量で足の形状にぴったりとフィットし、履く人の能力を最大限に引き出す、ほぼ継ぎ目のないアッパー。高強度のファイバーを使用したNike Flyknitテクノロジーにより、サポート力、伸縮性、通気性をピンポイントで提供する軽量のアッパーを実現。(公式サイトより)

「ズーム フライニット」では、アッパー部分にフライニットが使われています。フライニットは伸縮性に優れており、足を上部からピタリと固定してくれるので、走行中にズレを感じることはありません。

2. カーボンファイバープレート

カーボンファイバープレート(CARBON FIBER PLATE)は、ナイキのエリートランナー向けモデル「ヴェイパーフライ 4% フライニット」に搭載されている素材。

エリウド・キプチョゲ選手のマラソン世界記録や、大迫傑選手のマラソン日本記録更新に一役買ったと言われています。

3. リアクトフォーム

リアクトフォームは、ナイキが独自に開発したミッドソール素材。2018年に「ふわ・かる・びよーん」のキャッチコピーでデビューした「エピック リアクト フライニット」にも搭載されています。

Nike Reactは、かつてないフォームクッショニング技術で、Nike史上最も反発力に優れたフォームです。従来のNike製品の中で最も柔らかく弾力性のあるクッショニングと比較しても、Nike Reactは柔軟性が11%、弾力性が13%アップしています。また、耐久性と軽量性も向上しています。(公式サイトより)

ズーム フライニットを買う理由

ナイキのランニングシューズの最上位モデルが欲しい人は「ヴェイパーフライ 4% フライニット」を選ぶと思いますが、価格帯が飛び抜けて高くて品薄なので、購入しにくいのが現状です。

モデル 価格 在庫
ヴェイパーフライ 4% フライニット 28,080円 品切
ズーム フライニット 17,280円 品薄

「ヴェイパーフライ 4% フライニット」が欲しいけど、ひとつ下のモデルでも機能的には十分、という方には「ズーム フライニット」は買いだと思います。

また、すでに「エピック リアクト フライニット」を履いていて、ステップアップするシューズを探している方には「ズーム フライニット」がおすすめです。リアクトフォームやフライニットの機能はそのままで、スピードアップが期待できます。

ズーム フライニットを買わない理由

「ズーム フライニット」は「ヴェイパーフライ 4% フライニット」と同じカーボンファイバープレートを搭載していますが、ミッドソール素材はまったくの別物です。

素材 モデル
Nike ZoomX 「ヴェイパーフライ 4% フライニット」、「ズーム ペガサス ターボ」
リアクトフォーム 「ズーム フライニット」、「エピック リアクト フライニット」

純粋にスピードを求めるなら、Nike ZoomXを搭載した「ヴェイパーフライ 4% フライニット」や「ZoomXフォーム」が良ければ「ズーム ペガサス ターボ」を選択肢に入れたほうが良いでしょう。

Nike ReactテクノロジーとNike ZoomXのミッドソールクッショニングは共に、軽量で柔らかく、反発力に優れています。Nike ZoomXは特にスピードを追求したデザインで、当社で最速を誇るランニングシューズの製品ラインナップの中でも最もエネルギーリターン率が高くなっています。Nike Reactフォームでは、柔らかさ、反発力、軽さ、耐久性という4つの特長をすべて1つの製品で実現できます。(公式サイトより)

ズーム フライニットを試着

ここからは、注文→配達→開封→試着の流れを詳しくお伝えします。

ズーム フライ フライニットの全体像
ズーム フライ フライニットの全体像

公式オンラインショップで注文

今回ぼくはナイキ公式オンラインショップで「ズーム フライニット」を購入しました。

  • カラー:ブラック/オレンジピール/ムーンパーティクル/フラッシュクリムゾン
  • サイズ:26.0cm

注文してから、48時間後には埼玉の自宅に届きました。

  • 10月13日 14:14 注文完了
  • 10月14日 20:03 発送完了
  • 10月15日 14:32 配達完了
ビビッドなオレンジ色の箱
ビビッドなオレンジ色の箱

開封の儀

箱を開けて「ズーム フライ フライニット」とご対面!靴底のショッキングピンクが眩しい。

ズーム フライ フライニットの梱包
ズーム フライ フライニットの梱包

以下は「ズーム フライ フライニット」の外観です。

ズーム フライ フライニットを前から見た様子
ズーム フライ フライニットを前から見た様子
ズーム フライ フライニットを後ろから見た様子
ズーム フライ フライニットを後ろから見た様子

「厚底シューズ」という言葉が似合いますね。ミッドソールの高さが半端ない…。

ズーム フライ フライニットの内側
ズーム フライ フライニットの内側
ズーム フライ フライニットの外側
ズーム フライ フライニットの外側

靴底はツートンカラー。ショッキングピンクの部分がアウトソール。中央のグレーの部分は、ミッドソールが一体となっています。

ズーム フライ フライニットの靴底
ズーム フライ フライニットの靴底

変形した五角形の模様が特徴です。五角形はアメリカの国防総省がある「ペンタゴン」にも使われているほど、安定感のある構造をしています。

アッパー部分にはフライニットが使われています。

ズーム フライ フライニットの上部
ズーム フライ フライニットの上部

ほぼ継ぎ目がないのが特徴。

ズーム フライニットのアッパー部分
ズーム フライニットのアッパー部分

インナーには「RACING」の文字が入っています。薄くて立体的な形状をしています。

ズーム フライニットのインナー
ズーム フライニットのインナー

重量は実測値で232gでした。

ズーム フライニットの重量
ズーム フライニットの重量

試着

ズーム フライニットを試着
ズーム フライニットを試着

「ズーム フライニット」が到着してすぐに試着してみました。サイズがピッタリだったので安心しました。

万が一、サイズが合わなくても30日間は無料で返品が可能です。

ズーム フライニットのサイズ感

ここでひとつ大事なポイント。

ズーム フライニットのサイズ選びでは、通常のサイズよりも0.5cm大きいサイズがおすすめです。

ぼくは通常どのブランドでも 25.5cmを履いています。ナイキのランニングシューズもしかり。

  • ズーム ペガサス ターボ – 25.5cm
  • エア ズーム ペガサス 35(ワイド) – 25.5cm
  • エピック リアクト フライニット – 25.5cm

基本的にこれで問題ないのですが、「エピック リアクト フライニット」だけは少しきゅうくつに感じています。おそらく、フライニットが足をギュッと包み込むからでしょう。

というわけで、同じフライニット素材を使っている「ズーム フライニット」では、いつもより 0.5cm大きい 26.0cmを選びました。

ズーム フライニットのタグ
ズーム フライニットのタグ

これが大正解でした。26.0cmで大き過ぎず、きゅうくつ過ぎず、ちょうど良いサイズ。

つま先のスペースは2.3cm。やや余り気味かなと思いましたが、フライニットのおかげでまったくズレを感じることがありません。

つま先のスペース
つま先のスペース

ズーム フライニットの使用感

早速、「ズーム フライニット」を履いて試走してきました。

ズーム フライニットを履いて試走
ズーム フライニットを履いて試走

抜群の安定感 x スピード

ウォームアップ(WU)をしてから、2kmのインターバルを3本。

4:00〜5:00/kmのペースでは、非常に安定した走りができました。脚が自然と前にグイッと出るのが快感です。

しかし本領を発揮するのは 3:20~3:50/kmにペースアップしてから。ぼくの場合、このペースだと着地の衝撃が強くなり、バランスが崩れやすくなるのですが、反発性の高いリアクトフォームのおかげで安定性がキープできました。

個人的には 10kmやハーフマラソンのレース、インターバル走などで活躍してくれそうな気がします。

気になるフォームのシワ

ズーム ペガサス ターボ」「エア ズーム ペガサス 35」で試走した時は、1回履いただけでミッドソールにシワが入りました。

「ズーム フライニット」は、やっぱりシワが入りました…。機能には影響はなさそうですが。

ズーム フライニットのシワ
ズーム フライニットのシワ

エージングレポート

ここでは、「ズーム フライニット」の使用感を定期的にアップデートしていきます。

ズーム ペガサス ターボとの比較

「ズーム フライニット」の購入を検討している方は、「ズーム ペガサス ターボ」と比べて、どちらが良いか迷われるかもしれません。

参考までに違いがわかるように写真を載せておきます。

ズーム フライニット vs ズーム ペガサス ターボ
ズーム フライニット vs ズーム ペガサス ターボ
ズーム フライニット vs ズーム ペガサス ターボ
ズーム フライニット vs ズーム ペガサス ターボ
ズーム フライニット vs ズーム ペガサス ターボ
ズーム フライニット vs ズーム ペガサス ターボ

どちらも素晴らしいシューズです。価格帯も大きくわかりません。

硬めのクッショニングが好きな方は「ズーム フライニット」がおすすめです。ぼくも反発性が高いシューズが好きなので「ズーム フライニット」に一票。

純粋にスピードを求めるなら、「ヴェイパーフライ 4% フライニット」と同じ「ZoomXフォーム」を搭載した「ズーム ペガサス ターボ」が良いと思います。

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