
2018年10月に発売されたZOOM FLY FLYKNIT(ズーム フライ フライニット)は、ナイキの最速級マラソンシューズ。ナイキの最先端技術を搭載しつつ「VAPORFLY 4% FLYKNIT」より入手しやすい。実際に履いてみて気づいた点を紹介する。
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昨今話題のランニングシューズといえば、ナイキの厚底シューズ「VAPORFLY 4% FLYKNIT」。税込価格28,080円で入荷すると即売れ切れてしまう超人気商品だ。
一方で今回紹介する「ZOOM FLY FLYKNIT」は、「VAPORFLY 4% FLYKNIT」のひとつ下のグレードという位置付けだが、税込価格17,280円で入手しやすい。
グレードが下がるとはいえ「ZOOM FLY FLYKNIT」にはナイキの最新技術が惜しげもなく詰め込まれている。
ミッドソールに印字されている以下の文字は、このシューズの特徴を端的に表している。
FLYKNIT(フライニット)の略語であるFKは、糸を編み上げて作るナイキ独自のニット(knit)素材。伸縮性に優れ、足を上部からピタリと固定してくれる。
CARBON FIBER PLATE(カーボン ファイバー プレート)は、「VAPORFLY 4% FLYKNIT」に搭載されているいわゆるカーボンプレート。エリウド・キプチョゲ選手のマラソン世界記録更新や大迫傑選手のマラソン日本記録更新にも一役買っている。
REACT CUSHIONING(リアクト クッショニング)は、ナイキが独自に開発したミッドソール素材。2018年に「ふわ・かる・びよーん」のキャッチコピーでデビューした「EPIC REACT FLYKNIT」にも使われている。
それでは「ZOOM FLY FLYKNIT」を詳しく見ていこう。
「厚底シューズ」という言葉が似合う。ミッドソールの高さが半端ない…。
靴底はツートンカラー。ショッキングピンクの部分がアウトソール。中央のグレーの部分は、ミッドソールが一体化している。
変形した五角形の模様が特徴。五角形はアメリカの国防総省がある「ペンタゴン」にも使われている安定感のある構造だ。
アッパー部分にはフライニットを採用。
ほぼ継ぎ目がないのが特徴。
インナーには「RACING」の文字が入っている。
メンズの26.0cmの重さは実測値で232gだった。
ここからは実際に「ZOOM FLY FLYKNIT」を履いてみて気付いた点をまとめる。
ウォームアップから、2kmのインターバルを3本。4:00〜5:00/kmのペースでは非常に安定した走りができた。脚が自然と前にグイッと出るのが快感。
しかし本領を発揮するのは 3:20〜3:50/kmにペースアップしてから。ぼくの場合、このペースだと着地の衝撃が強くなり、バランスが崩れやすくなるのですが、反発性の高いリアクトフォームのおかげで安定感の高いまま走り続けられた。
デビューランで早速、ミッドソールにシワが入った。機能には影響はないと思うが、耐久性はちょっと心配。
実戦で投入した結果、ハーフマラソンの自己ベストが更新できた。アップダウンの激しいコースだったが、後半も足が持ってくれた。
今日の《円谷幸吉メモリアルマラソン》の相棒は、 #ナイキ の「ズーム フライ フライニット」。
冒頭から自己ベストペースを上回る4:00/kmで仕掛け、そのまま完走。自己ベストを1分39秒更新。 16km辺りがキツかったけど、ラスト5kmは気持ち悪いくらいスピードが出た👍 👉https://t.co/KV1ocLdLjp pic.twitter.com/oZUh6puTva — とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年10月21日
ハーフ1本走っただけで、靴底に若干のダメージが見られた。
#ナイキ 「ズーム フライ フライニット」をハーフマラソンで履いたらどうなるか?
走行距離は30kmだけど、靴底に若干のダメージが。外側のフォームが擦りきれ、フォアフットの五角形がわずかながらゆがんでいる。 ハーフ自己ベストを1分49秒も短縮できた代償かな。 pic.twitter.com/Qa0QB8D28W — とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年10月21日
本命レースにも投入し、またまたハーフ自己ベストが更新できた。
今日の《上尾シティマラソン》の相棒は、#ナイキ ズーム フライ フライニット。先月のに引き続き2戦目。
フライニットによるフィット感が素晴らしい。全くズレない、足とシューズが一体になる。 スピードも出る。クッション性は強いけど、反発力はさらに強い。 おかげさまでハーフPBを2分4秒更新⌚ pic.twitter.com/VYrpPq0n1f — とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年11月18日
そしてフルマラソンでも自己ベストが更新できた。
#勝田全国マラソン をネットタイム3時間5分0秒で完走🏃PBを約2分半更新🎉やったー!
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年1月27日
30kmまではPBペースの4'25をキープ。ラスト10kmでペースアップを試みるも、アップダウンと強風がキツかった…。ラスト2kmは気合いでフィニッシュ
本日走られたみなさん、お疲れ様でした! pic.twitter.com/th2Ar1MYWs
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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