【NIKE ペガサス41 レビュー】フォアフット走法向けの万能シューズ
2024年6月にNIKE(ナイキ)の「ペガサス 41」が発売されました。前作「ペガサス40」からどのように進化したのか?また買い替える価値はあるのか?サイズ感やランニングでの使用感を含めて詳しくレビューしたいと思います。
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この記事の目次
目次と内容
- 【結論】フォアフット走法向けの万能シューズ
- ペガサス41の特徴
- ペガサス41のサイズ感
- 柔らかすぎないクッション
- 中足部の上下プレスが心地良い
- フォアフット走法に適したシューズ
- アンクルパッドはやや頼りない
- 大迫傑選手も履いていた!
- ペガサス40との違いは?
- 耐久性はどう?
- どんなランナーにおすすめ?
- 2026年4月にペガサス42が発売
【結論】フォアフット走法向けの万能シューズ
まず結論として「ペガサス41」は、クッション性能とホールド感が非常に心地よく、ジョギングからスピード練習までこなせる万能な1足に仕上がっています。どちらかと言えばフォアフット走法向けですが、幅広い層のランナーに刺さる1足だと思います。
前作「ペガサス40」から順当に進化しており、新作の発売により「ペガサス40」が1万円以下で叩き売られていますが、私はあえて「ペガサス41」の購入をおすすめします。
ペガサス41の特徴
ペガサス(Pegasus)は、Nikeのランニングシューズの人気ロングセラーシリーズです。1983年に「あらゆるランナーのためのシューズ」として登場し、2024年6月にシリーズ41代目となる「ペガサス41」が発売されました。主な特徴は次のとおり。
- ミッドソール:エアズーム ユニット+リアクトXフォーム
- アウトソール:ワッフルラバーソール
- アッパー:エンジニアードメッシュ
- ドロップ:10mm
- 重量:297g(28cm)
- 定価:16,500円
ミッドソール
ミッドソールには前足部とカカトに「エアズーム ユニット」を搭載し、フルレングスの「リアクトXフォーム」で包み込んでいます。ペガサスシリーズに初めて採用される「リアクトXフォーム」は「リアクトフォーム」に比べてエネルギーリターンが13%向上しているそうです。
アウトソール
靴底にはワッフル模様のラバーアウトソールを配置。凹凸を持たせることでクッショニング性能を持たせ、トラクションと柔軟性を両立しています。
アッパー
アッパーには通気性と軽量性に優れた「エンジニアードメッシュ」を採用。シューレースと中足部内側のバンドを連結させることでホールド感を高めています。アンクルパッドとシュータンは厚みのあるスポンジライクな質感。
重さ
公式値ではメンズ28.0cmの重さは297g。実測値ではメンズ26.0cmの重さは269gでした。
ペガサス41のサイズ感
「ペガサス41」のサイズ展開は次のとおり。最近は需要があるのか発売開始からジュニアサイズもしっかり揃えています。
- メンズ:24.5〜30.0cm
- レディース:22.0cm〜29.0cm
- ジュニア:20.0〜25.0cm
自分の場合、ランニングシューズのサイズ選びは、通常タイプだと26.0cm、幅広のワイドタイプだと25.5cmがジャストフィットになります。今回は通常タイプの26.0cmを選びましたが、全体的に余裕のあるサイズ感でした。
特にアキレス腱の部分が外側に大きく反っており、またアンクルパッドがスポンジのように柔らかいため、足首周りがふんわりと包まれるような履き心地を実感します。一方で前足部〜中足部は窮屈ではないものの、改良されたシューレースシステムにより上からギュッとプレスされ、ガッチリと固定されます。
柔らかすぎないクッション
「ペガサス41」のクッションは硬くはありません。柔らかなすぎないほどに柔らかい、という表現がしっくり来ます。ただし適度に反発力も感じられます。フルレングスの「リアクトXフォーム」と内蔵された「エアズーム ユニット」が役割分担をしているのでしょう。なかなか素晴らしい連携プレーだと思いました。
中足部の上下プレスが心地良い
「ペガサス41」を一番感動したのが中足部のホールド感です。シューレースを締めると、前足部の上から均一的にプレスされ、また下からミッドソールがこれまた均一的に押し返してきます。上下からプレスされることで走行中もシューズと足が一体化し、なんとも表現しがたい快感を覚えます。
フォアフット走法に適したシューズ
「ペガサス41」はオフセットが10mmあり、自然と前傾姿勢になります。もちろんオフセットの数値だけで決まるものではありませんが、踏み込んだ時に前足部の「リアクトXフォーム」がギュッと圧縮され、足が前へ前へと出るようになります。
一方で、ヒールの方はアウトソールの接地面積が狭く、またクッションが硬めに感じられることから、ヒールストライクだと違和感を感じます。その意味で「ペガサス41」はフォアフット走法に適したシューズですね。
アンクルパッドはやや頼りない
唯一、不満を挙げるとしたら、アンクルパッドが柔らかすぎることでしょうか。厚みがあり、スポンジのような低密度のクッションを採用しており、足首をふんわり包み込みます。個人的にはもう少し圧力を感じられるものが好みなんですが。ただし先述のとおり、中足部が上下プレスでしっかり固定されるため、全体的なホールド感にはまったく問題ありません。
大迫傑選手も履いていた!
発売前に「軽井沢ハーフマラソン2024」に参加したのですが、ラスト4kmで大迫傑選手と並走する幸運に恵まれました。どうやらお知り合いの伴走を務められていたようで、4:00/kmペースでジョギングするかのように走られていました。
その時、大迫さんは明るいブルーのストライプの入った見たことのないシューズを履いていらっしゃいましたが、実はそれこそが「ペガサス41」だということを後で知りました。
軽井沢ハーフマラソン2024のラスト4kmは大迫傑選手(白のシューズ)の後を追いました。4:00/kmペースなのにスロージョグのよう…。そしてフォームが本当に美しい pic.twitter.com/dp2XOtaERh
— tomo. (@tomorunblog) May 19, 2024
ペガサス40との違いは?
参考までに前作の「ペガサス40」と比較してみましょう。基本的なスペックを以下の表にまとめました。
| ペガサス41 | ペガサス40 | |
|---|---|---|
| 発売 | 2024年6月 | 2023年4月 |
| ソール | エアズーム ユニット2個+リアクトXフォーム | エアズーム ユニット2個+リアクトフォーム |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
| 重さ | 297g | 288g |
| 定価 | 16,500円 | 15,400円 |
今回購入した「ペガサス41」(写真左)と昨年から履いている「ペガサス40」(写真右)を並べてみます。
ミッドソールは「リアクトフォーム」から「リアクトXフォーム」にアップデートされました。「ペガサス40」は曲線を描いたフォルムでしたが「ペガサス41」はより直線的なフォルムに仕上がっています。
アッパーは外観だけ見ると大きな変化なしですが「ペガサス41」はアキレス腱の部分が外側に大きく反っています。また「ペガサス41」はシューレースの内側をバンドと連結することでホールド感を高めています。
靴底は同じワッフル模様のラバーを採用していますが、配置パターンが若干異なります。「ペガサス41」は窪みの部分を後方に寄せているため、ヒールストライクはやや苦手な印象です。
自分はペガサスシリーズの大ファンで、34代目の「ペガサス34」から毎年新作を買い続けています。ジョギングからスピード練習まで使える万能シューズとして気に入っているのはもちろんですが、自分と年齢が同じであることから、愛着がさらに増します。これまでの経験上、ペガサスシリーズは「奇数がアタリで偶数がハズレ」と感じることが多く、「ペガサス41」もその法則に則った仕上がりでした。
耐久性はどう?
ここでは「ペガサス41」の走行距離とヘタリ具合を定期的にアップデートしていきます。
走行距離300km
かなり汚れが目立っており、ミッドソールにシワが入っていますが、クッション性と反発力はまだまだ健在です。アウトソールのラバーも凹凸があり、大きな損傷は見られません。
どんなランナーにおすすめ?
ペガサスはNIKE史上最も売れているランニングシューズの人気シリーズ。「ペガサス41」はマラソン上級者から初心者まで、幅広い層のランナーのニーズを満たしてくれる1足だと思います。前作「ペガサス40」から大幅にアップデートされているので、買い換える価値は大いに有りです。
2026年4月にペガサス42が発売
例年であれば「ペガサス42」は2025年に発売されるはずでしたが、1年間延期されて2026年4月に発売されました。実際に履いてみた感想として「ペガサス42」は私が履き続けてきたペガサスシリーズの中でも最高の完成度だと思いました。クッション性と反発性のバランスが絶妙なクッションと幅広いペースレンジで、ジョギングからスピード練習までこなせる万能な1足に仕上がっています。
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