自費レビュー|ナイキ ペガサス40:買うなら39

マラソンブロガーのtomoです。

2023年4月にナイキの「ペガサス40(Pegasus 40)」が発売されました。

ミッドソールにNike ReactテクノロジーとZoom Airユニットを搭載し、高い反発力と弾むような履き心地を実現しています。

アッパーは改良された足中央部のストラップによりフィット感が向上しました。

しかし前作「ペガサス39」に比べると微々たる変更で、マイナーアップデートですらありません。

実際に履いてみないと分からない部分も含めて「ペガサス40」を徹底的にレビューします。

今回紹介する「ナイキ ペガサス40」は以下の通販サイトから購入できます。

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目次と内容

ナイキのフラグシップモデル

ペガサス(Pegasus)は、ナイキのランニングシューズのフラグシップモデル。

定番のジョギングシューズとして、世界トップクラスのマラソン選手から市民ランナーまで、幅広い層に支持されています。

毎年4〜5月にナイキの新技術を詰め込んだ新作が発売され、ランニングシューズのベンチマークとして注目を集めます。

自分は「ペガサス34」以来ペガサスシリーズを欠かさずに購入しているので、参考までに歴代コレクションを紹介します。

「ペガサス34」

「ペガサス35」

「ペガサス36」

「ペガサス37」

「ペガサス38」

「ペガサス39」

余談ですが、自分はペガサスシリーズと同じ歳。お互い、今年は大きな節目となる40歳の誕生日を迎えます。

2023年4月発売

2023年4月にシリーズ40代目となる「ペガサス40」が発売されました。

前作の「ペガサス39」は2022年4月に発売されたので、ちょうど1年ぶりのアップデートとなります。

今回もナイキの公式オンラインストアで注文。それから2日後に自宅に届きました。

ペガサス40の特徴

「ペガサス40」の主な特徴は以下のとおりです。

  • 耐久性抜群の軽量フォーム「Nike React」を搭載
  • Zoom Airユニットは前足部とヒールに1つずつ配置
  • アッパーは単層メッシュ。足中央部のバンドで固定
  • 定価は15,400円
  • 重さは269g(メンズ25.5cmワイド)

公式サイトでは「ヒールストライク走法でもフォアフット走法でも、バランスの取れたランニングを可能にするシューズ」と謳っているように、幅広い層のランナーにフィットするのが最大の特徴と言えます。

一方でエッジの効いた特徴がないため、新規性やユニークさを求めるランナーには「退屈でつまらないシューズ」と感じると思います。

ペガサス39との違い

前作の「ペガサス39」からの変更点を簡単に紹介します。写真は左が「ペガサス40」、右が「ペガサス39」です。

シューズの形状はほとんど変わっていません。同じサイズ・カラーを並べると、パッと見で区別できないほど。

アウターソールの配置パターンもほぼ同じです。

最も分かりやすい違いはアッパーにあります。シューレース(紐)を固定する足中央部のストラップの構造が刷新され、シュータンもやや厚くなりました。

デザインとスペック

それでは「ペガサス40」を詳しく見ていきましょう。

ミッドソールは耐久性と軽量性を両立した「Nike React」テクノロジーを採用。見た目はボリューム感と重量感がありますが、実際に手に持つと驚くほど軽く感じます。

ミッドソールを構成するもうひとつの大事な要素が「Zoom Airユニット」。前足部とヒールに1つずつ配置することで、フォアフットでもヒールストライクでも高い反発力を生み出します。

アウターソールのゴムはワッフル模様にすることでグリップ性能を高めています。

アッパーは全面的にメッシュを採用。素材感はフライニットに近いですが、薄くても耐久性は高そう。

「ペガサス40」の最大の特徴とも言えるストラップ部分は、アッパー素材と一体化することで足を上部から押さえ付け、フィット感を高めています。

ヒールカップはくるぶしを外に出しつつ、アキレス腱をしっかり守ってくれます。

サイズとフット感

「ペガサス40」の履き心地はどうなのか?という点を詳しく見ていきましょう。

サイズ展開

  • メンズ:24.5〜30.0cm(0.5cm刻み)
  • メンズ(ワイド):24.5〜29.0cm(0.5cm刻み)
  • レディース:22.5〜28.0cm(0.5cm刻み)、29.0cm
  • レディース(ワイド):22.5〜25.5cm(0.5cm刻み)
  • ジュニア:22.5〜25.0cm(0.5cm刻み)

小中高で本格的に走っているお子さんは、ジュニアサイズも選べます。

ワイドタイプもあり

メンズ、レディースそれぞれに幅広の「ワイド」が選べます。さすがフラグシップモデルだと選択肢が増えます。

やや大きめサイズ感

ランニングシューズ選びでは26.0cmか25.5cmかで悩みますが、基本的にはワイドタイプがあれば小さい方を選びます。

今回もメンズ25.5cmのワイドを選択しました。足指周りは前も横もスペースに余裕があり、さらにワンサイズ小さくてもフィットしそうな感じです。

カッチリしたヒールカップ

「ペガサス39」もそうでしたが「ペガサス40」のヒールカップはカッチリしています。

アンクルパッドも厚みがありながらもやや硬めの印象。これは好みが分かれそうです。ちなみに自分は柔らかく隙間なく密着する方が好き。

弾むような履き心地

こちらも「ペガサス39」と同じくミッドソールに弾力性があり、着地の際はしなやかなに曲がります。また、蹴り出しの際にエナジーリターンが強く感じられます。

耐久性と寿命

「ペガサス40」の耐久性については後日、検証したいと思います。

参考までに以下は「ペガサス39」で走行距離が250kmを超えた状態。汚れが目立つものの、ミッドソールもアウターソールもまだまだ健在です。

ジョギングシューズにおすすめ

「ペガサス40」は欠点が少なく、幅広い層のランナーに寄り添ってくれる万能なランニングシューズです。

ジョギングにもスピード練習にもレースに使える1足が欲しい、と言う要望にも応えてくれると思います。

一方で、悪く言えば「八方美人」なシューズ。履いていて「お、このシューズ面白いな」と感心したり、感動したりする要素は少ないですね。

おまけ

「ペガサス39」を持っている人にとっては「ペガサス40」に買い替えるメリットは無いと言って良いでしょう。

違いが少なすぎてマイナーアップデートですらありません。

「ペガサス38」以前のモデルを持っている人、あるいはペガサスシリーズを持っていない人にとっては「ペガサス39」をおすすめします。

「ペガサス40」が発売されたことで「ペガサス39」が定価の2〜3割引で手に入るようになりました。

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自費レビュー|ナイキ エアズーム ペガサス39

ナイキの2022年新作ランニングシューズ「エアズーム ペガサス39」を紹介します。

前作に比べて走行安定性が格段に向上し、ジョギングシューズとしての完成度が高まりました。主な特徴は以下のとおりです。

  • 耐久性抜群の軽量フォーム「Nike React」を搭載
  • クッション材「Air Zoom」を前足部とヒールに配置
  • 前作から進化したポイントは安定感
  • 重さは250g(メンズ26.0cm実測値)
  • 定価は税込14,300円

「とも」は発売日当日に公式サイトで注文しました。早速履いてみたので紹介します。

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