On「ウェザーグローブ」レビュー:ミトンに変身する手袋
5本指手袋に防寒カバーを被せるとミトンに変身。もちろんタッチスクリーン対応。待望のOnのランニング手袋「ウェザーグローブ」を紹介します。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
ウェザーグローブの評価
結論から言うと、ウェザーグローブは「購入するのをためらう」アイテムです。
機能性と品質は素晴らしいです。そこはさすがOnクオリティ。
さらに「5本指モード」と「ミトンモード」の切り替えができるのは、ウェザーグローブならではの特徴です。
しかしランニング用手袋に5,500円は高価すぎます。自分みたいにOnの熱狂的ファンなら刺さると思いますが…。
ウェザーグローブの特徴
ウェザーグローブ(Weather Glove)は防寒カバーが付いたOnのランニング用手袋です。
主な特徴は次のとおり。
- タッチスクリーン対応
- 防寒カバーで覆うとミトンに変身
- インナーポケット付き
- 重さは62g(公式値)
- 定価は5,500円
表面
左右でデザインが異なります。右手は「on」のロゴを大きく配置、左手は「SWISS ENGINEERING」の文字をプリントしています。いずれも目立たず、さりげなく主張しているのが素敵です。
防寒カバー
表面は二層構造になっており、防寒カバーが着脱できます。カバーを着けると「ミトンモード」、カバーを外すと「5本指モード」に切り替えが可能。
防寒カバーは手袋と一体になっており、落とす心配はありません。さらにインナーポケットに収納できます。後ほど詳しく説明します。
裏面
左右で同じ仕様。よくある立体構造の5本指タイプの手袋です。親指と人差し指の先端に特殊な素材を配置しており、手袋を着用したままスマホの操作ができます。
装着時
ミトンモードで装着した状態。
防寒カバーを外した状態。付け根の部分が手袋本体に縫い付けてあるので落とす心配はありません。
防寒カバーは表面の手首のあたりにあるインナーポケットに収納できます。この状態だと普通の5本指手袋と変わりません。
ウェザーグローブのサイズ感
ユニセックスなので男女共通。サイズは以下の3段階。
- S:手のひら周り 16〜19cm、手の長さ 17〜18cm
- M:手のひら周り 19〜21cm、手の長さ 19〜20cm
- L:手のひら周り 21〜24cm、手の長さ 21〜22cm
今回はMサイズを選びました。キツすぎず、ユルすぎず、手の収まりはちょうど良い感じ。
ウェザーグローブの使用感
実際の使用感は次のとおり。
ユニークな2in1手袋
真冬だと手袋だけじゃ寒い!という時ありますよね。そんな時は防寒カバーを被せて二重にすれば心強いです。しかも防寒カバーは薄くてかさばらないのが良いですね。
スマホのキーボードも操作しやすい
タッチスクリーンの反応は良好です。指先が型崩れしないため、キーボード操作の時に指を立てると正確にタイピングできます。タイピングまでできる手袋って意外と少ないんですよね。
汗ふきタオルにもなる
親指の部分だけ全体的に柔らかい吸水性に優れた生地を使用しており、額の汗や鼻水をサッと拭き取るのに適しています。
手の出し入れは苦労する
唯一、使いづらいと感じたのは着脱の時。手首の部分がキュッとしまっているため、手の出し入れ苦労します。もう少し伸縮性があると良かったですね。
ウォッチウィンドウがないのは残念
また、ランニングウォッチのディスプレイを外に出せるウォッチウィンドウがないのも残念。手首の部分に穴をあけるとインナーポケットが配置できないため、構造上無理があるのは理解できますが。
おまけ
Onのアパレル商品は品薄なので、欲しい!と思ったらすぐに買っておきましょう。
自分は発売直後にウェザーグローブを購入しました。まだ寒くなかったですけどね。
ランニングアイテムを全てOnで揃えたいというファンにはマストバイですが、冷静に考えるとランニング手袋に5,500円は高すぎます。
個人的にはRxLのランニング手袋が機能性とコストのバランスが良いと思います。ウォッチウィンドウも使い勝手が素晴らしいです。
また、タッチスクリーンが苦手な方にはCW-Xのランニング手袋をおすすめします。先端に穴が空いており、指先を出してスマホ操作ができます。
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