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【2025年版】おすすめエナジージェル2選。マラソン補給食の完成系、コスパ重視系など
マラソンブロガーのtomo.が選んだ究極のエナジージェルを紹介します。すべて自費で購入してレースやトレーニングで本当に良いものを見極めているので、自信を持っておすすめできる逸品ばかり。詳しいレビューはページ下の関連記事を参照。
- オールインワンならアミノサウルス
- コスパ重視ならアミノバイタル アミノショット
- 気持ち悪くなるならモルテン
- 固形が良いならエナジーグミ
- その他のおすすめエナジージェル
- あえてエナジージェルを摂らない戦略
オールインワンならアミノサウルス

アミノサウルス(Aminosaurus)は、マラソンなどのエンデュランス系スポーツに最適化された補給食です。アルギニン・シトルリン・マグネシウムを配合し、カフェインの有無も選べます。価格設定も1袋約350円と多すぎず、長距離走やレースで使う定番ジェルとなりました。
2023年には上位互換の「アミノサウルスジェル エリート」が発売されましたが、価格が高くなっただけで効果はよく分からず、普通の「アミノサウルスジェル」で十分だと思います。
アミノサウルスジェル | アミノサウルスジェル エリート | |||
---|---|---|---|---|
マンゴー風味 | レモン風味 | ピーチレモン風味 | グレープ風味 | |
栄養成分 | エネルギー 123.3kcal、たんぱく質 5.8g、脂質 0g、炭水化物 25.0g、食塩相当量 0.1g、クエン酸 2,700mg、アルギニン 2,000mg、シトルリン 1,000mg、マグネシウム 50mg、カフェイン 75mg | エネルギー 111.6kcal、たんぱく質 5.9g、脂質 0g、炭水化物 22.1g、食塩相当量 0.1g、クエン酸 2,700mg、アルギニン 2,000mg、シトルリン 1,000mg、BCAA 500mg、マグネシウム 50mg | エネルギー 157.3kcal、たんぱく質 8.47g、脂質 0g、炭水化物 30.9g、食塩相当量 0.52g、マグネシウム 10mg、カルシウム 10mg、クエン酸 3,600mg、アルギニン 2,000mg、シトルリン 2,500mg、BCAA 600mg、ローヤルゼリー 150mg、カフェイン 120mg、プロポリス 500μg | エネルギー 156.2kcal、たんぱく質 7.81g、脂質 0g、炭水化物 31.2g、食塩相当量 0.52g、マグネシウム 10mg、カルシウム 10mg、クエン酸 3,700mg、アルギニン 2,000mg、シトルリン 2,000mg、BCAA 600mg、カルニチン 500mg、ローヤルゼリー 200mg、プロポリス 500μg |
原材料 | 果糖、マルトデキストリン、シトルリン、寒天、アンセリン含有フィッシュペプチド/酸味料、アルギニン、塩化マグネシウム、香料、カフェイン | 果糖、マルトデキストリン、シトルリン、寒天、アンセリン含有フィッシュペプチド/酸味料、アルギニン、塩化マグネシウム、ロイシン、イソロイシン、バリン、香料 | 果糖、マルトデキストリン、シトルリン、ピーチ果汁、ローヤルゼリー、ガラナエキス、プロポリス抽出物/酸味料、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、カフェイン、乳酸カルシウム、炭酸カルシウム、香料 | 果糖、マルトデキストリン、シトルリン、カルニチン、ローヤルゼリー、ブドウ果汁、プロポリス抽出物/酸味料、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、乳酸カルシウム、香料、炭酸カルシウム |
定価(4袋入り) | 1,400円 | 1,400円 | 2,400円 | 2,400円 |
コスパ重視ならアミノバイタル アミノショット

アミノバイタル(Amino Vital)は、食品メーカーの味の素が展開するアミノ酸補給食のブランド。スポーツに必要な(=VITAL)アミノ酸(=AMINO)をバランスよく配合したエナジージェルが「アミノショット」 です。
赤・青2種類あり、赤はエネルギー補給用、青はコンディショニング用です。自分は赤の方を愛用しています。個人的には酸味の効いたグレープフルーツ味が飲みやすくて好きですね。価格は1袋約170円と「アミノサウルスジェル」の半分なので、普段のトレーニングや記録を狙わないレースで使っています。
アミノショット パーフェクトエネルギー(赤) | アミノショット(青) | |
---|---|---|
目的 | エネルギー補給 | コンディショニング |
飲むタイミング | 運動中 | 運動中 |
重さ | 45g | 43g |
味 | グレープフルーツ | グレープフルーツ |
アミノ酸 | アラニン:2.25g、プロリン:0.25g | ロイシン:0.66g、イソロイシン:0.53g、バリン:0.44g、アルギニン:0.75g、他アミノ酸:1.22g |
栄養成分 | エネルギー:109kcal、たんぱく質:2.8g、脂質:0g、炭水化物:24.4g、食塩相当量:0.23g | エネルギー:23kcal、たんぱく質:3.9g、脂質:0g、炭水化物:2.6g、食塩相当量:0.03g、ビタミンA:110~321µg、ビタミンB1:1.2mg、ビタミンB2:0.9mg、ビタミンB6:1.3mg、ナイアシン:5.3mg、パントテン酸:0.4~3.3mg、ビタミンD:0.7~3.9µg、ビタミンE:1.4mg |
気持ち悪くなるならモルテン

ランニング中にエナジージェルを飲むと気持ち悪くなる…とランナーには、無味でサラッとした飲み心地が特徴のモルテンの「ゲル100」がおすすめです。世界トップマラソン選手が愛用するモルテンドリンク(Maurten Drink)のエナジージェル版。天然由来の成分を配合し、独自技術「ハイドロゲル」を採用。カフェインの有無も選べます。
唯一の欠点は価格。1袋約1,000円と「アミノサウルスジェル」の2〜3倍もします。アミノサウルスと同じ価格だったらモルテンを選んでいると思います。ちなみにアメリカのボストンマラソンではエイドステーションで「GEL100」を配っていました。
GEL100 | GEL100 CAF100 | |
---|---|---|
重さ | 40g | 40g |
成分表示 | エネルギー 100kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 25g、食塩相当量 0.2159g | エネルギー 100kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 25g、食塩相当量 0.2159g |
原材料 | 水、グルコース、フルクトース、炭酸カルシウム、グルコン酸、アルギン酸ナトリウム | 水、グルコース、フルクトース、炭酸カルシウム、カフェイン、グルコン酸、アルギン酸ナトリウム |
固形が良いならエナジーグミ

1gあたりのエネルギー量(カロリー)で見ると、液体よりもジェルの方が効率が良くなり、スポーツドリンクよりもエナジーゼリー、エナジーゼリーよりもエナジージェルの方が軽くなります。その効率性をさらに高めたのがエナジーグミ。アメリカでは普通に市販されており、スポーツショップやマラソン大会のEXPO会場でよく見かけます。
固形なのでかさばらず、1粒ずつ食べれば摂取量をコントロールできます。味のバリエーションが豊富でカフェインの有無も選べます。GU、Gatorade、Clifなどのブランドがあり、一部はネット通販経由で日本でも入手可能です。
ニューヨークシティマラソンのEXPO会場で買ったGatorade(ゲータレード)のエナジーグミ。38gで120kcal。4個入りなのでちょっずつ補給できる
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) April 26, 2020
今日の30kmで使ってみました。フルーツポンチ味で美味しい!公園の水飲み場で水分補給したので荷物をかなり軽量化できました pic.twitter.com/pCFC1b7Rhb
その他のおすすめエナジージェル
エナジージェルは種類が多すぎて、どれが良いのか迷いますよね。自分のおすすめは上で挙げたエナジージェルですが、他にも特徴のあるエナジージェルを紹介します。
マグオン エナジージェル

「マグオン エナジージェル」は、東京に本社を置くセロトーレ株式会社が企画・販売しています。名前に「Magnesium」の「Mag」が入っていることからも分かるとおり、1袋で50mgの水溶性マグネシウムが補給できるのが特徴。科学的根拠はありませんが、マグネシウムは「足攣り対策」に効くと言われており、長距離レースでお守りとして飲んでいました。
ウィンゾーン エナジージェル

「ウィンゾーン エナジージェル」は、製薬会社の日本新薬が製造・販売しています。脂質の活用をサポートする脂質の活用をサポートする効果のある「ヒドロキシクエン酸」を配合しているのが特徴。マグネシウムも配合し、バランスのようエナジージェルですが、手がベトベトして飲みにくいのが唯一の難点です(自分の飲み方の問題かもしれません)。
メダリスト エナジージェル

「メダリスト エナジージェル」は、東京に本社を置く株式会社アリストが製造・販売しており、マラソン界隈では有名な岩本能史さんがプロデュースしています。レース中でも飲みやすい半固形のジェルで味のバリエーションが豊富。カフェインの有無も選べます。
ハチミツをベースにしているため、天然由来の素材にこだわりたい人におすすめ。個人的には飲みやすさは気に入っていますが、ハチミツがさ好きではないので使っていません。実はハチミツベースのエナジージェルって結構多いんですよね。
参考までに自分がこれまで試したエナジージェルは次のとおり。
エナジージェル比較表
名称 | カロリー / 重量 | 成分の特徴 |
---|---|---|
アミノサウルス ジェル | 123kcal / 45g | アミノ酸、クエン酸、マグネシウムを配 合。カフェイン入りもあり。 |
アミノショット パーフェクトエネルギー | 109kcal / 45g | 持続性エネルギー源アミノ酸を配合。 |
ウィンゾーン エナジージェル | 115kcal / 40g | マグネシウム配合。貯蔵脂肪エネルギーを優先的に運動エネルギー源に換えるヒドロキシクエン酸を含む。 |
コーダ エナジージェル | 117kcal / 45g | マルトデキストリン配合。カフェイン入りもあり。 |
ハニーアクション エナジー | 80kcal / 35g | 天然ハチミツ、ロイヤルゼリー、マグネシウムを配合。 |
ハニースティンガー | 100kcal / 35g | 天然ハチミツ含め、原材料にオーガニック素材を使用。 |
ベスパスポーツ ベスパハイパー | 18kcal / 9g | ハチミツ、ローヤルゼリーを配合。貯蔵脂肪エネルギーを優先的に運動エネルギー源に換えるスズメバチ抽出液を含む |
マグオン エナジージェル | 120kcal / 41g | 水溶性マグネシウム50mgを配合。カフェイン入りもあり。 |
メダリスト エナジージェル | 105kcal / 45g | ハチミツを配合。カフェイン入りもあり。 |
モルテン GEL100 | 100kcal / 40g | 原材料に自然由来の素材を使用。炭水化物を急ピッチで体内に吸収できる「ハイドロゲル」を採用。カフェイン入りもあり。 |
エナジージェル選びで迷ったら「アミノサウルスジェル」か「アミノバイタル アミノショット」を買っておけば、ほぼ失敗しないと思います!
あえてエナジージェルを摂らない戦略

マラソン大会に参加すると、大量のエナジージェルを持って走っているランナーをよく見かけます。恐らく途中でガス欠してしまうのが不安なんだと思いますが、エナジージェルはそれ自体が荷物になりますし、飲む手間もかかります。レースでは摂取する数を出来るだけ少なくするのがおすすめ。
そのためには、レース前にエネルギー補給をしておくと良いです。自分はモルテンの「Drink Mix 360」を愛用しています。500mlの水に溶かして飲むスポーツドリンクなんですが、エネルギーが胃の中でゆっくり吸収されるため、ハーフマラソンまでならエナジージェル無しでも走り切れてしまいます。フルマラソンなら「Drink Mix 360」とエナジージェル2〜3袋で十分。身軽には知りたい方におすすめの戦略です。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
購入ガイド

この記事で紹介した「アミノサウルスジェル」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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