〔図們でランニング〕北朝鮮との国境・図們江沿いを走るコース
中国・吉林省図們でランニングしたい方のために、北朝鮮との国境を流れる図們江の公園沿いを走るコースを解説。私が2019年5月に走ってきた時の様子も紹介します。川の対岸が北朝鮮という、世界でも類を見ないユニークな旅ランコースです。
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この記事の目次
図們とは?
図們(ともん)は中国・吉林省の東部に位置し、北朝鮮南陽市と隣接する中朝国境地帯の街です。図們市と南陽市は図們江(ともんこう)と呼ばれる川で分断されており、中朝の国境の役割を果たしています。中国側には公園が整備されており、「北朝鮮ウォッチング」をウリにした観光スポットまあります。
今回は中国出身の妻の実家を訪れた際に、図們江沿いを走ってきました。
中国・吉林省図們(ともん)にある北朝鮮との国境区域。400円払うと、橋の真ん中にある国境線を見学できる。もちろん越えるのはNG
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 2, 2019
日本人としては、怖いもの見たさ的な感覚に近い
この辺りは「北朝鮮ウォッチング」が観光資源らしい pic.twitter.com/4GY7Sb1oF1
アクセス
最寄空港は延吉空港で、そこから図們まで車で約1時間です。2019年以降は関西国際空港からの直行便がなくなったため、北京や上海などの大都市を経由する必要があります。
ランニングコース
今回走ったコースは次のとおり。
- 図們江の国境沿いの公園をランニング
- 北朝鮮との国境橋を見学
参考までにSTRAVAのコース情報を載せておきます。
図們江の公園
こちらが図們江の国境沿いの公園です。川沿いには遊歩道が整備されており、ウォーキングを楽しむ人がいました。ランニングをしている人はいません。
距離表示(200m)が書かれた看板もありました。
所どころに塀のない場所があります。川の向こうは北朝鮮。よく見ると鉄条網が張り巡らされています。この辺りは脱北者が多く、中国当局に見つかると強制的に送り返されるそうです。
北朝鮮側に白い建物が見えました。ここから300mくらいしか離れていません。よく見ると監視台でした。猛スピードで走ると脱北者と間違われる可能性があるため、ペースを落として走ります。
園内には公衆トイレもあります。近年は中国地方都市でも水洗トイレが普及していますが、ここは昔ながらの穴式トイレでした。しかも扉がないので、大をするときは他人の目が気になりますね。
北朝鮮ウォッチング
図們の観光資源のひとつに「北朝鮮ウォッチング」があります。地元の中国人のみならず、米国人やロシア人が中国側から北朝鮮を見物しにここを訪れます。
図們江のクルージングツアーもありました。万が一、転覆して対岸に流れ着いてしまったらどうするんだろう……と考えると怖くて乗れません。
中国側の図們と北朝鮮側の南陽は橋でつながっており、入場料を払えば橋の真ん中にある国境線まで歩いて行けます。もちろん国境を越えるのはNGですが、あまりにも平和で長閑なので逆に拍子抜けしてしまいます。