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【富士山マラソン2021】高低差100mの激坂…フル3:04:34

【富士山マラソン2021】高低差100mの激坂…フル3:04:34

2021年11月28日に参加した「富士山マラソン」の大会レポートをお届けします。

種目はフルマラソン。富士山の絶景を見ながら山梨県の河口湖〜西湖の湖畔を走るコースです。途中、高低差100mの激坂(上り22km・下り35km)があり、難易度は高め。

「tomo」は2013年に初フルデビューで「富士山マラソン」を走り、思いっきり撃沈しました。今回は9年ぶりの挑戦となります。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

大会の魅力

富士山マラソンは、毎年11月に山梨県の河口湖〜西湖を舞台に開催されるマラソン大会です。

富士山の絶景ポイントを走るため、天気が良い日には富士山ビューを色んな角度から楽しめます。

スタート・ゴール地点のある大会会場は河口湖の「船津浜駐車場」に設置されます。最寄の富士急行線・河口湖駅から1kmほど、車だと中央自動車道・河口湖ICから5分でアクセスできます。

種目はフルマラソン・11kmがあり、今回はフルマラソンの部に参加しました。

フルマラソンのコースは、河口湖と西湖の湖畔ルートを駆け巡ります。所々にアップダウンがあり、最大の難所である高低差100mの坂を22km地点で上り、35km地点で下ります。

以下は会場にあったコースマップです。

最新の情報は公式サイトを確認しましょう。

遠征日程

埼玉県の自宅から参加するため、今回は1泊2日の日程でレース前日に現地入りしました。

レース前日

15時に宿泊先の「ホテルマイステイズ富士山」に到着。午前7時チェックイン・翌日午後10時チェックアウトの「最大39時間滞在」プランを利用しました。実際には、24時間しか滞在しなかったのですが。

この宿を選んだのは、富士急ハイランドまで徒歩5分だったから。今回は家族と一緒なので、自分がマラソンを走っている間に遊園地で遊べば退屈しません。以下は部屋からの景色。

さらに会場まで2kmと歩ける距離。早速、夕食の前に河口湖までジョギングして受付を済ませてきました。

レース当日

6時半起床。家族を起こさないように朝食のお汁粉と、モルテンドリンクの「Drink Mix 320」でカーボローディング。

トイレを済ませてから、8時にホテルを出発しました。

スタートライン

会場では新型コロナの感染対策が徹底していました。会場に入る際には検温を行い、場内ではマスク着用は必須。スタートラインを越えるまでマスクを外してはいけないルールです。

8時半に会場に到着すると、まず手荷物を預けます。スタートラインから500mほど離れた場所にあります。

スタートブロックは目標タイム別に4つのグループ(春・夏・秋・冬)に分かれていました。今回は先頭ブロック「春」からスタート。

コース攻略

ここからは「富士山マラソン」を走った様子を振り返ります。

前半戦

スタート直後は道幅が狭いため、先頭ブロックでも渋滞します。焦らずに流れに任せて4:48/kmで最初の1kmを走りました。2kmあたりで富士山を望みながら緩やかな上り坂を駆け上がっていきます。

5kmあたりから、ようやくサブ3ペースに到達。その後、河口湖の湖畔のコースをしばらく走ります。11kmあたりで再び富士山が見えました。

12kmで河口湖大橋を渡り、河口湖の北側へ移動します。

以下は給水所の様子。今回は新型コロナの感染対策のため、水とスポーツドリンクは、それぞれ500mlと300mlのペットボトルで提供。

16kmあたりでトンネルに入ります。河口湖の北側は富士山の絶景スポットでもあります。

20kmあたり。ここでは道路を外れて遊歩道へ。

後半戦:21〜30km

中間地点は1時間30分18秒で通過。これから激坂が待ち受けているので、後半からの巻き返し難しいと判断。サブ3は諦めて、30〜40kmをしっかり走れるような走りに戦略を変更しました。

22kmあたりは高低差約100mの激坂を一気に駆け上がります。幸い、一度も止まらずに5:40/kmのペースで上り切ることができました。

坂を上り切って文化洞トンネルを抜けると、河口湖のお隣の西湖が広がります。

24〜34kmは西湖をぐるりと1周。たまに富士山の上の方が姿を現しますが、西湖のレイクビューの方が楽しめます。

27kmあたりから再びペースアップ。といってもサブ3ペースは難しくて4:25/kmが精一杯。以下は28km地点にある西湖いやしの里

後半戦:30km〜

30km地点を通過。この辺りも緩やかなアップダウンがあり、体力がじわじわと消耗していきます。

とはいえ30kmを越しても脚はしっかり動くし、そこまで疲労感はない。31〜34kmは開放的な湖畔ルートを走ります。

35kmあたりは激坂の下り部分。重力に身を任せて休みながら走りました。

ラスト7kmは非常に苦しみました。脚はしっかりしているものの、呼吸がついていけない。とにかくエンストしない程度のペースで走り続けました。

ラスト1kmでは富士山が顔を出し、ランナーに声援を送ってくれました。

ゴールの後で

完走タイムは、ネットで3時間4分34秒、グロスで3時間4分55秒でした。

今回は1年9ヶ月ぶりに走るフルマラソンで、かつ激坂ありの難コース。正直目標タイムは見当がつきませんでした。

内心では「あわよくばサブ3」と思っていましたが、中間地点でギリギリ1時間半だったので、さすがに後半からの巻き返しは難しいと判断。

それでも30km以降は周囲のペースが落ちてきたらペースアップするという攻めの走りができたのは良かったです。

本日の戦利品

ゴールの後はマスクを着用し、手を消毒してから参加賞を受け取ります。

戦利品はこちら。左から、アミノバイタル(粉末)、完走メダル、アミノバイタル(ドリンク)、バナナ。下に敷いているのは完走タオル。新型コロナの感染対策のため、すべて自分で手に取る形式。

完走メダルは富士山の形をしており、5個集めると立体の富士山として飾ることができます。

おまけ

最後に、今回使用したランニングシューズやウェアなどを紹介します。

シューズは「FuelCell RC ELITE v2」

富士山マラソンで履いたのは、ニューバランスの最速マラソンシューズ「FuelCell RC ELITE v2」。前モデルの「FuelCell RC ELITE」からミッドソールの形状が進化しており、フォアフット〜ミッドフットの幅広い範囲での着地に適しています。

バックパック+ドリンクを羽織る

今回はサロモンの「SENSE PRO 5」を背負って走りました。理由は、給水所で水とスポーツドリンクがペットボトルで提供されるから。一回で飲みきれないですし、手持ちで走るのは難しいので、サロモンの「ソフトフラスク」に補給して走ります。

防寒対策に腹巻きを着用

腹冷えを防ぐためにグンゼのスポーツ腹巻「ウエストウォーマー」を着用しました。これがあるのとないのでは、体感温度がまったく違います。

冬のレースは薄着と腹巻の組み合わせが最強です。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。