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西伊豆歩道:堂ヶ島・燈明ヶ崎・今山コース

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西伊豆歩道:堂ヶ島・燈明ヶ崎・今山コース

風光明媚な海岸線を巡る「西伊豆歩道」を紹介します。今回は堂ヶ島を起点に堂ヶ島コース、燈明ヶ崎コース(浮島〜田子)、今山コース(大田子〜安良里)を走ってきました。

更新日: 公開日:

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目次と内容

西伊豆歩道

西伊豆歩道は、伊豆半島の西海岸に整備された遊歩道です。大瀬崎から堂ヶ島にかけて10個の独立したコースが点在します。

いずれも起伏が多く難易度の高いコースですが、西伊豆の美しい海岸線と(運が良ければ)富士山を見ながらハイキングが楽しめるのが魅力です。

伊豆遊歩道のコースは以下のとおり。

  1. 大瀬崎コース
  2. 井田コース
  3. 戸田・舟山コース
  4. 小土肥コース
  5. 通り崎コース
  6. 丸山コース
  7. 廻り崎コース
  8. 今山コース
  9. 燈明ヶ崎コース
  10. 堂ヶ島コース

今回は堂ヶ島を起点に、堂ヶ島コース、燈明ヶ崎コース(浮島〜田子)、今山コース(大田子〜安良里)を走ってきました。

堂ヶ島コース

まずは「堂ヶ島(どうがしま)コース」から紹介します。このコースは西伊豆有数の観光スポット、堂ヶ島マリンから徒歩1分の場所にあります。

コースマップ

堂ヶ島公園とその周辺を歩く手軽なコースです。

階段が多く、遊覧船のついでに訪れる観光客が多いため、ランニング向きではないですね。

天窓洞

コースのハイライトは「天窓洞」と呼ばれる洞窟です。洞窟の上に穴があり、下を覗き込むことができます。

遊覧船では洞窟内に入ることもできます。天井の穴から注ぐ日光が海水に当たるとエメラルド色に変わります。参考までに、以下は2019年に遊覧船に乗った時の動画です。

堂ヶ島トンボロ

コースの最高地点からは「堂ヶ島トンボロ」が一望できました。トンボロとは、海岸から離島まで、干潮時に浅瀬を歩いて行ける現象を指します。

燈明ヶ崎コース(浮島〜田子)

次に、浮島と田子を結ぶ「燈明ヶ崎(とうみょうがさき)コース」を紹介します。この辺りでは有名な「浮島海岸」という海水浴場の近くにコースの入口があります。

コースマップ

浮島海岸

西伊豆の大動脈である国道136号から急な坂を下ります。

こちらは浮島海岸にある旅館「五輪館」。映画『真夏の方程式』のロケ地であることを後で知りました。

間もなく海水浴場に到着。海の日の前日だったため大混雑していました。

海水浴場の奥に「燈明ヶ崎コース」の登山口があります。

燈明ヶ崎

道中には標識が立っているので迷う心配はありません。距離表示もあるので助かります。

休憩所もある。しかし、公衆トイレや水飲み場はないので注意しましょう。

風光明媚な西伊豆の断崖絶壁を見ながら進んでいきます。

以下は「燈明ヶ崎」の最高地点付近の様子です。

田子海岸

峠を越えると、田子に向かってひたすら坂道を下っていきます。

田子海岸に到着。こちらの海水浴場も混雑していました。

こちらは田子漁港。堤防釣りで有名なスポットで、2019年に訪れた時はシマアジがたくさん釣れました。しかし現在は、漁港関係者とのトラブルを防ぐため、堤防釣りが原則禁止されていました。残念……。

今山コース(大田子〜安良里)

最後に大田子と安良里を結ぶ「今山(いまやま)コース」を紹介します。田子海岸の北側にある大田子海岸の近くにコースの入口があります。

コースマップ

大田子海岸

東海バスの「大田子」停車場から歩いてすぐ、田子薬局が目印です。

ここから安良里まで約6kmの道のりを走ります。

今山の中腹までは舗装道を上っていくので走りやすいです。左手には大田子海岸が一望できました。

今山

舗装道はここまで。

ここからは傾斜のキツい山道を進んでいきます。

一応、歩道が整備されていますが、、

足場が岩だらけだったり、

道幅が狭かったり、

歩道が倒木で完全塞がっていたりするので油断はできません。

でも時折、こんな絶景スポットが現れるのでテンションが上がります。視界が良ければ富士山も見えるらしいですが、今日は姿がありません。

安良里

峠を越えると、安良里に向かって坂を下っていきます。

途中、網屋崎に寄り道するルートがあるので迷わないように注意しましょう。自分は道を間違えてしまいました。

ようやく安良里漁港が見えてきました。

こちらが安良里側の登山口。安良里漁港から1kmほど奥に入ったところにありました。

おまけ

今回紹介したコースは、西伊豆町の公式サイトでも確認できます。

いずれも起伏が多く難易度の高いコースですが、西伊豆の美しい海岸線と(運が良ければ)富士山を見ながらハイキングが楽しめるのが魅力です。

なお「燈明ヶ崎コース」と「今山コース」には水飲み場や自動販売機がないため、給水ボトルを持参することをおすすめします。

今回は7月の3連休に堂ヶ島に滞在しました。宿泊先は「堂ヶ島ニュー銀水」。西伊豆観光の拠点として便利なのは言うまでもなく、宿専用の屋内外プールや海水浴場(つば沢海岸)ではウォータースポーツが楽しめるので、夏休みの滞在におすすめです。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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