【Matech MagOnレビュー】旅ラン・トレランに最適なモバイルバッテリー
今回紹介するのはMatechという京都発のブランドのマグネット式ワイヤレス充電対応モバイルバッテリーです。スマホを2回フル充電できて、世界最薄級。スマホの背面にピタッと装着するだけで充電できるので、旅ランやトレランで重宝しそうです。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
- Matechとは?
- 主な特徴
- 製品登録で延長保証
- 10000mAh最軽量級
- マグネット式ワイヤレス充電に対応
- USB-Cケーブルで充電
- 2台同時充電も可能
- 旅ラン・トレランのお供に
- 総合評価:非常に満足
Matechとは?
Matech(マテック)は2016年に京都で設立されたクリエイティブブランド。主に高性能でハイセンスなモバイルバッテリー・充電器を展開しており、家電量販店やネット通販で購入することができます。
今回購入したのは「MagOn(マグオン)」というマグネット式ワイヤレス充電対応モバイルバッテリーです。容量5000mAhの「MagOn 5000」と、10000mAhの「MagOn 10000」があり、スペックの違いは次のとおり。
MagOn 5000 | MagOn 10000 | |
---|---|---|
定価 | 5,990円 | 7,990円 |
寸法 | 高さ105.5×幅66×奥行8.6mm | 高さ104X幅69X奥行12.7mm |
重さ | 117g | 168g |
容量 | 5000mAh | 10000mAh |
ワイヤレス充電 | 最大15W(iPhoneは7.5W) | 最大15W(iPhoneは7.5W) |
USB-C充電 | 最大20W | 最大22W |
ざっくりとした目安としては、5000mAhでスマホのフル充電1回分、10000mAhで2回分と覚えておくと便利です。今回は後者の「MagOn 10000」を購入しました。
主な特徴
モバイルバッテリーが欲しくてネット通販で検索すると、あまりにも種類が多くて迷いますよね。そんな中「MagOn 10000」には他の製品とは一線を画す特徴があります。
- 世界最薄モバイルバッテリー
- マグネット式ワイヤレス充電に対応
- パススルー充電に対応
最大の特徴はその薄さ。通常10000mAh容量のモバイルバッテリーだと20mmありますが「MagOn 10000」はわずか12.7mm。軽さは正義と言いますが、薄さも正義です。モバイルバッテリーは常に持ち運ぶものですからね。
「MagOn 10000」はマグネット式ワイヤレス充電に対応しており、スマホの背面に磁石でピタッと装着するだけで充電できます。また、モバイルバッテリー自体を充電しながらスマホに給電するパススルー充電にも対応しています。
「MagOn 10000」はモバイルバッテリー本体のほか、充電用ケーブルと案内カード(取扱説明書と延長保証の案内)が同梱されています。充電器は同梱されていないので、他に使いまわせるものを持っていなければ別途購入が必要です。
製品登録で延長保証
「MagOn 10000」の保証期間は1年ですが、同梱されている案内カードのQRコードから製品登録を行うと2年に延長されます。登録作業は3分もかからないので、購入後に忘れずにやっておきましょう。
10000mAh最軽量級
モバイルバッテリー本体の重さは公式値で168g、実測値で165gでした。ちょうどスマホ1台分ですね。参考までに、競合ブランドAnkerの「Anker 633」は同じ10000mAh容量、マグネット式ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーですが、重さが218gあります。
なお、容量が10000mAhあっても実際に放電できるのはその約6割の6000mAh程度になります。これはMatechに限らず、モバイルバッテリー全般の仕様です。スマホのバッテリー容量は3000Ah前後なので「MagOn 10000」はスマホのフル充電を2回行える計算になります。
マグネット式ワイヤレス充電に対応
「MagOn 10000」はマグネット式充電に対応しており、スマホの背面に近づけると磁石の力でピタッと密着します。そして、自動的にワイヤレス充電が開始します。ケーブルを持ち運んだり、差し込んだりする手間が省けます。
スマホのケースがマグネット式充電に対応していれば、ケースを装着したままでも使えます。上の写真はiPhone 15 ProにDeffの「Ultra Slim & Light Case DURO」を装着していますが、ケースの上からでもモバイルバッテリーが密着しますし、ワイヤレス充電もできます。
もちろん、スマホ以外のワイヤレス充電も可能。上の写真はSonyのワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM5」をワイヤレスで充電しています。
USB-Cケーブルで充電
「MagOn 10000」はUSB-Cポートがひとつあり、そこから有線で充電することも可能です。iPhone 15 Proの場合、ワイヤレスだと最大出力が7.5W、USB-Cだと20Wになるため、有線の方が約3倍早く充電することができます。
2台同時充電も可能
さらにワイヤレスとUSB-Cポートから同時に充電することも可能です。上の写真は、iPhone 15 Proをワイヤレスで、Shokz OpenFitをUSB-Cで充電している状態です。同じように、スマホを2台同時に充電することもできます。
旅ラン・トレランのお供に
先日、愛知県犬山市で山の中を走る機会があったのですが、途中でスマホの充電が切れてしまいました。ゴールまでの道のりが分かっていたから良かったものの、これがスマホの地図を見ながら走っていたら道に迷っていたことでしょう。考えるだけで恐ろしいです…。
今日は愛知県犬山市で旅ランしてきました。犬山城から城下町を散策→犬山モンキーセンターでワオキツネザルとご対面→鳩吹山を越えて岐阜県可児市へ。2日後に犬山ハーフマラソンを走るのに、調子に乗って走行距離18.7km・獲得標高743mで疲労困憊 pic.twitter.com/m6rDvKylCX
— tomo. (@tomorunblog) February 23, 2024
そんなわけで、今後山の中を走る時のために「MagOn 10000」を購入しました。スマホを2回フル充電できると思うと安心です。
また自分は年に数回、長距離の旅ランに出かけるのですが、その時もモバイルバッテリーが必要になります。荷物は出来るだけ軽くてかさばらないものが好ましいので「MagOn 10000」は重宝しそうです。
余談ですが、最近は家族で遠出する際に、スマホの急速充電が必要になることが多くなりました。先日は別の5000mAhのモバイルバッテリーを携帯していたのですが、家族4人分のスマホを充電するには足りませんでした。
今回は「MagOn 5000」と「MagOn 10000」で迷いましたが、家族旅行での使用も想定し、あえて容量の大きい方を選びました。大は小を兼ねる、と言いますからね。
総合評価:非常に満足
Matechの「MagOn 10000」を購入して非常に満足しています。スマホを2回フル充電できる世界最薄モバイルバッテリー。スマホの背面にピタッと装着するだけで充電できるので、旅ランやトレランで重宝しそうです。
この記事で紹介した「Matech MagOn 10000」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。