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「ペガサス 37」レビュー
ナイキの2020年新作ランニングシューズ「エアズーム ペガサス37」を紹介します。
主な特徴は以下のとおりです。
- ミッドソールに「リアクトフォーム」を採用
- エアズームのクッションをフォアフットに配置し、男女別に圧力をカスタマイズ
- 半透明なアッパーにより通気性と軽量感が向上
- 重さは285g(メンズ28cm)
- 定価は税込14,300円
「とも」は発売日当日に公式サイトで注文しました。早速履いてみたので紹介します。
目次と内容
37代目のペガサス
ペガサス(PEGASUS)シリーズは、ナイキのランニングシューズのフラグシップモデルです。
2020年4月に発売された「ペガサス37」の特徴は以下のとおり。
- 「リアクトフォーム」をミッドソールに採用
- 「エアズーム」のクッションをフォアフットに配置し、男女別に圧力をカスタマイズ
- 半透明なアッパーにより通気性と軽量感が向上
- 重さは285g(メンズ28cm)
- 定価は税込14,300円
最大の特徴は「エアズーム」クッションの改良。フォアフットに寄せて厚さを増したことで反発性が高まり、高速ペースも快適に走れます。
また、エアズームの圧力を男女別にカスタマイズし、レディスの圧力はメンズよりも約25%低く調整済みとのこと。
前作との違い
ついでに前作「ペガサス36」とも比較してみましょう。基本スペックを表にまとめました。
PEGASUS 37 | PEGASUS 36 | |
---|---|---|
発売 | 2020年4月 | 2019年4月 |
重さ | 285g(28cm) | 272g(28cm) |
ドロップ | 10mm | 10mm |
ミッドソール | Nike Reactフォーム+従来の2倍の厚さのAir Zoomユニット(前足部) | フルレングスのZoom Airユニット |
アッパー | トランスルーセントのメッシュ | エンジニアードメッシュ |
アウトソール | 改善されたグリップ力 | ワッフルピストンのラバー |
写真の左が「36」、右が「37」。側面を見比べてみると、ミッドソールの厚さの違いが一目瞭然です。「37」はかなり厚く、かかとの部分は「37」がより上に反ったデザインになっています。また「37」はミッドソールに斜めに溝が入っています。
靴底はフォアフットのラバーの配置が異なります。「37」はヒール下は空洞が設けられたアーチ構造。
「37」のアッパーはシューレースの構造が刷新され、アッパーとの一体感が増しています。
重さは実測値で260g(エクストラワイド 25.5cm)でした。
以下は「とも」のペガサスコレクションです。写真は上から「34」、「35」、「36」、「37」。
デザインとスペック
それでは「ペガサス37」を詳しく見ていきましょう。
まずは側面の外側から。エアズーム(Air Zoom)のロゴがカッコいいですね。ミッドソールには斜めに溝が彫られており、耐久性を高めています。
次は側面の内側。
ミッドソールには、小さな文字で「Engineered to the exact specifications of world-class runners」と書かれており、これは世界トップレベルのランナーのシューズと同じスペックであることを意味します。
シューズの靴底。
靴底のヒール下には窪みがあり、アーチ構造が反発力を高めています。「スウィッシュ」ロゴがさりげなく入っていることに気づきましたか?。
アッパーは伸縮性を抑え、耐久性を高めると同時に、薄くすることで軽量化を図っています。内部が透けて見えるほどの薄さです。
シューレース(紐)とアッパーの一体感がさらに増し、フィット感が向上しています。
ヒール周りは、かかとをガッチリ固定して、足のズレを防いでくれます。
インナー(中敷)はかなり厚みがありました。
サイズ感
「ペガサス37」のサイズ展開は以下のとおりです。
- メンズ:24.5cm〜30.0cm
- レディース:22.5cm〜26.5cm
ランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmでいつも迷うんですよね。ペガサスシリーズは幅広タイプもあるので「ペガサス37」ではエクストラワイド(4E)を選びました。ワンサイズ下でもつま先周りにゆとりがあります。
耐久性
デビューラン
前作もそうでしたが、やはりソールがシワになりやすいですね。でも斜めに彫られた溝のおかげで前作よりも耐久性が高まった印象。
ペガサス37を履いて13km走ってきました!ミッドソールは斜め溝が彫ってあり、前モデルに比べて耐久性が増していますね pic.twitter.com/UTRHTUb2td
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) April 29, 2020
走行距離120km
砂利道でガシガシ走った割には、ミッドソールがほぼ無傷なのは驚きです。
ナイキ エア ズーム ペガサス37で120km走りました!前モデルに比べてソールの耐久性が格段に向上。靴底も砂利道でガシガシ走った割には、ほぼ無傷
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 6, 2020
ペアガス37のレビュー👉https://t.co/bfzF30G05U pic.twitter.com/fsJtgL1p7r
履いてみた感想
実際に「ペガサス37」を履いた感想をまとめます。
ファーストインプレッション
9kmビルドアップ走で使用しました。ウォームアップ(5:00/km)では、ほどよい反発力を感じます。特にフォアフットのクッションが増強されたのが実感できます。
ビルドアップ(4:30/km→3:30/km)では、安定感を保ちつつペースの変化にもついていけます。
前作は4:20/kmを超えるとグラつきましたが「ペガサス37」は4:00/km前後でも余裕。クッション性が高いので、高速ペースで走っても脚が疲れません。
ナイキ「ペガサス37」が届きました!写真はペガサス4兄弟、上から34→35→36→37
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) April 29, 2020
ペガサス37のレビュー記事👉https://t.co/bfzF30XBuu
前モデルに比べてクッショニングが大幅にアップデート。実際に履いてみた感じは、反発性が高まり、高速ペースでも走りやすくなりました! pic.twitter.com/tYjNNuWfUQ
雨の日はやや不安
濡れたアスファルトの路面ではグリップが効いているものの、タイルの上では不安定。ソールは雨水を吸わないのはせめてもの救いです。昔のエアズームならスポンジのように水を吸っていたので。
雨ランのペガサス37。アスファルトだとグリップが効いて滑らないけど、タイルの上は危なっかしい。ソールは雨水を吸収せずに終始快適でした
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 6, 2020
ペガサス37のレビュー👉https://t.co/bfzF30G05U pic.twitter.com/pmhc60l6Kc
おまけ
ペガサスのようなシリーズものは、新作が発売されると旧作の価格が下落します。販売側からすると在庫を処分しないとですからね。
ぜひ、旧作の価格もチェックしてみましょう。定価の半額以下で買えることもありますよ。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
購入ガイド
この記事で紹介した「ナイキ ペガサス37」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
ナイキ ペガサス37
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