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「エアズーム ペガサス 38」レビュー
ナイキの2021年新作ランニングシューズ「エアズーム ペガサス38」を紹介します。
主な特徴は以下のとおりです。
- ミッドソールに「ナイキ リアクト フォーム」を使用
- 反発性に優れた「ズーム エア ユニット」を前足部に配置
- 柔らかくて通気性の高いサンドウィッチ構造のメッシュ素材をアッパーに採用
- 前作との主な違いは、幅広のつま先部分と柔らかくて厚めタン
- 定価は、税込14,300円
- 重さは、265g(メンズ26.0cm)
「とも」は発売日当日に公式サイトで注文しました。早速履いてみたので紹介します。
目次と内容
万能ランニングシューズ
ペガサス(PEGASUS)シリーズは、ナイキのランニングシューズのフラグシップモデルです。
2021年1月に発売された「ペガサス38」の特徴は以下のとおり。
- ミッドソールに「ナイキ リアクト フォーム」を使用
- 反発性に優れた「ズーム エア ユニット」を前足部に配置
- 柔らかくて通気性の高いサンドウィッチ構造のメッシュ素材をアッパーに採用
- 前作との主な違いは、幅広のつま先部分と柔らかくて厚めタン
- 定価は、税込14,300円
- 重さは、265g(メンズ26.0cm)
最大の特徴は、インターバル走からスロージョグまで幅広いランニングシーンに対応できること。
クッション性に優れた「ナイキ リアクト フォーム」と、反発性に優れた「ズーム エア ユニット」の組み合わせが、あらゆるスピードにおいて快適な履き心地を実現します。
ランニングシューズ選びに迷ったら「とりあえずペガサスを買っておけば間違いない」というのが僕の持論です。
前作との比較
前作の「ペガサス37」との違いも見ていきましょう。基本スペックを表にまとめてみました。
ペガサス 38 | ペガサス 37 | ペガサス 36 | |
---|---|---|---|
発売 | 2021年4月 | 2020年4月 | 2019年4月 |
重さ | – | 285g(28cm) | 272g(28cm) |
ドロップ | – | 10mm | 10mm |
ミッドソール | Nike Reactフォーム+Air Zoomユニット(前足部) | Nike Reactフォーム+Air Zoomユニット(前足部) | フルレングスのZoom Airユニット |
アッパー | サンドウィッチ構造のメッシュ素材 | トランスルーセントのメッシュ | エンジニアードメッシュ |
アウトソール | Nike Grind を採用(約9%) | 改善されたグリップ力 | ワッフルピストンのラバー |
まず、最も分かりやすい違いがタンの厚さです。36と37はフラットでしたが、38はクッションが入っています。37(写真左)と38(写真右)を比較すると、タンの厚さの違いが一目瞭然。
アッパーのメッシュにも変化が見られます。37(写真下)は透けるトランスルーセントな素材が特徴でしたが、38(写真上)はニット素材風に仕上げています。写真ではわかりづらいですが、38はつま先部分がより幅広になっています。
唯一、前作から進化を感じられたポイントはシューレース(紐)周り。シューレースの締め具合を細かく調整しやすくなりました。
以下は「とも」のペガサスコレクションです。上から、34→35→36→37→38。「ペガサス34」はカスタムモデルで、左右に「TOMO.RUN」のロゴが入っています。
デザインとスペック
それでは「ペガサス38」を詳しく見ていきましょう。
ミッドソールにはクッション性に優れた「ナイキ リアクト フォーム」を採用し、前足部には反発性に優れた「ズーム エア ユニット」を配置しています。ちっちゃいですが「air zoom」のロゴがありますね。
リアクト フォームはシワになりやすい性質ですが、斜めに窪みを入れることで耐久性を高めています。
内側には「ENGINEERED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF WORLD-CLASS RUNNERS NIKE RUNNING」の文字。一流マラソン選手が履いているシューズと同じスペックだよ、という意味です。
アッパーにはサンドウィッチ構造のメッシュ素材を採用。
シューレースは前作から改良され、締め具体を細かく調整しやすくなりました。
タンはクッション入りで分厚いです。
アンクルパッドもクッション多めで分厚いです。足首を優しく包み込み、シューズのホールド感を高めています。
アウターソールはグリップ力に優れたラバーを配置。「ペガサス 38」には環境に優しい再利用素材「Nike Grind」を採用しているとのこと。
サイズ感
「ペガサス38」のサイズ展開は以下のとおりです。
- メンズ:24.5cm〜30.0cm
- レディース:22.5cm〜26.5cm
「とも」はランニングシューズ選びで25.5cmか26.0cm迷います。前作の「ペガサス37」は、幅広のエクストラワイド(4E)の25.5cmを履いていました。
「ペガサス38」は26.0cmの通常タイプを選んでみました。もともとつま先にゆとりがある設計なので、ちょうど良いサイズ感でした。
耐久性
まずはとりあえずデビューラン直後の状態から。早速、リアクトフォームに小さなシワが入りました。
履いてみた感想
実際に「ペガサス38」を履いた感想をまとめます。
ホールド感が強い
分厚くなったタン、クッション多めのアンクルパッド、そして改良されたシューレースが組み合わさり、シューズのホールド感は強め。上下左右から程よい圧力を感じます。
シューレースは秀逸
「ペガサス 38」の優れている点はシューレース周り。通常だと上の部分だけキツく締めても自然と緩んできますが、こちらは例えば上と下をキツく、真ん中だけユルく締めるという細かな調整が可能です。
つま先は広め
前作との違いは、つま先部分がゆとりある設計になっていること。僕の足は幅広なので、つま先周りのスペースに余裕があるのは有難いです。
マイナー・ダウングレード?
36→37ではメジャー・アップデートと呼ぶにふさわしい進化でしたが、37→38では目立った進化は感じられず、タンやアッパーメッシュが旧仕様に戻ったため、むしろマイナー・ダウングレードでは?と感じました。
おまけ
ペガサスのようなシリーズものは、新作が発売されると旧作の価格が下落します。販売側からすると在庫を処分しないとですからね。
ぜひ、旧作の価格もチェックしてみましょう。定価の半額以下で買えることもありますよ。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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購入ガイド
この記事で紹介した「ナイキ ペガサス38」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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