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「ペガサスターボ」レビュー
ナイキの2018年新作ランニングシューズ「ペガサスターボ(PEGASUS TURBO)」を紹介します。
大人気ペガサスシリーズの派生系で、世界最速マラソンシューズの「ヴェイパーフライ4%」と同じソールクッションを搭載したハイスピードモデルです。
「とも」は発売日当日に公式サイトで注文しました。早速履いてみたので紹介します。
目次と内容
「ズームX」搭載
今回紹介する「ペガサスターボ」の特徴は、ミッドソールに「NIKE ZOOM X」クッションを搭載していること。人気すぎて入手不可能となった世界最速のマラソンシューズ「ヴェイパーフライ4%」も同じクッションを使っています。
つまりエリートマラソン選手と同じクッションが、手に入りやすい価格で手に入るということです。
ちなみにペガサス(PEGASUS)はナイキのランニングシューズのフラグシップシリーズ。毎年通し番号(2018年は35)が付いて新作が発売されるのですが、「ペガサスターボ」はその派生系という位置づけですね。
デザインとスペック
それでは「ペガサスターボ」を詳しく見ていきましょう。
こちらが全体像。
側面(外側)。「NIKE ZOOM X」のロゴがさりげなく入っていてカッコいいですね。アッパーは網戸のようなメッシュ素材で通気性抜群です。
側面(内側)。カカトのあたりに、小さな文字が見えます。
近づいてみると「Engineered to the exact specifications of world-class runners」と書いてありました。英語で「世界トップランナーと同じスペックで作られています」という意味です。
上から見た様子。タンの部分に「NIKE PEGASUS 35 TURBO」と書いてありました。
靴底。独特な形状ですね。外郭とフォアフット、カカト部分がアウターソール(グレーの部分)に覆われ、真ん中はミッドソール(白の部分)がむき出しの状態です。
アウターソールには五角形の立体グリップが散りばめられています。
フォアフットには縦にストライプ柄(黒の部分)が入っています。
カカト部分は非常にシャープでカッコいいですね。
近づいてみると「これ本当に新品?」と疑ってしまうほどシワだらけでした。使い始めたらすぐにシワになるので気にしませんが、ちょっぴり残念。もうひとつ残念なポイントは、外側のスウッシュ(ロゴ)。塗り方がとても雑でした。
メンズ25.5cmの重さは、実測値で210gでした。レースでも十分使える軽さです。
履いてみた感想
ここからは実際に「ペガサスターボ」を履いてみた感想をまとめます。
ファーストインプレッション
25.5cmで210gは、とにかく軽い!
クッションは硬め、反発力を強く感じます。例えるなら味のなくなったガム。「柔軟性残っているけど硬い」みたいな感じです。
通気性は抜群
アッパーに張り巡らされた網戸みたいなメッシュのおかげなのか通気性は抜群です。炎天下で走っていてもシューズの中が蒸れません。反面、冬は寒そう。
安定性は微妙
接地面積が狭いので、安定感に欠ける印象。ランニングフォームが安定したベテランランナーなら問題ないでしょうが、フォームが崩れがちなランナーだと不安を感じるかもしれません。
ソールの耐久性が心配
早くもミッドソールの後方部分にシワが入りました。ミッドソールの耐久性が心配でなりません。
#ナイキ の #ペガサスターボ の実戦レビュー。ペガサス35との比較も。
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年8月6日
🙆♂️とにかく軽い
🙆♂️反発力が強い
🙆♂️通気性が抜群
🙅♂️安定感にやや欠ける
🙅♂️ソールの耐久性が心配
ランニングフォームがしっかりした中~上級者向け。#ランニング #マラソン
https://t.co/iOEgDVtITF
当別スウェーデンマラソン(ハーフ)
実戦にも投入してみました。軽いのに着地は硬め、反発力もあるので、レースシューズとしても十分使えます。
昨日、ナイキの「ペガサスターボ」が届きました。
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年8月5日
試し履きせずに《当別スウェーデンマラソン》でいきなり実践デビュー。「ペガサス35」よりも軽く、着地は硬め、反発力もある。ハーフならレースシューズとして使えるかも。ミッドソールのシワは気になるな。#ナイキ #ペガサスターボ #ランニング pic.twitter.com/GA1yE4f1ls
季節の彩湖ハーフマラソン(ハーフ)
真夏のハーフマラソンで履きました。かぶり水をしたらミッドソールがスポンジのように水を吸い込んでしまいました。水には弱いので雨の日とかは要注意です。
#ナイキ 「ペガサスターボ」を履いて《季節の彩湖ハーフマラソン》を完走。
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年8月26日
気温35℃の猛暑日でしたが、脚はまったく疲れず、安定のスピード感をキープ。
レース中、かぶり水をしたら「ペガサスターボ」がスポンジみたいに水を吸収してしまった。しばらくグジュグジュ…。水濡れは要注意ですね。 pic.twitter.com/d1Y7YvrtA9
ロングインターバルとの相性が抜群
個人的には1000m〜2000mのロングインターバルでの出番が多いですね。スピードが出しやすく、足へのダメージが少ない。「ズームX」のクッションはスピード走に向いています。
今日のランは、1000m x 7本のインターバル走。3'50/kmで走り始め、ラスト3'20/km
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年4月4日
相棒は、ナイキの「ペガサスターボ」。クッショニングが秀逸なので、インターバルで走り込んでも脚へのダメージが少ない👍 pic.twitter.com/2UIqFVItPu
おまけ
ナイキは商品企画が上手だなと感心します。
エリート選手と同じソールクッションと、万人向けで知名度抜群の「ペガサス」を組み合わせれば、それはランナーなら誰でも欲しくなるに決まっている。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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購入ガイド
この記事で紹介した「ナイキ ペガサスターボ」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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