
2021年12月に発売されたズーム フライ 4(Zoom Fly 4)は、スピード練習に適したナイキのランニングシューズ。これを履けばインターバル走・ペース走が好きになるかも。
レース、インターバル走、ペース走などスピードが求められるシーンでガシガシ使える1足。また、前モデル「ズーム フライ 3」の在庫処分品をお得に手に入れるチャンスでもある。
「ナイキ ズームフライ4」の最新価格・在庫状況を今すぐチェックしてみよう!
「ズーム フライ 4」の主な特徴は以下のとおり。
最大の特徴は、レースやインターバル走、ペース走などスピードが求められるシーンでガシガシ使えること。
マラソンシューズの最速級モデルを履いたことがある人なら分かると思うが、耐久性とスピードを両立させるのは難しい。
速く走れるけどシューズの寿命が短い、あるいは長く使い続けられるけどスピードは期待できない。いずれかに該当するシューズがほとんど。
「ズーム フライ 4」は、耐久性に優れたNike Reactをクッション材に採用。さらにカーボンファイバープレートを内蔵することで推進力も高めている。
つまり、シューズの寿命を気にせずにスピード練習ができる。
「ズーム フライ 4」は、シリーズ4代目のモデル。前モデルの「ズーム フライ 3」との違いは以下のとおり。参考までに「ペガサス 38」とも比較する。
ズーム フライ 4 | ズーム フライ 3 | ペガサス 38 | |
---|---|---|---|
発売 | 2021年12月 | 2019年7月 | 2021年4月 |
重さ | 257g(メンズ26.0cm) | – | 265g(メンズ26.0cm) |
ミッドソール | Nike React+カーボンファイバープレート | Nike React+カーボンファイバープレート | Nike React+Air Zoomユニット(前足部) |
アッパー | 二層構造のFLYNKIT | インナースリーブとローカットの履き口 | サンドウィッチ構造のメッシュ素材 |
アウトソール | 前足部とヒールにラバーを配置 | 前足部とヒールにラバーを配置 | Nike Grindを採用(約9%) |
「ズーム フライ 4」は、アッパーにFLYKNIT(フライニット)テクノロジーを採用している。しかも二層構造で、外側はホールド感、内側はフィット感を高めている。
さらに、ヒール周りにアンクルポッドと呼ばれるクッションを配置することで、アキレス腱の保護とサポートを高めている。
Nike React+カーボンファイバープレートのミッドソールは「ズーム フライ 3」と同じ。ナイキのランニングシューズのフラグシップモデル「ペガサス 38」もNike Reactを採用しているが、カーボンファイバープレートは内蔵していない。
ペガサス・シリーズを履いているランナーが、さらにスピード重視のシューズが欲しいなら、「ズーム フライ 4」が最有力候補となる。
それでは「ズーム フライ 4」を詳しく見ていこう。
今回僕が購入したのは、メンズの26.0cm。
カラーは「サミットホワイト」のホワイト系。
横(外側)からみた様子。ソールに斜めの溝を入れることでシワになりにくくしている。しかも2方向。
横(内側)からみた様子。
アッパーにはFLYKNITを採用。
FLYKNITは二層構造。内側は伸縮性に優れた靴下のような素材で足をすっぽり包む。外側は足をガッチリとホールドする。
ヒール周りにはアンクルポッドを配置してアキレス腱の快適性を高めている。
ヒールの外側には「ENGINEERED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF WORLD-CLASS RUNNERS」と印字されている。要するに世界トップクラスのランナーが履いているシューズと同じスペックという意味。
アウターソールはフォアフットとヒール周りにラバー素材を配置している。
真ん中に小さな窪みがあり、アーチ構造になっている。
インナーはペラペラに薄い。
メンズ26.0cmの重さは、実測値で257gだった。
「ズーム フライ 4」のサイズ展開は以下のとおり。
ランニングシューズのサイズは25.5cmと26.0cmで迷うが、「ズーム フライ 4」はワイドタイプがないため26.0cmを選んだ。
つま先と横幅に余裕があるが、FLYKNITのおかげでぴたりとフィット・ホールドする。
「ズーム フライ 4」の消耗具合を定点観測していく。
まずはデビューランで10kmほど走った後の様子。早速、ミッドソールに薄らとシワが入っている。
累積走行距離100kmの状態。ミッドソールのカカトの部分にシワが入っているが、今のところクッション性能は問題ない。
ここからは実際に「ズーム フライ 4」を履いて気づいた点をまとめていく。
柔らかいクッション+カーボンプレートに慣れていると、「ズーム フライ 4」のクッションは硬く感じる。着地の際にグイッと踏み込むのではく、ポンと押し返される感覚の方が強い。
カーボンファイバープレートを内蔵しているため、弾力性が非常に強く、シューズ自体はほとんど曲がらない。
実際に5:00/km〜3:30/kmのペースレンジで走ってみたが、4:00/kmを切るペースでも驚くべき安定感を見せてくれた。
フォアフットの設置面積が広く取られているおかげだろう。左右のブレが軽減され、前進するための推進力に全エネルギーが集中する。
そして何よりも素晴らしいのが、改良されたアッパーによる絶妙なフィット感とホールド感。
FLYKNIT自体は新しいテクノロジーではないが、内側のニット素材が靴下のようなフィット感を生み出し、外側の素材が耐久性とホールド感を高めている。
スピード練習でガシガシ使っても足ズレする心配がない。
今よりも早いペースで走りたい、フル・ハーフマラソンの自己ベストを更新したい。そんな人に「ズーム フライ 4」はおすすめだ。
インターバル走やペース走は苦手なんだけど…お悩みのランナーほど、スピード練習用のシューズを1足持っておくと良い。なぜなら、それを履くことでスピード練習をやるモチベーションになるから。
「ズーム フライ 4」を履くと、インターバル走やペース走と仲良くなれるかも。
「ズーム フライ 4」が発売されたことにより、前モデル「ズーム フライ 3」の在庫処分品がお得に入手できる。通販サイトで価格をチェックしてみよう。
レース、インターバル走、ペース走などスピードが求められるシーンでガシガシ使える1足。また、前モデル「ズーム フライ 3」の在庫処分品をお得に手に入れるチャンスでもある。
「ナイキ ズームフライ4」の最新価格・在庫状況を今すぐチェックしてみよう!
ナイキ公式オンラインストアなら、30日間の返品・返送料が無料。気になるシューズがあれば自宅で試着してみよう。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディア。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信している。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
マラソンブロガーの活動を通して得られた実体験をもとに、徹底レビュー、徹底解説、レース攻略、旅ランニング、練習日誌の5つのテーマで執筆している。
情報発信はツイッター(tomorunblog@)、練習記録はストラバ(tomorun)を利用中。ストラバは基本的に相互フォローする。
当ブログの運営や紹介する商品の購入はアフィリエイトの広告収入で賄っており、特定企業・団体・人物から金銭的支援やPR案件は一切受けていない。
商用利用は不可。ブログやSNSなど個人で利用する場合は、当ブログの名称(ともらん)と引用リンク(https://tomo.run)が明記されていれば許諾なしで利用可能。