
マラソンブロガーのtomoです。
ナイキの2021年新作ランニングシューズ「ズーム フライ 4(ZOOM FLY 4)」を紹介します。
レースやスピード練習に最適な1足です。主な特徴は以下のとおり。
「とも」は発売日に注文しました。早速履いてみたので詳しく紹介しますね。
今回紹介する「ナイキ ズームフライ4」は以下の通販サイトから購入できます。
ナイキ公式オンラインストアなら、30日間の返品・返送料が無料。気になるシューズがあれば自宅で試着してみよう。
ズームフライ(Zoom Fly)はナイキのランニングシューズのハイエンドモデルです。
最速級モデルの「アルファフライ」や「ヴェイパーフライ ネクスト%」と、ジョギングに適した「ペガサス」の中間に位置づけられ、レースと練習のギャップを埋めるのに最適な1足となります。
2021年12月に発売された「ズームフライ 4」の主な特徴は以下のとおり。
最大の特徴は、レースやインターバル走、ペース走などスピードが求められるシーンでガシガシ使えること。
マラソンシューズの最速級モデルを履いたことがある人なら分かると思いますが、耐久性とスピードを両立させるのは難しいです。
速く走れるけどシューズの寿命が短い、あるいは長く使い続けられるけどスピードは期待できない。いずれかに該当するシューズがほとんど。
「ズームフライ 4」は、耐久性に優れたNike Reactをクッション材に採用。さらにカーボンファイバープレートを内蔵することで推進力も高めています。
つまり、シューズの寿命を気にせずにスピード練習ができるということです。
前作の「ズームフライ3」と違いも見ていきましょう。参考までに「ペガサス38」のスペックも載せておきます。
ズーム フライ 4 | ズーム フライ 3 | ペガサス 38 | |
---|---|---|---|
発売 | 2021年12月 | 2019年7月 | 2021年4月 |
重さ | 257g(メンズ26.0cm) | – | 265g(メンズ26.0cm) |
ミッドソール | Nike React+カーボンファイバープレート | Nike React+カーボンファイバープレート | Nike React+Air Zoomユニット(前足部) |
アッパー | 二層構造のFLYNKIT | インナースリーブとローカットの履き口 | サンドウィッチ構造のメッシュ素材 |
アウトソール | 前足部とヒールにラバーを配置 | 前足部とヒールにラバーを配置 | Nike Grindを採用(約9%) |
「ズームフライ4」は、アッパーにFLYKNIT(フライニット)テクノロジーを採用。しかも二層構造で、外側はホールド感、内側はフィット感を高めています。
さらに、ヒール周りにアンクルポッドと呼ばれるクッションを配置することで、アキレス腱の保護とサポートを高めています。
Nike React+カーボンファイバープレートのミッドソールは「ズームフライ3」と同じ。ちなみに「ペガサス 38」もNike Reactを採用していますが、カーボンファイバープレートは内蔵していません。
ペガサスシリーズを履いているランナーが、さらにスピード練習をステップアップさせたいなら「ズームフライ4」が最有力候補となるでしょう。
それでは「ズームフライ4」を詳しく見ていきますね。
今回「とも」が購入したのは、メンズの26.0cm。
カラーは「サミットホワイト」のホワイト系。
横(外側)からみた様子。ソールに斜めの溝を入れることでシワになりにくい。しかも2方向。
横(内側)からみた様子。
アッパーにはFLYKNITを採用しています。
FLYKNITは二層構造。内側は伸縮性に優れた靴下のような素材で足をすっぽり包みます。外側は足をガッチリとホールド。
ヒール周りにはアンクルポッドを配置してアキレス腱の快適性を高めています。
ヒールの外側には「ENGINEERED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF WORLD-CLASS RUNNERS」の印字。世界トップクラスのランナーが履いているシューズと同じスペックという意味です。
アウターソールはフォアフットとヒール周りにラバー素材を配置しています。
真ん中に小さな窪みがあり、アーチ構造になっています。
インナーはペラペラに薄いです。
メンズ26.0cmの重さは、実測値で257gでした。
「ズームフライ4」のサイズ展開は以下のとおり。
ランニングシューズのサイズ選びは25.5cmと26.0cmで迷いますが、「ズームフライ4」はワイドタイプがないため26.0cmを選びました。
つま先と横幅に余裕があり、FLYKNITのおかげでぴたりとフィット・ホールドします。
こちらは後日、アップデートしますね。
まずはデビューランで10kmほど走った後の様子。早速、ミッドソールに薄らとシワが入りました。
累積走行距離100kmの状態。ミッドソールのカカトの部分にシワが入っていますが、今のところクッション性能は問題ありません。
ミッドソールの外側の損傷が激しいですね。
ここからは実際に「ズームフライ4」を履いて気づいた点をまとめます。
柔らかいクッション+カーボンプレートに慣れていると、「ズームフライ4」のクッションは硬く感じます。着地の際にグイッと踏み込むのではく、ポンと押し返される感覚の方が強いです。
カーボンファイバープレートを内蔵しているため、弾力性が非常に強く、シューズ自体はほとんど曲がりません。
実際に5:00/km〜3:30/kmのペースレンジで走ってみました。4:00/kmを切るペースでも驚くべき安定感を見せてくれます。
フォアフットの設置面積が広く取られているおかげでしょう。左右のブレが軽減され、前進するための推進力に全エネルギーが集中する感じがします。
そして何よりも素晴らしいのが、改良されたアッパーによる絶妙なフィット感とホールド感。
FLYKNIT自体は新しいテクノロジーではありませんが、内側のニット素材が靴下のようなフィット感を生み出し、外側の素材が耐久性とホールド感を高めてくれます。
スピード練習でガシガシ使っても足ズレする心配がありません。
今よりも早いペースで走りたい、フル・ハーフマラソンの自己ベストを更新したい。そんな人に「ズームフライ4」がおすすめです。
インターバル走やペース走は苦手なんだけど…お悩みのランナーほど、スピード練習用のシューズを1足持っておくと良い。なぜなら、それを履くことでスピード練習をやるモチベーションになるから。
ズームフライのような人気シリーズは値崩れがしにくいですが、新モデルが発売されると大幅値引きが期待できます。販売側からすると、旧モデルの在庫を大量に抱えておくのは困りますからね。
もちろん新モデルも魅力的ですが、旧モデルをお得に手に入れるチャンスなので、気になる人は価格をチェックしてみてください。
今回紹介した「ナイキ ズームフライ4」は以下の通販サイトから購入できます。
ナイキ公式オンラインストアなら、30日間の返品・返送料が無料。気になるシューズがあれば自宅で試着してみよう。
2022年7月に発売されたナイキの「ズームフライ5」を紹介します。
前作「ズームフライ4」からメジャーアップデートされ、全く別物のシューズに生まれ変わりました。前作から進化したポイントは以下のとおり。
「とも」は発売日当日に注文しました。早速履いてみたので詳しくレビューしたいと思います。
こちらの「ナイキ ズームフライ5」は以下の通販サイトから購入できます。
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サイズ選びに不安があるなら、Amazonの無料試着サービス「Prime Try Before You Buy」を使って自宅で試着してみましょう。気になるサイズや色をまとめて注文、不要なものは無料で返送・返品できますよ。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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