
AfterShokz Aeropex(アフターショックス エアロペクス)は、耳を塞がない骨伝導ヘッドフォンならではの開放感とランニングにも使える耐久性を両立させたヘッドホン。続きを読む
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Shokzの骨伝導ヘッドフォンの最高峰モデル、OpenPro Run(オープンラン プロ)を紹介する。バッテリーは最大10時間持続し、ランニングイヤフォンとしての使い勝手は最高。
実際に使ってみた感想としては、下位モデルの「Open Run」でもスペック的には十分だと思う。5,000円の価格差を上回る機能差は感じられなかった。
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耳を塞がない骨伝導式ヘッドフォンのパイオニア的存在であるShokz(ショックス)は、2021年12月にブランド名を「AfterShokz」から「Shokz」に変更している。
そして2022年3月にフラグシップモデルの「OpenRun Pro」を発売。主な特徴は以下のとおり。
購入の決め手は、耳を塞がないオープンイヤー型であること。骨伝導で音楽を聴きながら周囲の音もしっかりと取り込めるので、屋外のランニングで使用しても安心だ。
しかも骨伝導の音質が素晴らしい。前モデルの「Aeropex」で初めて骨伝導ヘッドフォンを体験し、音の解像度と広がりに感激した。新モデルはさらにスペックアップしているため、購入せずにはいられなかった。
用途がスポーツに限られるのであれば、定価23,880円は高すぎると感じる。骨伝導ヘッドフォンは音漏れするし、ノイズキャンセリング機能も搭載されていないので通勤・通学で使うには抵抗がある。
僕の場合、ランニング以外では在宅勤務のテレビ会議で使用している。これなら音漏れも心配ないし、長時間使うならカナル型イヤフォンよりも快適だ。
ここでは「OpenRun Pro」の下位モデルの位置づけの「OpenRun」と、前モデルの「Aeropex」と比較する。
OpenRun Pro | Open Run | Aeropex | |
---|---|---|---|
発売 | 2022年3月 | 2022年3月 | 2019年7月 |
重さ | 29g | 26g | 26g |
バッテリー | 10時間 | 8時間 | 8時間 |
急速充電 | 対応 | 対応 | 非対応 |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 | 5.0 |
防塵防水性能 | IP55認定 | IP67認定 | IP67認定 |
低音再生 | Shokz TurboPitch™テクノロジー | – | – |
定価 | 23,880円 | 17,880円 | 19,998円 |
主な違いは、「OpenRun」は「Aeropex」に急速充電機能を搭載したモデル。価格は2,000円ほど安くなっている。「OpenRun」か「Aeropex」で迷ったら、「OpenRun」を選ぼう。
今回紹介する「OpenRun Pro」はこの2機種の上位モデル。充電持続時間が8時間から10時間に伸び、低音再生強化のために開発された「Shokz TurboPitch™テクノロジー」に対応している。
一方で防塵防水性能では「OpenRun Pro」は2機種に比べてややダウングレードしている。それでもIP55認定なので、ランニングに耐えられる必要最低限の防塵防水性能は備えている。
それでは「OpenRun Pro」を詳しく見ていこう。
ヘッドフォン本体の他、収納ケース、充電ケーブル、取扱説明書、製品保証書が同梱されている。
充電ケーブルはShokzの独自規格。給電口はUSB-A。アダプターは付属していない。
こちらがヘッドフォンの本体。左右の耳にかけて装着する。参考までに前モデルの「Aeropex」と並べて見ていこう。
左が「OpenRun Pro」で右が「Aeropex」。パッと見た感じでは区別がつかない。
しかし細部を見ると違いは一目瞭然。「OpenRun Pro」の先端部分はより薄く、丸みを帯びた形状に進化している。さらにマイクはデュアルノイズキャンセリングに対応。
ヘッドフォンの心臓部も小型化し、充電口の位置が変わっている。そしてロゴも「AfterShokz」から「Shokz」へアップデート。
ヘッドフォン本体も重さは公式値では29gだが、実測値では28gだった。
「OpenRun Pro」は専用アプリを使わなくてもBluetooth対応端末とペアリングができる。
ペアリングの手順は、電源をオフにした状態から、ボリュームの「+」ボタンを5秒秒以上押し続ける。LEDインジケーターが青・赤の交互に点滅すると、接続する端末の方で「OpenRun Pro」と表示される。
さらに専用アプリと接続すると、2台の端末に同時接続する「マルチポイントペアリング」機能をオンオフしたり、音質モードを設定したりすることが可能。
カナル型イヤフォンは端末を耳の中に差し込むため、長時間使い続けると耳が痛くなる。在宅勤務のテレビ会議では2〜3時間イヤフォンを付けっぱなしになることも多く、コロナ禍では悩みの種だった。
その点「OpenRun Pro」は耳の外側に端末を置くため耳が痛くならない。マイクの集音性能も改善し、会議中に聞き返されることがなくなった。
オープンイヤー型は耳を塞がないため、音楽を聴きながら周囲の音を拾えるのは有難い。自転車や自動車が近づいてくる音がしっかり聞こえるので、ランニング中に自転車や自動車と接触事故を起こすリスクが軽減される。
また、ランニングで使用した後にさっと水洗いできるもの嬉しいポイントだ。
ランニングではiPhoneに接続して音楽を聴き、在宅勤務ではノートパソコンに接続してテレビ会議を行う。つまり2台の端末を使い分けているのだが「OpenRun Pro」はマルチポイントペアリングに対応しているため、接続を切り替える必要がない。ただしこの機能は前モデルも下位モデルも対応している。
一方で「OpenRun Pro」のウリひとつである低音再生の強化は、前モデルからの進化が分かりづらかった。そもそもランニング中はそこまでディテールにこだわらない。
以上、Shokzのフラグシップモデル「OpenRun Pro」を紹介した。
スペック的には前モデルから改良されているものの、明らかに進化しているという実感はない。防塵防水性能がIP67からIP55にダウングレードしているのも引っかかる。
実際に使ってみた感想としては、下位モデルの「Open Run」でもスペック的には十分だと思う。5,000円の価格差を上回る機能差は感じられなかった。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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