【Shokz OpenRun Pro レビュー】Proの価値が見出せない
最終更新日:
3 ★★★☆☆

【Shokz OpenRun Pro レビュー】Proの価値が見出せない

ランニングとリモートワークのビデオ会議で使うために、Shokz(ショックス)骨伝導ヘッドフォン「OpenRun Pro(オープンラン プロ)」を購入しました。価格は23,880円。耳を塞がず周囲の音を聞きながら安全に走れるのが魅力ですが、価格ほどの進化は感じにくく下位モデルで十分とも言えるので、その辺りも含めて詳しくレビューしていきます。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、マラソングッズは全て自費で購入しています。

【Shokz OpenRun Pro レビュー】Proの価値が見出せない

Shokz OpenRun Pro

3 ★★★☆☆

マラソンがライフワークの40代ランナー。YouTubeX.comでも発信中。フルマラソン自己ベスト2時間47分13秒(2025)、Six Star Finisher(2026)。詳しいプロフィール

TOMO

この記事の目次

【結論】Proの価値が見出せない

「OpenRun Pro」は、音楽を聴きながら屋外でランニングを楽しみたいランナーや、長時間のビデオ会議を快適にこなしたいビジネスパーソンにおすすめです。最大10時間のバッテリーと急速充電、低音を強化した骨伝導サウンドが魅力。ただし、価格と性能のバランスを考えると、下位モデルの「OpenRun」でも十分とも言えます。

Shokz(ショックス)は、アメリカのテキサス州に本拠地を置く骨伝導イヤフォンのブランド。耳を塞がないタイプのイヤフォン・ヘッドフォンのカテゴリではメジャーな存在であり、アスリートやビジネスパーソンに支持されています。

最大10時間再生・IP55防水

「OpenRun Pro」のスペックは次のとおり。

  • 発売:2022年3月
  • 定価:23,880円
  • タイプ:耳を塞がないオープンイヤー型
  • 音響技術:骨伝導(低音強化のShokz TurboPitch)
  • 連続再生:最大10時間(急速充電は5分で約90分再生)
  • 接続:マルチポイント対応、Bluetooth 5.1
  • 防水:IP55
  • 重量:29g(実測28g)
  • 充電端子:ショックス独自規格(給電口はUSB-A)
「OpenRun Pro」の同梱物

ヘッドフォン本体のほか、収納ケース、充電ケーブル、取扱説明書、製品保証書が同梱されています。

「OpenRun Pro」のヘッドフォン本体

こちらがヘッドフォン本体。左右の耳にかけて装着します。ヘッドフォン本体の重さは公式値で29gですが、実測値では28gでした。

ショックス独自規格の「OpenRun Pro」の充電ケーブル

充電ケーブルはショックスの独自規格で、給電口はUSB-A。電源アダプターは付属しません。ランニングウォッチと同じで、わざわざ専用ケーブルを使わないといけないのはストレスですね。

OpenRun Proの使い方

ペアリング中の「OpenRun Pro」

「OpenRun Pro」は、専用アプリを使わなくてもBluetooth対応端末とペアリングできます。手順は、電源をオフにした状態からボリュームの「+」ボタンを5秒以上押し続けるだけ。LEDインジケーターが青と赤で交互に点滅すると、接続する端末側に「OpenRun Pro」と表示されます。

そのままでも使えますが、専用アプリと接続すると、2台の端末に同時接続する「マルチポイントペアリング」のオン・オフや、音質モードの設定ができます。

耳を塞がず安全に走れる

「OpenRun Pro」の最大の魅力は、耳を塞がないオープンイヤー型で、周囲の音を聞きながら安全に走れることです。ショックスが得意とする骨伝導技術で音楽を聴きながら、車や自転車の接近音もしっかり拾えるので、屋外のランニングでも安心です。

しかも骨伝導とは思えないほど音質が良いのも驚き。前モデルの「Aeropex」で初めて骨伝導を体験したとき、その解像度と音の広がりに感激しました。「OpenRun Pro」は低音再生がさらに強化されており、発売と同時に購入したほどです。自転車や自動車との接触リスクを抑えながら音楽を楽しめるのは、ランナーにとって大きな安心材料です。

防水仕様で汗や雨に濡れても安心

「OpenRun Pro」を水洗いする様子

また、「OpenRun Pro」は、汗や雨で濡れても安心です。防塵防水規格はIP55で、粉塵の侵入を防ぎつつ、あらゆる角度からの水の侵入を防ぎます。完全な防水仕様ではありませんが、ランニングで使ったあとにさっと水洗いして汗や汚れを落とすくらいなら余裕です。

ビデオ会議でも大活躍

「OpenRun Pro」はマルチポイント接続にも対応しています。ランニングではiPhoneに接続して音楽を聴き、在宅勤務ではノートパソコンに接続してテレビ会議に参加と、2台の端末を使い分けていますが、マルチポイント接続のおかげで接続を切り替える手間がありません。ただし、この機能は前モデルや下位モデルも対応しているので、「OpenRun Pro」だけの強みというわけではありません。

先日も、在宅勤務のテレビ会議で「OpenRun Pro」を使う機会が続きました。カナル型イヤフォンは耳の中に差し込むため、2〜3時間つけっぱなしになるテレビ会議では耳が痛くなり、コロナ禍では悩みの種でした。その点「OpenRun Pro」は耳の外側に乗せるので、長時間でも耳が痛くなりません。マイクの集音性能も改善され、会議中に聞き返されることがなくなりました。

でも価格ほどの進化は感じにくい

一方で「OpenRun Pro」は、価格ほどの進化を感じにくいという欠点もあります。ウリのひとつである低音再生の強化は、正直なところ前モデルの「Aeropex」からの違いが分かりづらいのが本音。そもそもランニング中はそこまで音のディテールにこだわらないので、音質は決め手にはなりませんでした。価格と性能のバランスを考えると、下位モデルの「OpenRun」でも十分というのが正直な感想です。

「OpenRun」「Aeropex」との違い

「OpenRun Pro」の下位モデルにあたる「OpenRun」と、前モデルの「Aeropex」と比較してみます。基本スペックは次のとおり。

OpenRun ProOpenRunAeropex
発売2022年3月2022年3月2019年7月
重さ29g26g26g
バッテリー10時間8時間8時間
急速充電対応対応非対応
Bluetooth5.15.15.0
防塵防水性能IP55IP67IP67
低音再生Shokz TurboPitch
定価23,880円17,880円19,998円

「OpenRun」は「Aeropex」に急速充電を搭載したモデルで、価格は2,000円ほど安くなります。「OpenRun」か「Aeropex」で迷ったら、「OpenRun」を選ぶのが賢明です。今回紹介する「OpenRun Pro」はこの2機種の上位モデルで、バッテリーが8時間から10時間に伸び、低音を強化する「Shokz TurboPitch」に対応しています。一方で防塵防水性能はIP67からIP55へとややダウングレードしていますが、ランニングに必要な最低限の性能は備えています。

「OpenRun Pro」(左)と「Aeropex」(右)の比較

写真は左が「OpenRun Pro」、右が「Aeropex」。パッと見では区別がつきませんが、細部を見ると「OpenRun Pro」は先端がより薄く丸みを帯び、マイクもデュアルノイズキャンセリングに対応しているのが分かります。

薄く丸みを帯びた「OpenRun Pro」の先端部分

前モデルと比べると、「OpenRun Pro」の先端部分はより薄く、丸みを帯びた形状に進化しています。マイクもデュアルノイズキャンセリングに対応しました。

小型化された「OpenRun Pro」の心臓部とShokzのロゴ

心臓部も小型化し、充電口の位置が変わりました。ロゴも「AfterShokz」から「Shokz」へアップデートされています。

【追記】OpenRun Pro 2を購入した

後継モデルの「OpenRun Pro 2」

後日、後継モデルの「OpenRun Pro 2」が発売されたので、そちらに乗り換えました。「OpenRun Pro 2」は骨伝導に空気伝導が加わって音がよりクリアになり、長年の不満だった充電ポートがついにType-Cに対応。バッテリーも最大10時間から12時間に伸びています。本記事で挙げた不満点の多くが解消されているので、これから購入するなら「OpenRun Pro 2」がおすすめです。

関連記事

購入ガイド

購入する前に使ってみたい方は、家電・ガジェットのサブスク「レンティオ」をチェック!

本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。

【Shokz OpenRun Pro レビュー】Proの価値が見出せない

Shokz OpenRun Pro

3 ★★★☆☆
【Shokz OpenRun Pro 2 レビュー】ランニング用ヘッドフォンの完成系

Shokz OpenRun Pro 2

5 ★★★★★

Shokzの最新記事

ランニング イヤフォン レビューの最新記事

ランニング中に音楽を聴くためのイヤフォン・ヘッドフォンを自費で購入して、忖度なしでレビューしています。